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坊主兼主婦の雑日記です。

苦い粉薬の飲ませ方♪

2005-10-22 17:32:44 | 雑賀の育児日記
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 娘の治療の為に、今まで見た事もないような薬が処方された。しかも、粉薬。
 世間では、私はよっぽどろくでもない母親に見えるらしい。
「ちゃんと飲ませられるっっ!!??もし駄目なら、別の薬も出すからね!!」と、粉薬の飲ませ方について詳しく書かれた紙を渡された。しかも、受付嬢&医師からの、詳しい説明付き+不安な表情のおまけ付きで。
「え?ヨーグルトとか駄目なの?」
「ヨーグルトはねぇ、薬がますます苦くなるんですよ。水に溶かしても、苦くなるだけだし・・・アイスとかならいいかも」
 ええええぇぇぇぇっっ!!??そんなに苦い薬なのっっ??今まで水薬しか飲ませた事がないのに、どうやって飲ませたらいいのっ??
 そこで、ゼリー状飲料というのを買ってみた。これなら、すっと飲み込めるし、いいかも・・・と思っていたが、世間はそう甘くなかった。
 そう、薬は想像以上に苦かったようである。
 娘は、初めて味わうゼリー状飲料を、口の中でまったり味わいたかったのだろう。
 そして、餌付いた・・・思いっきり。そして、吐いた。飲んだ物、全部・・・。
 これでは、いけない。もっと、口の中に留めないで飲み込んでくれるような・・・それでいて、薬をまったりと、喉元を過ぎるまで包み込んでくれるような、そういうものでないと・・・・。
 で、目に付いたのが、夕べ作ったコーンポタージュスープ。
 これだっっ!!まったりとしていて、娘も、これは飲み込む物だと把握している食べ物!もう、これしかない。
 で、早速与えてみた。まずスプーンに少量のスープをすくい、一つまみの薬を掛け、再びスープを掛ける。
 なんと、娘はこちらの思惑通り、ごっくんと飲み込んでくれた!しかも、苦味を全然感じなかったらしい。ニターッと笑って、おかわりを要求してきた。結果は、大成功に終わった。
 ただ、娘に薬を入れている現場を、見られてはいけない。苦味が、少しでも感じてはいけない。キッチンの隅でコソコソと、少しずつ・・・少しずつ・・・スープをすくっては、薬を入れる。気分は、サスペンス劇場に出てくる、毒殺を目論む犯人のよう。
 だが、とりあえず、薬を飲ませる事は、成功した。今日は趣向を変えて、ポテトスープを作ってみた。これも、ちゃんと飲んでくれた。お陰で、娘の鼻水も、咳も、少しずつ治まってきている。
 とにかく、母親って大変だと、つくづく思う。私を育ててくれた母を、本当尊敬してしまう。
 ポテトスープのレシピは、↓こちら。どうぞ、参考にしてみて下さい。


ポテトスープ
 ジャガイモ2個を軽く茹で、バター大さじ1でみじん切りにした玉ネギ4分の1個を炒める。
 しんなりしたら、ジャガイモを加え、牛乳1カップ強、コンソメ小さじ1弱、月桂樹の葉1枚を入れ、煮込む。ジャガイモに火が通ったら、ザルなどでこす。これでペーストが出来る。あとは、お好みで牛乳を加えたりして下さい。即席で作ったので、分量はアバウトです。お試しを♪ちなみに、子供の離乳食です。大人用でしたら、コンソメをもっと足したり、玉ネギ多めでもいいと思いますよ。