世の中は繋がっている。
みんなもそうは思わないかい。
全然違うところで学んだことが、役に立つことがある。
全く関係のない人から、同じ言葉が出てくる。
世の中は不思議とつながっているものだ。
洋服屋さんに来ていたもう一人のお客さんが、友達の地元の知り合いだったりする。
地元って言っても違う県だよ。摩訶不思議。
世の中は狭い、とよく言うが、こんなことある?と思うくらいには狭い。
人は、意識するようになると、その物事がよく目についたりするという。
確かに、自分の家の車が変わったりすると、同じ車種が以前よりもよく目についたりする。
様々な物事が繋がって見えるのは、以前と違う意識で世界を見ているからなのかな。
こういうところに、勉強の楽しさがあるのかもしれない。
多くのことを知ると、それだけ世界が繋がっていく。
目に見えていない世界が見えるようになる。
快感じゃあないか。
けれど、より深く知っていくと、道に迷うこともある。
世界が前にも増して分からなくなることがある。
だけど、それを乗り越えた時に見る世界は、以前よりもっともっと鮮やかに映るだろう。
病みつきだろうな。
もっともっと知りたくなる。
僕は、生きてる間にどれだけの世界の色を見ることができるかな。