ゼノギアス・ゼノサーガ・ゼノブレイドde ゼノブレイド2の高橋監督の神と「有」にこだわるキリスト教的世界観の限界。突破する鍵は「禅」の心にある

ゼノギアス、ゼノサーガ、ゼノブレイド・・・ゼノシリーズはすべて「人間には過ぎた強大な神の力」を巡る。あるいは元凶となって起こる争いの物語です。
次元を超越した超常の力と生命の循環を律するルール、そして神からの独立。だいたいどのシリーズでも主人公たちは神からの独立を果たしてエンディングを迎えます。
まさに世界系のエヴァとイデオンと火の鳥ですね。

しかしこれはもうそれこそエヴァンゲリオン以降、散々すり潰されてきた命題で新鮮味がなく感動も有りません。

21世紀の人類に必要なのは東洋的な無と禅の精神世界であります。

スティーブ・ジョブズをはじめ多くのITエリートたちが虜となっている「禅」の精神とは簡単に言うと

Nothing　is hear
ここにはなにもない
Jast look at Yourself
あなたの中にある

この感覚は言葉で表現できません。そこに挑戦するのがクリエイターの使命なのです
キリスト教的な敵と味方、正悪と即物的な常に有る「神」とは真逆の世界です

日本のRPGにかけられた呪い。ドラクエ以降の呪いを断ち切れ！

数値化できない世界を描け！ 功徳はポイント制ではない！

平和な世界が脅かされるのではなく、
苦しみに満ちた世界の中で正しくも清らかでもない主人公たちがその苦しみの中から自分たちを見出す。
それはキリスト教的な世界を描く100億倍困難なです。そこに挑戦するのがクリエイターの使命なのです

水分説明することはできても水の味は語れない。水を飲む必要があるのです。