長野では、寒さのため屋外での越冬は難しく、かと言って鉢植え&冬の室内管理も無理、ということで・・・
2003年の初冬、ちょうどりんご狩りの時だったでしょうか?
長野の母から「たぶんそちらだったら大丈夫でしょうから」と託された紫紺ノボタン。10センチほどの棒切れみたいな
根っこを預かって来て、どこが上か下かも良くわからないまま、庭に埋めました。春になっても、気配がなく・・・
枯れてしまったのだと掘り出そうとしてスコップで探ってみたら、土の中に小さな新芽が出ていたので再度埋め戻しました。
あれから約9年。このブログを訪ねて下さる方々には、たびたび様子を見ていただいてきました。
元気に成長し、冬も頑張って咲き、年に数ヶ月だけお休みしながら・・・切っても3メートル以上になり・・・
我が家の庭の大切な一員として育っています。この寒さの中でも、まだ蕾を上げて咲いています。
昨日、実家近くではマイナス19度を記録したと、今朝、母との電話で聞きました。
そして・・・温暖と言われている我が家の場所でも、先週から雪や寒さの厳しい日々が続いています。
毎年、1月末くらいまではお花を咲かせつつも、葉っぱを赤く変色させるくらいまでの変化は今までもありました。
ところが・・・流石のノボタンも、今年のこの寒さはかなり堪えてようで・・・
9年目にして初めて、木の半分ほどの葉っぱが寒さと霜にやられてしまいました。
傷んだ葉っぱがクルクルになってしまっています。
こんな風にねじれてしまったものもあり・・・今日明日は、雨で寒さが和らいでいますが、その後にはまた
寒波が来るとの予報。今年はこの寒さに加えて、ずっと雨がなくお水が大好きなノボタンには、ダブルパンチ
なのだと思います。この雨でしっかり水分補給ができて自力で回復できるか、様子で寒冷紗が必要か・・・
しばらく注意して見守って行きます。