今と、未来の両方に対して対策をして行くことが大切

今日８月６日、広島に原爆が投下されてから７１年になりました。
無数の被爆者の方々へ、ご冥福をお祈り致します。
オリンピックの開催日と重なった為か、例年よりもネット上でも広島の原爆に関する報道が少ない気がしました。

最近のことですが、外国から広島に原爆が投下された直後の映像が日本に返還されました。
私はこれを、
＊　日本へ親切に暗に忠告してくれた。
と感じました。

これからも、無知で無謀な国家が核兵器を持てば、いつでも日本に再現されるということです。
日本のように成熟した国家に安住した中で、
＊　自分が武器を持たずに両手を上げていれば、相手は絶対に撃って来ない。
＊　戦争は国家間の話し合いで止められる。
という「思想」を固く信じているのが、今の日本の一部の政治家やマスコミや知識層という方々です。

しかし、無知で飢えた相手にも、これが通用するのでしょうか？　　
相手は本当に手加減をしてくれるのでしょうか？
相手がして来る無理難題な要求を話し合いで拒否しても、相手は本当に暴力をしないのでしょうか？

現実には、南米のファベーラ（貧民街）に住む子供たちが、武器を持って強盗をすることも、今の国家が止めることも出来ていません。
なぜ止めることが出来無いのでしょうか？　

日本の政治家やマスコミの理論では、話し合いで止めることが出来るのでは無いのでしょうか？
結局は、まじめな市民が殺されたりレイプされて行きます。
これと同じことが、飢えた無知な国家にも言えます。

ある横綱の発言に、
「いま強くなる稽古と、３年先に強くなるための稽古を両方しなくてはいけません」
というものがありました。

この言葉を今の国際情勢に言い換えますと、
＊　３年先＝「未来」、に期待した理想論の話し合いや、教育の提供も大切です。
しかし、これを実現するためには、
＊　今強くなる稽古＝殺されずに生き残る対策、も必要です。

このような意訳が言えると思います。今の知識層やマスコミは、３年先＝未来の理想論ばかりを主張し、
＊　今強くなる稽古（憲法改正など）を必要ないとします。

ほんとうに大丈夫なのですか？
ある日突然、無数の日本人の被害者が発生してから、
＊　やっぱりダメだったね。
で済むのでしょうか？
日本人が放浪する難民と成らないことを切に心配します。

今後の国民がする選択に注目したいと思います。
それが自業自得な未来を呼びます。
はたして、どうなって行くのでしょうか？

ところで、
「いま強くなる稽古と、３年先に強くなるための稽古」
とは、私達の仕事にも言える大切な心得です。

今日、飯を食うための、今月の収入を得るための仕事を頑張ることが大切です。
でも、３年後に、もっと収入が増えるような方法も夢想しながら、今の仕事と並行して模索して行くことも大切なのです。

今と未来の両方に対策をして行くわけです。
この両輪が、抜かりのない発展を起こします。
自分なりの夢を持って、頑張って生きましょう。

生かして頂いて　有り難う御座います

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