ボクは朝家を出て仕事をして
夕に職場を出て家に戻る
キミは朝家族を見送り
家事をして一日を終える
だけど、それがボクやキミである必然はない。
考えてもみなよ。別にロボットがやっても同じことなのさ
休日、あの娘とデートして車を走らせていたよ。
その途中、轢かれて死んでいる何匹もの動物を見たんだ。
動物園の檻の中を人が覗きこんでいる。
檻の中で一生を終える動物の気持ちってどんなだろうな。
結局は、自分が当事者でなければ何だって構わないのさ。
自分が当事者になってみれば、死ぬほど嫌なことでもね
さあ、帰ってコーヒーでも飲みながら、一人で音楽でも聞こう。
オスカー・ワイルドの皮肉がお似合いの、このくだらない世界の片隅で。
預言者が故郷で尊ばれない、この大いなる瀆神の世界の真ん中で。
すべてのバラードの終わりは陳腐で、すべてのロックの終わりは腰砕けで、すべてのチャントの終わりは偽善だ。このさかしまの世界では。
さあ、ボクを否定してみろよ。そうすれば、結局、あんたはボクを肯定してくれることになるんだ。このさかしまの世界では、愛は憎しみで、そう、憎しみは愛なのだから。
ああ、ありがとう。
過去の聖者や偉人たち。あなたたちの残した言葉や知恵はボクの人生には何の役にも立たなかったよ。
ああ、ありがとう。
お陰さまで、手遅れになる前に気づけたよ。
結局、人は間違ったことを誉めそやし、真実を嫌っては貶しめる。
賢くなるということは、さかしまの法則に気づくことなのさ。
そうさ、ボクらが生きている、いまここは、たしかに地獄さ。
だけど、だから、それがどうした。
そうさ、だってボクたちは、みんな地獄に生きているんだから。
だから、だけど、それがどうした。
何もボクだけが特別だってわけじゃない。
あんたたちが天国だ(または天国に変えられる)と言ったこの場所に見出される真実は、
要は、真実の真逆のものでしかないのさ。
それを悟ったボクは愚者だろう。賢明なあんたたちの目から見れば。
あんたたちとは正反対の神の目から見ればどうか分からないけどね。
“答えは風に吹かれている”と歌ったやつのノーベル賞は、よく見てごらん、今じゃ汚職とレイプの恥辱にまみれている。
“天国も地獄もない”と歌ったやつの魂は、悲しいかな、インスタントカーマに撃たれた挙げ句、そのどちらにも行けずに彷徨っているのさ。
すべてのバラードの終わりは陳腐で、すべてのロックの終わりは腰砕けで、すべてのチャントの終わりは偽善だ。このさかしまの世界では。
さあ、ボクを否定してみろよ。そうすれば、結局、あんたはボクを肯定してくれることになるんだ。このさかしまの世界では、愛は憎しみで、そう、憎しみは愛なのだから。
すべての親愛なるクズどもに、ボクからの無限のキスを送るよ
限りない憎しみをこめて。
限りない憎しみをこめて。
そう、永遠の愛をこめて。
ボクは朝家を出て仕事をして
夕に職場を出て家に戻る
キミは朝家族を見送り
家事をして一日を終える
だけど、それがボクやキミである必然はない。
考えてもみなよ。別にロボットがやっても同じことなのさ
今日もニュースで、銃で撃たれたクマやシカの話題が流れてる。
ただ歩いているだけで突然、人間様から死刑判決が下されるんだ。
獣医と動物愛護家の一団が、不妊去勢は正義と叫び振りかざす。
断種の憂き目に遭った猫の本能の痛みは、いかばかりだろうか。
結局は、自分が当事者でなければ何だって関係ないのさ。
自分が当事者になってみれば、死ぬほど嫌なことでもね
ああ、多数決って素晴らしいね。
つねに声なき者の声は抹殺できるんだから。
すべての親愛なるクズどもに、ボクからの無限のキスを送るよ
限りない憎しみをこめて。
限りない憎しみをこめて。
そう、永遠の愛をこめて。
永遠の愛をこめてね。
夕に職場を出て家に戻る
キミは朝家族を見送り
家事をして一日を終える
だけど、それがボクやキミである必然はない。
考えてもみなよ。別にロボットがやっても同じことなのさ
休日、あの娘とデートして車を走らせていたよ。
その途中、轢かれて死んでいる何匹もの動物を見たんだ。
動物園の檻の中を人が覗きこんでいる。
檻の中で一生を終える動物の気持ちってどんなだろうな。
結局は、自分が当事者でなければ何だって構わないのさ。
自分が当事者になってみれば、死ぬほど嫌なことでもね
さあ、帰ってコーヒーでも飲みながら、一人で音楽でも聞こう。
オスカー・ワイルドの皮肉がお似合いの、このくだらない世界の片隅で。
預言者が故郷で尊ばれない、この大いなる瀆神の世界の真ん中で。
すべてのバラードの終わりは陳腐で、すべてのロックの終わりは腰砕けで、すべてのチャントの終わりは偽善だ。このさかしまの世界では。
さあ、ボクを否定してみろよ。そうすれば、結局、あんたはボクを肯定してくれることになるんだ。このさかしまの世界では、愛は憎しみで、そう、憎しみは愛なのだから。
ああ、ありがとう。
過去の聖者や偉人たち。あなたたちの残した言葉や知恵はボクの人生には何の役にも立たなかったよ。
ああ、ありがとう。
お陰さまで、手遅れになる前に気づけたよ。
結局、人は間違ったことを誉めそやし、真実を嫌っては貶しめる。
賢くなるということは、さかしまの法則に気づくことなのさ。
そうさ、ボクらが生きている、いまここは、たしかに地獄さ。
だけど、だから、それがどうした。
そうさ、だってボクたちは、みんな地獄に生きているんだから。
だから、だけど、それがどうした。
何もボクだけが特別だってわけじゃない。
あんたたちが天国だ(または天国に変えられる)と言ったこの場所に見出される真実は、
要は、真実の真逆のものでしかないのさ。
それを悟ったボクは愚者だろう。賢明なあんたたちの目から見れば。
あんたたちとは正反対の神の目から見ればどうか分からないけどね。
“答えは風に吹かれている”と歌ったやつのノーベル賞は、よく見てごらん、今じゃ汚職とレイプの恥辱にまみれている。
“天国も地獄もない”と歌ったやつの魂は、悲しいかな、インスタントカーマに撃たれた挙げ句、そのどちらにも行けずに彷徨っているのさ。
すべてのバラードの終わりは陳腐で、すべてのロックの終わりは腰砕けで、すべてのチャントの終わりは偽善だ。このさかしまの世界では。
さあ、ボクを否定してみろよ。そうすれば、結局、あんたはボクを肯定してくれることになるんだ。このさかしまの世界では、愛は憎しみで、そう、憎しみは愛なのだから。
すべての親愛なるクズどもに、ボクからの無限のキスを送るよ
限りない憎しみをこめて。
限りない憎しみをこめて。
そう、永遠の愛をこめて。
ボクは朝家を出て仕事をして
夕に職場を出て家に戻る
キミは朝家族を見送り
家事をして一日を終える
だけど、それがボクやキミである必然はない。
考えてもみなよ。別にロボットがやっても同じことなのさ
今日もニュースで、銃で撃たれたクマやシカの話題が流れてる。
ただ歩いているだけで突然、人間様から死刑判決が下されるんだ。
獣医と動物愛護家の一団が、不妊去勢は正義と叫び振りかざす。
断種の憂き目に遭った猫の本能の痛みは、いかばかりだろうか。
結局は、自分が当事者でなければ何だって関係ないのさ。
自分が当事者になってみれば、死ぬほど嫌なことでもね
ああ、多数決って素晴らしいね。
つねに声なき者の声は抹殺できるんだから。
すべての親愛なるクズどもに、ボクからの無限のキスを送るよ
限りない憎しみをこめて。
限りない憎しみをこめて。
そう、永遠の愛をこめて。
永遠の愛をこめてね。