伊勢ー白山 道

集団では無く、社会の中で心身の健康を正しく個人で目指します

個人にも国にも、3つの時代の循環が有ります

2018-10-17 11:27:33 | Weblog

日本の11歳の小学生男子が、並み居る大人たちを負かして、世界オセロ選手権で優勝されました。
非常に聡明な良い御顔をされています。
本当に凄い子供たちが日本に生まれています。
運動の分野でも、凄い才能の子供たちが生まれていることでしょう。

将棋界の天才高校生にしても、この小学生にしても、共通するのは「負けず嫌い」だと感じます。
・ お母さんにオセロで勝ちたかった。
この小学生がオセロに没入した切っ掛けです。

今の大人にとっては、「勝ちたい」と思うことが恥ずかしいような、はしたないような、避けている思いかも知れません。
大半の大人は、自分が子供の時から既に「勝ちたい」とは思えなかった、のではないでしょうか?

「勝ちたい」という思いに、純粋性を感じます
生命力の原点の力を思います。

インド神話には、三神一体(トリムールティ)という思想がありまして、1つの神様には3つの違う面が存在し、時代により神様のどの面が強く出るのか? という考え方があります。
これが一人の人間にも、違う3面が内在しており、 
 
・ ブラフマー神: 生み出す力。始める力。宇宙の創造を司る神様の面。
・ シヴァ神  : 破壊、宇宙が切り換わる時に表れる、破壊を司る神様の面。
・ ヴィシュヌ神: 継続力、安定を志す力。宇宙の維持を司る神様の面。
これが定期的に、循環します。

純粋な「勝ちたい」という思いには、創造の面を感じます。
優勝された小学生も、伸び盛りであり今はブラフマーの時期なのでしょう。
経営者にも、勝ちたいという最初のブラフマー神の時期が必要です。

でも、多くの人は、破壊の思い、何をしてもダメだと思う、シヴァ神の時期を過ごしたままかも知れません。
幸福に見える人は、ヴィシュヌ神の時期です。

人生には、この3つの局面が何度も循環するという訳です。
それぞれの期間には、個人の生き方により長さに違いが生じます。
ブラフマーとヴィシュヌの期間が長いことが、幸福かも知れません。
でも、シヴァの時期が長い人も、波乱万丈な面白い人生かも知れません。

問題は、国にも、この3つの局面が循環するのです。歴史を見れば分かります。
日本も、大なり小なり、様々なスパンで、3つの時代が折り重なるように進んで来ました。
今までの日本は、これでもヴィシュヌの期間だと思います。
でも、これからシヴァの期間(地震と火山から)に入ると思えて成りません。

多くの人の深層心理に、「安定に飽きた」「同じ繰り返しの生活が嫌だ」という思いが溜まってはいないでしょうか?
新しいものが見たい、とも言えます。
この思いが集合しますと、南海大地震や関東大震災を呼ぶことに成りかねません。

今の生活が出来ることに、感謝をして行くことが、この破壊をせき止めることに成ります。
今の日本の環境を失くさないように、大地に感謝をします。


生かして頂いて 有り難う御座います

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コメント (579)
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