伊勢ー白山 道

集団では無く、社会の中で心身の健康を正しく個人で目指します

親孝行という人類の課題

2017-07-31 11:39:29 | 釈尊の言葉 スッタニパータ編

美しく発光する精霊は、第三番目の破滅に向かう人々の特徴に納得し同意しました。
そして、更に釈尊に尋ねました。

「仏陀たる釈尊よ、どうか第四番目の破滅に向かう人々の特徴も教えてください」

(原始仏典 釈尊の言葉 スッタニパータ編 第1章6節-No.97)


釈尊は答えました。

「自分に十分な収入があり、楽に暮らす金銭的な余裕があるのにも関わらず、

自分の母親か父親が、老いて働くことが出来ず困窮状態にあるのを放置する人物。

これが自ら破滅に向かおうとする、第四番目の破滅に向かう人々の特徴です」

(原始仏典 釈尊の言葉 スッタニパータ編 第1章6節-No.98)

(感想)
2500年も前の古代インドでも、「親孝行の有無」が、人の因果・因縁・「来生の転生」を決める重要な破滅を分ける門だと釈尊が指摘しています。

でも釈尊こそは、唯一の跡継ぎにも関わらず釈迦族の王室を捨てて、後に自国が滅ぶ縁を創った御方とされています。
でも、すべてを見通す釈尊が、自分を生んだ親や親族・国民を見捨てることはありません。

当時の釈迦族とは、信仰心が強い民族であるがために、逆に強い武力を持たない小さな民族でした。
だからいずれにせよ、大きな隣国たちに囲まれた状態でしたから、国家という形を維持する限り、攻め込まれれば国民の全員が虐殺される可能性がありました。

今のインドでも宗派の違いによる争いは、情け容赦をしなくても良い、という悲惨な事件が発生しています。これが2500年前は、国家同士で全滅か勝つか、という大規模な殺戮でした。

つまり、釈迦族は跡継ぎである釈尊が国家を離れることにより、全滅よりもましな、民族の分散・改宗・他国に吸収という運命を辿りました。

その御蔭で、現在でも釈迦族が家系の出自という人々が存在します。
釈迦族とは、別名で太陽信仰族とも言われました。
日本との縁を感じます・・・・。

過去の歴史を見ましても、日本が外国と戦争になり敗ければ、外国が最初に要求することは皇室の存続の問題であるのは間違いがありません。
それだけ民族の代表というのは、支配したい外国には邪魔な存在なのです。

釈尊は、天啓を受けて、自国民を少しでも助けるために家出したと言えます。
これが歴史家には、「親も自国も捨てた」と見なされる訳です。

つまり親孝行にも、人により千差万別であり、色々な形があります。
親孝行をしていない=破滅する人、では決してありません
この項で指摘しているのは、

自分に収入があり、楽に暮らす金銭的な余裕があるにも関わらず、生活が出来ない親を放置する人。

という条件付きです。
では、自分自身も生活がギリギリであり、残念ながら親に何も出来ずに放置する人。
これは、どうなのか?この場合は、

・ すべてを見て知っている自分の良心(内在神)が、判断します。

これにお任せで良いです。生きる誰もが、非難も判断も出来ないことです。
その中でも、自分が出来ることはしたのか? 
親に出来ることが、本当に無かったのか?

自分自身の良心が、すべての画像(リアルな4D)を、内心の思考も含めて記録しているのが、誰もの今の生活なのです。

古代から親孝行は、人類が悩んで来た課題だとも言えます。
自分の魂が肉体を借りた遺伝子の先(親や先祖)への自分自身の態度が、来生に自分が持つ健康や財産、容貌に至るまでを決める、重要な「第四番目の破滅に向かう人の特徴」と成ることだけは、知って置きましょう。

既に亡くなっている両親には、先祖供養が大きな親孝行に成ります。
・ 自分なりの、
・ 自分の良心が「この程度でOK」、
と納得する親孝行をしたいものです。
生きる誰もの課題だと言えます。

生かして頂いて 有り難う御座います


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