真鹿子の真鹿不思議歩記

真鹿子は真鹿子であると同時に馬鹿子!馬鹿子で無くなると真鹿子で無くなる生粋の真鹿馬鹿子であり!永遠に真鹿馬鹿子!&野生人

夏裸族!《ナツラゾク》

2010-06-30 01:04:00 | 日記
風邪を引いてしまった。時々さらさらのお水のような鼻水が何の前触れもなくツ、ツ、ツーと流れてきてあわててテッシュで押さえたり、咳き込んだり、喉がイガイガでしんどい。
だけどお風呂には入る。お風呂に入る前にお母さんの部屋をのぞき「風邪引いてしまったよ」と言うと「う、う~ん?」といつものようにウトウト中。





湯船にゆったりとひたって、湯船のへりに両足のかかとをのせ、足の指のグウチョキパー体操をしていると、大音響の母の声が「あんたいつも裸で寝てるから風邪引くんやないの!!」バタン!!毅然と言い放った。いつもオットリコンとしている母のこの毅然さはどこから訪れたんだろう。ドアを閉めるバタン!!も恋人に対してすねているようなバタンだ。なんなんだろう?母、元気だなぁ。





たしかに私はこのところ、深夜お店から帰宅すると衣服を脱ぎ散らし、裸で倒れこみ、扇風機の弱風を浴びながら眠りこけてしまっているし、室内ではいつもパンツいっちょうの裸族だ。とは言うものの母にしても、ボロボロになったタオルをいつまでも手放せないチビちゃんのように、お気に入りのボロボロのショールをからだに巻き付けて、原始人の祈祷師のようにちょっと珍しい雰囲気♪だけど元気だぁ。





いつまでもどこまでも元気で生きていてほしいという願望。ということは親よりもはやく死ぬという親不孝をしたくない私も、いつまでもどこまでも病気でも元気で生きて行かなければならない。たとえ私が死んだとしても、まだすることあるんだし、死んでなんかいられない。このカラダはおそらく無くなるのだろうけれど、私を貫いているわたしの素みたいな大いなる気持ちは、勢いよくその死を振り払って、元気よく、強く、明るく、輝く方向に向かって、常に新しく生きて行くのだと思う。わたしたちはみんな、すごいところにいる!!














ずうっと昔のおばあちゃんは白魔女やったんよ♪?

2010-06-25 06:17:54 | 日記


近年微妙に魔女っぽくなってきた母



なんだか魔女っぽくビールも大好物♪1日350ミリリットルを少なくとも3本は毎日飲む♪そしてアイスクリームのスティックは毎日5,6本だ!アルコール中毒ではないけれど、アイスクリーム中毒かもしれない。以前お店で母と友人との飲み会があった時、調子にのって少し飲み過ぎた母が、店の前で足を滑らせて転倒、どこかに頭を激しく打って意識を失った。慌てふためき救急車に来ていただいたところ、なんと救急隊員の方は、当店の古くからのお馴染みさん、好きなことをポンポンと言い合える男前のTちゃんだった。打ち所が悪かったらどうしよう、おろおろドキドキしながら救急車に乗り込んで、病院に運ばれて行く途中、Tちゃんと並んで心配げに母を覗き込んでいるとスウーッと母の両腕がTちゃんの顔の方向に向かってゆく。そして一言「ハンサムやねぇ~~♪」にっこり笑っている。なんという意識の戻り方。これにはTちゃんもしばし驚いて苦笑していた。母からTちゃんへの感謝の気持ちかもしれないけれど、あとで聞いてみると何にも覚えていなかった。病院で検査をしていただいた結果も、頭には全く異常はなく、骨密度も良く、きわめて良好とのこと。頭には大きなタンコブと目のまわりにアザができたけれど、痛いとも言わず、何事もなかったかのよう。メガネで傷ついた鼻のケガもみるみる治って、再生細胞が活発なのか、傷跡も残っていない。Tちゃんからもっと注意せなあかんって叱られたけど、Tちゃんいつも叱ってくれて有り難う。感謝しています。だけど、お母さん、なんか不思議!



つくづく魔女っぽく遠くを見つめる母



どこか魔女っぽく目をつむってしまった。ひょっとしてこの杖で飛んでるう??帽子にも何か有りそう。



女学生の頃の母。第2次世界大戦時の神戸空襲ですべてが焼失。写真もほとんど残っていない。私のおじいちゃんはイギリス系のカナダの人なので、お母さんは半分イギリス系のカナダの人。女学生の頃は9人制のバレーボールの選手。黒色ちょうちんブルマでブンブンスパイクして、兵庫県代表となり明治神宮の大会にも出場したそうだけど、中村高女(?)に負けたらしい。ほとんど歴史のお話だ。そこで私のおばあちゃんが小さい頃に子守唄みたいに話してくれていたことなんだけど「おじいちゃんのおばあちゃんのずうっと昔のおばあちゃんは白い魔女、白魔女やったんよ」「白魔女って何?」「お花がしおれてたらどうするん?」「お水あげる」「ワンチャンが痛い痛いしてたらどうする?」「なでなでする」「白魔女はそういうこともするんやけど、そのチカラがね、普通よりもちょっと強くて大きいいんよ」事実であるならば、わたしたち親子は、白魔女の遠き末裔であるということなのだろうか。それともおとぎ話の延長なのか、夢なのか、今ではもう確かめようもなく、定かではないけれど、加速度をつけて浮世離れをして行く母を見つめていると、白魔女のイメージと母がうまい具合に重なって、赤い杖にまたがった母が、山野をかけめぐり、気持ち良さそうにスイスイと空を飛びはじめる。灯台もと暗し。なんとも摩訶不思議な母上なり。






スターチャイルド光る指

2010-06-21 12:23:56 | 日記



スターチャイルド光る指





父さん母さんお留守です


銀河の縁側ぽつりとすわり


星のおはじきちりばめて


小さな指がはじいてる





父さん母さんながめてる


飛び交う蛍は流れ星


ブラックホールの線香花火


小さな指が火を点す





父さん母さん手をつなぎ


今日は楽しいお祭りだ


宇宙はふわふわ無限の綿菓子


小さなお口が食べている





(真鹿子)










三日月の 釣り針ゆれる 星の海 (真鹿子)

2010-06-20 16:39:17 | 俳句






六甲山系はるかなる夜空に

『三日月の 釣り針ゆれる 星の海』(釣り人知らず)真鹿子












もしや雲の上はるか上空におわします尊きお方が、お忍びで釣り糸を垂れておられるのでは。何が釣れるのだろう。やっぱり、スカイフィッシュかなぁ~♪♪(君には何故かしらそちらの方向に傾斜して行く傾向があるね。それは現実逃避というものではないか)そうウジャウジャ飛行していそうだし。獲れたての透き通った白魚みたいに踊り食い?二杯酢で召し上がるのかしら。それともちょと甘目の三杯酢かな。いくら美味しくても私には、希少な未確認飛行生物を踊り食いする嗜好も勇気もないけれど、雲上はるか上空の神話のような世界の計り知れないお方なら、未確認飛行生物スカイフィッシュの踊り食いなど朝飯前かもしれない。私の場合、今はまりこんでしまっているオカズはイリコ!!煮干!!だ。弱火と中火の間の火の上のフライパンで、軽く炒って火を止め、お醤油とナンプラーのお好みの適量をジュジュジュとかけてかき混ぜて完成。極めてシンプル。古代食かな。お昼の定食の残り物の冷凍を解凍した古いご飯でも、この古代食のオカズと口の中でばったりと出合ってしまい、しばしミックスすると、多少ゴリゴリクシャクシャはするもののなかなかの美味。ときおりうちの猫も食べに来る。煮干のイリコ最高!イリコ様有り難うございます。感謝です。けれどもご飯が美味し過ぎて引力からのピンポイント攻撃をうけてるみたいに重力が強くなって(君特有の被害妄想だな)カラダが重たい!ナントカシナクッチァ~やっぱり六甲山。海の向こうの六甲山だぁ♪今度また登らせてくださいね。帰りには山菜のお裾分け少々お願いしますm(__)m









風と一緒に我がベランダに舞い降りた天女の種。可愛いお花になりました。今日も良き日をお過ごしくださいませ。いつも有り難うございます。感謝∞









夕焼けが大焼けだぁ♪

2010-06-17 14:28:29 | 日記






昨日は、母との電話連絡が取れなくなったので、急遽帰宅、大急ぎで母の部屋になだれ込むと、いつものようにウトウト中から目覚めた母は「あっ、お帰り」とケロリとしていて拍子抜け。電話のベル聞こえなかったのかなぁ。コーヒーを飲んでからお店にUターンだ。出かける雰囲気の私を見て「あれ、どこ行くん?」母はキョトンとしている。「お店やん」「さみしいから早よ帰って来てよ。」はいはい。アイスクリーム買って帰るよ。母はアイスクリームが大好物。365日アイススティックを1日5,6本は食べる。特にバニラのアイスをチョコレートでコーティングしているタイプがお好み♪日曜日にはいつもまとめ買いするのだけれど、最近は私も食べてしまっているので追いつかなくなっている。それにしてもお店に向かう途中の空は美しい夕焼け!六甲山系北西の山際の夕焼けの赤には凄味がある。けれども携帯ではうまく撮れないな。それに道行く人の歩調が速くて、あんまり夕焼けを見ていないのが不思議、見ているのかなぁ。こんなに素晴らしい天体ショーなのに♪♪
お店に着いたら常連さんから首だって言われた(-人-)ゴメン