日本あちこち撮り歩記・その2

おもに東北や信越地方の自然の美しさを撮り歩いたブログです。新しく「その2」をスタートします。

新潟  津南町 田植えの頃 モノクローム編

2020-06-18 10:01:12 | 写真
撮影日 平成24年6月10日

私が写真を始めた頃は、白黒が全盛時代でした。
ですから必然と白黒写真の技術を高める事が上達の早道だったんですね〜
もちろん、現像は自前でやります。
その現像技術も今で言う企業秘密ですから・・・・・(^_^;)
私の場合は、当時はまだ横走リのシャッターが多かったカメラ、したがって撮影時はなるべく高速シャッターでフラットに撮影。
そしてフィルムはトライX100フィート缶から40枚撮りを空パトロ—ネに詰めて、カメラの露出計は感度800に設定しました。
現像液はコダックマイクロドールを70、そしてフジのパンドールを30の割合で作り
温度24度、時間5分30秒で現像するんです。
そしてフジのブロマイド2〜3番で六つ切りノートリでイサロン50ミリのレンズで引き延ばします。
そんなこだわりで白黒写真を引き伸ばしてました。
そんな頃を思い出してこの平成24年に津南町を訪問した時に撮った写真を白黒データにしてみました。



伸ばした写真に白トビが出ないように、いわゆる全般的にフィルムの粒子が出るようにしていた画面作りです。



撮影時は小降りの雨の中で、梅雨時の黒い雲が上空を覆ってました。



今はデジタル時代ですから明室での作業が中心ですが、この頃は暗室の中で酢酸の匂いを嗅ぎながらの作業でした。(T_T)
たまに回転寿司に行くとその頃が思い出されます(´ω`)



この頃、有名写真家さんの白黒写真展を見に行ったんですが、その展示された六つ切り白黒写真の美しさにしばし見とれていた思い出があります。
白黒写真も技術が高まると色が感じられるんですね〜
確か「遠野物語」という写真展でした。
以上、今回は若い頃を思い出して白黒写真の思い出でした。


風景・自然ランキング 
↑これを押してね〜v(^-^)