DonkeyMの部屋

Donkeyはロバ。格好良くなく、足も遅い。「のろま」とか「馬鹿」といった意味。日々の感動、怒り、愚痴等を記事にしたい。

柿を見て思うこと!

2017-10-27 00:22:40 | 雑感

 スーパーマーケットに色々な種類の柿が並んでいる。それこそ今が旬だ。ただ、私が柿を買うことはあまりない。妻は甘柿が嫌いで、あっても食べようとしない。妻が食べるのは、渋柿を焼酎で渋抜きして柔らかくなったものと、多少、干し柿なども食べる。それでは私はどうかというと、妻の食べない甘柿が好きなのだ。ただし、子供のころから柿は庭の柿木になっている柿を捥いで食べていたせいか、柿を買って食べるということにはどうも抵抗感がある。買ってまで食べるものという意識がないのだと思う。まあ、干し柿やアンポ柿などは、買わないと食べられないから、買うこともあった。

 子どもの頃、色づき始めた柿を見て、もう甘くなったかな?まだ、渋いのかな?と、毎日眺めて、甘くなるのを楽しみにしていたものだ。もう良いかな?もう少しかな?と、食べる頃合を見ていると、あるとき、百舌がやってきて一斉に突っつき、食べ散らかしてしまう。それじゃ、もう甘くなったんだと百舌が突っついた隣の柿の実をとってがぶっとやってみると、渋かったりする。こども心に、百舌はどのように甘い柿と渋い柿を見分けるのかと不思議に思ったもんだ。

 今はマンション暮らし、庭の柿を食べることなど到底出来ない状況だ。食べるには八百屋で勝って来るしか方法がない。しかし、妻の前で、妻の食べない柿を買って来て、むしゃむしゃと食べるのには若干抵抗を感じ、柿の買うのを控えてしまう。

 ところで、最近の子は木になっている果実を捥いで食べるということをあまりしないようだ。木になっている柿は食べるものではなく、八百屋で売っている柿が食べるものと思っているのだろうか?長野にいるころ、息子たちが通っている小学校の近くの公園に、ビワがなっていた。しかし、だれもそれを取って食べようとしない。田舎育ちの息子は、木に登って、ビワを取って食べていた。まあ、田舎にいるころには、小学校の帰りに、桑の実を食べて、口の中を紫色にして帰ってきたことがあった。まあ、野生児に近い育ち方をしているせいだろうと思う。息子は、他の子が食べないのを不思議がり、息子の友達は、息子が木に登ってビワを取って食べるのを不思議がってみていた。まったく、おかしなものだ!

コメント
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