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2度目のエアチャイナ

2019-07-13 04:23:59 | 旅行

 エアチャイナ(中国国際航空)とチャイナエアライン(中華航空)は紛らわしいのです。 

エアチャイナは中国本土ベースで、チャイナエアラインは台湾ベースですね。 

エアチャイナはスターアライアンスに加盟しているので、アシアナクラブで利用することも考えてはいました。


エアチャイナに以前、搭乗した際には。

上海空港でのチェックインにおける長蛇の列や、タラップではなくバスでの移動で飛行機に搭乗とか。スターアライアンスゴールドステータスなのに最後尾とか。ゲートでも交渉しても、いろいろたらい回しで最後に“It's OK!”って OKじゃないから聞いているのに...

そして携帯の電源を切らなくてはいけないチャイナルール、乗客の持ち込み弁当からのあの独特な八角のニオイや、私語等に泣かされ。

更には、サンノゼの空港でのイミグレーション通過に2時間以上かかるという(メッキーのボラリスと重なる不遇もあって)人生最悪の国際線搭乗となった次第で、二度と乗るか!! と思っておりました。

 


前置きが長くなりましたが、今回 夏のちょっとした旅に、タイバンコク経由、ホーチミン行きを探しておりました。


Zekeはベイエリアを離れ、さらにアジアから遠ざかったテキサス州にいるために、どうしてもエアラインのチケット購入にはひと癖費やさなければなりません。

王道は、西海岸のロスアンゼルス空港(LAX)経由で移動すること。

ただし、ロスアンゼルス(LAX)-バンコク(BKK)で良い航路が見つかっても、ちょうどアメリカ独立記念日の連休がらみ、国内線移動のチケット代が高くなり、なかなか良い条件が見つかりませんでした。

そこで、目を付けたのがテキサス州でのダラス・フォートワース空港(DFW)に次ぐテキサス第二のハブ空港、ヒューストン空港(IAH) からのチケット。

正式名称は ジョージ・ブッシュ・インターコンチネンタル空港

というようです。さすが、ブッシュのおひざ元ですね。

 

ここでは、ANAの成田行きも発着しており、スターアライアンスのユナイテッド航空のハブでもあります。

ここから、同じスターアライアンスのエアチャイナが、北京までの直行便を飛ばしております。 

ジョージ・ブッシュ・インターコンチネンタル空港(IAH)-北京首都国際空港(PEK)

 

所要時間はなんと15時間!!

 

深夜出発して、早朝に到着します。

バンコク行きの飛行機が午後2時発でしたので、空港では8時間待ち。 という処遇。   またエアチャイナか~ぁ と泣きが入ります。

これですと、ただの忍耐力UPの修行となります。 一応 わき道マイラーですのでマイレージも格安チケットでも一応、25%貯まります。

ただ、この旅をすることで、普段味わうことのできない"蛇の道” そうですわき道マイラーとしては、少々魅力的な旅となります。 

往復のチケットはこの時期でもなんと750㌦というチョー格安。  ロス経由よりも500㌦は安い訳ですから。

 

さて、ヒューストンまでですが。陸路を使います。 車での移動です。 これはなんと2.5時間かかります。まぁこれからの長い飛行機を考えれば、大したことではありません。  まぁ 気長にロングドライブも良いものです。

  

もうこの時点で感覚がおかしいのですが。

 

チェックインもこの一便なので、混みません。 深夜便は空港でのチェックインがばらけるので更に良いです。

そして、スターアライアンスゴールドの特典で、当然Priority Check In利用、チェックインの荷物にはPriority TAGを付けてもらいます。

そしてラウンジの利用です。

アメリカではユナイテッド航空のUnited Clubを利用です。 深夜便ですとあまり混んでいませんが、ビールは地ビール等は別途、なのでクアーズで我慢! でも、長距離ドライブの後の一杯は最高なのです。


その他、ラウンジは

北京首都国際空港での利用と、 Priority Passを利用して、タイにおいて、スワンナプーム国際空港での利用をしましたが。こちらは別途。


機体は 777-300ERですね。Zekeとしては、このB777が最強だと思っています。 最近はB787やA350等が最新とあっていろいろニュースになりますが、あれは航続距離と燃費が良い訳で、特に航空会社が美味しい訳で乗客はあまりおいしくありません。

特に幅があまり広くないのでシート幅は18インチを切っていることが多いです。

3-3-3列のレイアウトが同じならば、大きな飛行機の方が良いですよね。


実際に飛行機ですが、一応 エンターテインメントを備えた機材です。日本語には対応しておりませんが、映画の中にはハリウッド映画でも日本語吹替え版が、いくつかありました。  

タイトルが少ないので、自分で用意するか、深夜便なので寝まくるのもありでしょう。といっても睡眠時間を超えるくらい飛行機に乗っています。



実際の飛行ルートは、飛んでも、飛んでもアメリカ大陸です。アラスカの上空を通ってロシアに入りますね。 

機内食ですが、あまり悪い印象がないんです。 ただ、飲み物のタイミングと食事が合わないので、飲み物なしで食事するのがNG

一応ワインも出していますが、ごく少量をコーヒーカップに入れてくれました。 

後で、自分で取りに行くのも可能ですので。

北京に到着すると、インターナショナルの乗り換えのための通路を通って、機械化されたゲートでパスポートをチケットを読み取り、再度荷物検査を受ける必要があります。

ここの荷物検査が曲者で、機械化されたゲートを通っているのに再度、パスポートとチケットをチェックして。 荷物検査をするのですが、例のごとく厳しすぎるし2列しかない。というか1列しか稼働していない。

エアコンが利いていないような場所で、通過には待たされます。 家族連れには少々イラつくのではないでしょうか。

 

特に液体とバッテリーにはことうるさいので、面倒ならば荷物は預けた方が無難でしょう。  

荷物の受け取りはありませんし、入国審査もありません。 通過すると、通常のゲートエリアに入れます。 

一目散に、Air Chinaのビジネスクラスラウンジ利用です。


そんな訳で、思いっきりの変化球でアジア入りでした。

総評としては、値段の割には悪くはなかった印象、スタアラゴールドの恩恵を受けることが出来るので、LCC等よりもはるかに良い選択です。

 



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