伊勢ー白山 道

集団では無く、社会の中で心身の健康を正しく個人で目指します

善徳貯金が増す生き方

2018-02-03 11:21:26 | 老子の人生論

参考記事:老子の言葉 第二十八章「人間は純朴さが大切

老子の人生論 」第二十八章

強い立場の人間が、弱者に寄り添って生きること。
そういう人に、世間の人々は自然と集まって来ます。

世間の人々が集まって来る人間に成れば、その人徳は更に常に増して行きます。
そして人徳の大きい人物ほど、赤子のような純粋な人に帰って行くものです。

賢く生き抜ける知恵を持ちながら、それでも真面目に愚直に生きる道を行く人は、
社会の人々から尊敬される模範と成ります。

他人の見本と成る人は、常に人徳を備えた生き方を行い、
本人が知らない内に究極の善徳に向かって自然と進みます。

名誉が有る立場の人間が、常に下っ端の人間の立場で生きていますと、周囲の人々が自然と慕って集まります。

世間の人々が自然と集まる人物に成れば、その人の人徳は増して行き、
素朴な原木のような人物に帰って行くものです。

原木とは、伐採されますと、役に立つ道具に変わるものです。
だから聖人は、原木のような人物を見つけますと、そういう人を国家の仕事に就かせます。
そういう人には、役割を決めた仕事の制限を致しません。
自ら何にでも役に立つように働くからです。

(感想)

この章で老子は、人徳と善徳の重要性を繰り返し述べています。
人徳と善徳が増して行く人ほど、
・ 赤子のような純粋な人に。
・ 原木のような、何にでも役に立つ人材に。
自然と進んで行くのです。

しかも、その継続はコノ世の究極の心境(悟り)にも自然と至る可能性が示唆されています。
人徳と善徳が増す生き方とは、

* 強い人なのに、弱者の立場で生きる謙虚な人であること。

* 能ある鷹(タカ)が爪を隠す生き方、をする人であること。
高度な知識と知恵を持っていても周囲に見せずに、愚直に生きる人。

* 会社の役員であっても、新入社員に交じって勤務するような人。

このような人物の人徳と善徳は、増して行く一方だと老子は述べています。
しかも、その人はコノ世の究極に至る可能性を示唆しています。

でも、このような生き方の何が良いのか? がピンと来ない人もいることでしょう。
別に、そんな生き方をしたくない。
ああ、そうですか、立派ですね。
で終わる人もいることでしょう。

でも、老子がわざわざ述べることには、そんな表面的なことだけで終わらないのです。
上記のような生き方こそは、
・ 自分の死後の行き先を決める。
・ 来生に生まれ出る自分自身の環境と条件(家庭・金運・健康・運勢・実現力など)を決定させる。
これが霊的に言えます。

魂にとって誰もが欲しがる善徳貯金と、魂の自由度を決める因子を、上記のような生き方が「決めて行く」ことを知って置いて頂ければ幸いです。

* 今生の生き方、今の自分の生き方が、来生を決める投資であること。

これに気付いていない人が大半です。
済んだ過去や過去生ばかり気にする人は多いですが、自分の来生を心配する人は少ないです。
自分の来生を想像すれば、今の自分の生活を自然と正すことが出来ます

悪事などは、来生を信じている人には出来ないことです。
死ねば終わりを信じる人は、どんな悪事でも可能であり、善徳よりも栄華・快楽を選択します。
でも、そういう人は、自分が今生に「生まれた」という事実を見ることです。
そうです、来生も必ず生まれ出ます
これは、ある意味では恐ろしいことです。

すべては、ムダに成りません。
今生の生き方の全てが、カガミに反射するように「左右が逆に反射して」(自分が置かれる立場のこと)出現し、来生を創造します。
カガミに自分が映るように、寸分違わず、完璧に、来生に映像化・物質化します。

これを否定する人は、カガミに自分が映らないように出来ますか?
無理なのです。もう物理的な宇宙法則だからです。

自分の未来と来生を心配する人は、素直に成って、上記のように老子が示唆する人徳と善徳が増す生き方を、自分なりに挑戦することを参考にしてください。
決してムダには成りません。


生かして頂いて 有り難う御座います

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