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国交省は、住宅エコポイントを工事費に充当可能しました(2010年2月15日)

2010年02月15日 | 建築設備


国土交通省は、住宅版エコポイントの工事ごとのポイント数の詳細を決定し、発表しました。
新築工事では30万ポイントとし、リフォーム工事では1戸あたり30万ポイントを上限としました。
リフォーム工事では、窓断熱で2千~1万8千ポイント、外壁断熱で10万ポイント、屋根・天井断熱で3万ポイント、床断熱で5万ポイント、これらと同時に行うバリアフリー改修で5千~2万5千ポイントをそれぞれ付与することになります。

付与されるポイントを工事費用に充当できるように、「即時交換」制度を実施することも決まったようです。

工事を請け負う業者が窓口に直接申請することで、リフォーム工事費用や新築費用の一部としてポイント分の金額が支給され、これにより、実質的な工事費用の割引となります。

【即時交換制度】

1.エコリフォームの即時交換

ポイントを充当することにより住宅の質の向上を図るため、エコリフォームによって取得したエコポイントを、当該エコリフォームを行う工事施工者が追加的に実施する工事の費用に充当できるものとします。

a)申請方法

原則として、事務局が各都道府県に設ける受付窓口での申請に限ります。(郵送での申請は認められません。)即時交換の申請は、エコポイントの申請と同時にする必要があります。

b)申請に必要な追加情報

・工事施工者の名称、住所、建設業許可番号(許可業者の場合)

・即時交換対象工事の工事期間

・即時交換対象工事の工事内容

・工事施工者の口座番号(受付窓口で通帳の写し等で記載内容を確認します。)

・工事写真(即時交換対象工事の内容がわかるもの。工事内容ごとに1枚。)

c)即時交換の対象となる工事

ポイントの発行対象となるリフォーム工事の工事施工者が当該リフォーム工事に追加的に実施する工事。



2.エコ住宅の新築の即時交換

ポイントを充当することにより住宅の質の向上を図るため、エコ住宅の新築によって取得したエコポイントを、当該新築工事を行う工事施工者が追加的に実施する工事の費用に充当できるものとします。

a)申請方法

原則として、事務局が各都道府県に設ける受付窓口での申請に限ります。(郵送での申請は認められません。)即時交換の申請は、エコポイントの申請と同時にする必要があります。

b)申請に必要な追加情報

・工事施工者の名称、住所、建設業許可番号(許可業者の場合)

・即時交換対象工事の工事期間

・即時交換対象工事の工事内容

・工事施工者の口座番号(窓口で通帳の写し等で記載内容を確認します。)

・工事写真(即時交換対象工事の内容がわかるもの。工事内容ごとに1枚。)

c)即時交換の対象となる工事

エコ住宅の新築工事の工事施工者が当該新築工事に追加的に実施する工事。

※追加的に実施する工事が新築工事と一体的に行われる場合も対象となります。


なお、詳細は、国土交通省のHPを参考になさってください。


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