伊勢ー白山 道

集団では無く、社会の中で心身の健康を正しく個人で目指します

苦しみは有るが、心にまで受け取らないこと

2017-01-17 11:26:00 | Weblog

釈尊が言われるには、
* コノ世は、すべてが一切苦(いっさいく:苦しみ)なのだ。

でも、社会や自分に苦しみがあっても、その影響を自分が受けなければ・「受け取らなければ」、
* コノ世に苦しみは有るが、苦しみは無いに等しいモノだ。
とも示唆されています。

これは重要な指摘です。
私たちは、自分に有る苦しみを無くそう・取り除こうとして苦しみます。でも釈尊は、
「コノ世から苦しみは無くならない。そういう世界なんだよ」
と言われます。

* 苦しみは何をしても必ず有るのだ。だから、苦しみは有る、と思っていれば良い。
* 苦しみを無くそうと焦るから、自分が苦しいのだ
* 苦しみが有ることを認めて、後は自分が苦しみを気にしないこと・受け取らないこと。
* 自分が苦しみを受け取らなければ、その苦しみは有っても、無いに等しいのだ。

という意味を示唆されています。
実は、これと同じことを、他人から呪詛(じゅそ:呪い)をされた場合の対策でも釈尊は述べています。

釈尊は、当時の有料先生・修行者たちから非常に呪詛されました。なにせ真っ向から有料先生や修行者のやっていることはデタラメ・ムダだと否定して回ったからです。中にはダイバダッタのような実力行使をして来る輩(やから)もいました。
でも、釈尊はいつも平気で涼しい顔をされていました。

そのことを弟子が、「どうして釈尊は平気でいられるのですか?」と聞きますと、釈尊は、
「君がプレゼントを他人から送られたとしよう。
でも君は、そのプレゼントを受け取らなかった。
ではそのプレゼントは、誰に返されるのかね?」

弟子が、「それは元の送り主に戻ると思います」と答えますと、
釈尊は、「私も受け取らずにいるから平気だ」。
実際に、釈尊を呪詛した先生たちは、ばたばたと消えていかれました。

釈尊は、呪詛だけでは無くて、コノ世の苦しみも同じだと言われました。
* コノ世に苦しみは必ず在る。
* でも、自分が苦しみを受け取らなければ、コノ世は一切歓喜(いっさいかんき・すべて喜び)の世界でもある。
* 人は、自分が何に着目するかで、「住む世界が変わる」のが真理なのだ

不倫に着目して暮らすのか、金儲けに着目か、他人をイジメることに着目か、
他人を喜ばすことに着目か、家族のために生きることに着目か、仕事に生きることに着目か。
人は、自分が好んで見るモノの中で暮らすことに成ります

自分や家族に不幸が有りますと、
「どうして自分になんだよ!」
と苦しむのが人間です。
その不幸を解決するための苦労に苦しみます。

私にも日々いろいろな心配や苦労の種は起こります。でも、それに関して自分が出来ることをやり切った頃には、無事に通り越して終わっているか、まだその問題が継続していましても、もう心配の種では無いのです。

自分がその苦労に対して、本当に出来る努力をやり切ったならば
「成るように成れ」と自然と素直に思えるものです。その結果への執着が消えているのです。
その問題は、もう苦しみでは無くなっています。

自分に在る苦しみが、無くならないからと心配や右往左往しては生けません。
* 苦しみは在るが、自分の心までは傷めない決意。
* 苦しみを、心にまで受け取らない決意。
* 苦しみだけを、見続けない決意(家族や他に見るべきことが有ります)。

この継続の中で、「それでも自分は生かされている」という感謝に気付けますと、
* コノ世の一切が、実は自分のための歓喜(喜び)だったことに自分で目覚める時が来ます。

聖者ラマナ・マハルシも、地球の汚染を受けて、身代わりとなってガンを患っていました。
でも最後まで平静で穏やかな微笑みの中で去りました。彼は、
* 苦痛は有っても、心には受け取らないからまったく平気だ。
という示唆を残しています。

私たちは見えるコノ世の世界に比重を置きますが、
* それを受け取るのは自分の心一つなんだ。
ということを再認識して置きましょう。
本当は、心しか実在していないのが真理なのです。これ以外は、消えて行くものばかりなり。


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コメント (467)
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