伊勢ー白山 道

集団では無く、社会の中で心身の健康を正しく個人で目指します

区切りが来ることを忘れていると後悔します

2013-02-19 10:22:21 | 再検証シリーズ

愛情はすべての次元に通じます」(2011-07-22)

チベット密教には通称「死者の書」と呼ばれます、「まさに今、死に行く人に聞かせるお経」があります。
日本でお経と言いますと、インドの言葉でもなく中国語でもなく、日本語でも無い文字の合成文を読み上げるのがお経とされています。
生きる日本人が聞いても分かりませんし、残念ながら死後の魂がお経を聞きましても何も理解が出来ていません。
ただ、自分の遺体に向かって意味不明なお経を唱えている様相を魂が見て、自分はどうも死んだんだなと分かる程度のものが日本のお経です。

ところがチベット密教のお経は違うのです。普通のチベットで通じる話し言葉で、死に行く人に「語り掛ける」のがお経なのです。

「いいかい、よくお聞きよ。お前は今、死に向かっているんだよ。
もうすぐ光が見えて来るから、その時に注意をしておくことを教えるよ・・・」

と言う感じで、生きる人間が聞いても分かる内容で、付いて行ってはダメな死後に現れる危険な光と、良い光の違いなどを色々と説明するのがチベットのお経なのです。とにかく、自分の遺体や家族に未練・執着を持たないように説得して行きます。
日本のお経とは大違いなのです。

日本では意味不明な呪文だから「こそ」、何か未知の力があるんだ、すごい秘密が隠されている、などと大きな勘違いを有料先生を始めとして一般人も勘違いしています。とても滑稽(こっけい:変なこと。笑いの対象)な事を、大の大人が大金を掛けて懸命にしています。
まじめな伝統仏教の僧侶は、お経を唱えましても死者に尽くしたい真心が在り良いのですが、変な有料先生がお経を必死に懸命に唱える姿は、まことに滑稽で無知に呆れます。自分自身が何かにすがりたい弱者であることを露呈しています。

祝詞にしても同じです。
ナントカ祝詞を懸命に唱える有料先生も、内在する真の神から切り離された、無知で気の毒な霊性の一般人にすぎません。
釈尊が予言された、末法の世(まっぽう:釈尊の真の教えが消えている時代)には、正しい教えが消えて滑稽で変なことを信じる世の中に成ると言われたことが、今の世紀に実現しています。

つまり、自分の先祖にも縁ある故人にも、自分なりの愛情からの話し言葉で呼びかけることが、最高のお経なのです。必ず故人に思いが通じています。
だから日常生活の中でも、「思い出した時に」縁ある故人や先祖全体に、生かされている感謝の思いを言向けるのは非常に良いことなのです。
故人が話していた言葉ならば、まだ迷いの心境の魂にも非常に良く通じます。

チベット密教が伝える死後の光の話は、あくまでもその時代と地域の霊性の中での様相です。
日本ではまた違います。その霊域が違うために、チベットでの話は参考に成りません。
言えますことは、生きる内に先祖(遺伝子)を感謝供養した人間は、必ず助けた先祖霊の集団からのお迎えを受けます。伝統仏教で伝えられます、黄金に光る阿弥陀如来の御一行からの迎えの図のような感じで、先祖霊がお迎えに来ます。その中には、自分が知る故人の顔もあります。
死者は、安心感に包まれて正しい世界へと導かれます。
チベットと日本、他の世界でも共通することは、死後にこの世への執着心を持ってはいけないこと1つだけです。

更に言えば、この雑多で苦しい現実界の中で、先祖供養をしても見えない、証拠もない、分からない中であるにも関わらず、それでも困る先祖が居れば助けて上げたいと思った、「自分自身が出した慈悲心が神性を帯びて」死後の自分を助けることに成るのです。
自分がした事を、自分で受け取るとは、まことに公平で素晴らしいことです。
この世に一切のムダはありません。自分の良心が思ったことを成して行きましょう。これがカンナガラ(内在する神と共にの精神)です。

(感想)
お葬式の霊的な本当の意味とは、その形式やお経に意味があるのでは無くて、故人が知っている人が喪服を着て集まって故人の写真に対して何かの儀式をしていることを、亡くなられた「故人自身に見せる」ことが真の目的です。

この時、故人はどこに居るのか?と言いますと、私が目撃した経験では、
遺族席の列の後方に居られるか、
来客者の席の中に座って自分自身の祭壇をボ~ッと見ている状態か、
死後の経過時間が浅い場合は、ひつぎの上方に寝た状態で浮かんで居られるか、
などがありました。

大事なことは、故人の耳には、すべての人々の会話と、脳内で考えていることが、ステレオ放送のように届いていることです。
もう亡くなったから聞こえないと思ってはダメなのです。逆に思考まで聞こえています。
だから義理で葬儀に参列しましても、「面倒だな」「早く帰りたいな」などと思うことは、故人の気持ちを痛めるので要注意です。
同様にして、故人への感謝の気持ちも良く届いています。

このような様相から考えますと、もし葬儀の予算が無ければ、自宅での縁者だけの手作り葬儀でもまったく問題は無いです。
葬儀社には、棺桶と遺体洗浄(湯灌:ゆかん)、火葬の手続きと移動だけを依頼出来る場合は、それで良いと思います。
ただ、予算がある場合は、地域の葬儀形式で僧侶にも頼んで来て頂くことが理想です。これは、社会的な付き合いの意味、外面的な問題の意味から「だけ」です。

人間は、自分が必ず死ぬことを「忘れている」ために、罪を犯したり、他人を傷付けたり、他人の悪口を言ったり、何かに執着するのだと思います。
日々の自分の生活の中で、故人と先祖の死に対する供養を継続することで、自分自身の死も「明るく」意識できる心境に成長していきます。
この供養行為と心境が、死後の自分自身が迷わないように誘導してくれるのです。

自分の死後を助けるのも、生前にした自分自身の行為と努力なのです。一切にムダがありません。
コノ世の人生期間が有限であるのは意味があるのです。
短時間(コノ世の人生)だけ「思いっきり生きなさい」ということです。
マラソンは無理ですが、100mだけならば自分の全力で走るのも良い経験です。
さあ、今日も自分なりに思いっ切り生きましょう。

生かして頂いて ありがとう御座位ます

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