伊勢ー白山 道

集団では無く、社会の中で心身の健康を正しく個人で目指します

対岸の火事は、自分の火事

2018-10-23 11:15:13 | Weblog



カナダ西岸沖で10月21日夜、マグニチュード(M)4.9~6.8の地震が4度、立て続けに発生しました。
カナダと言いましても、アメリカとの国境に近く、カリフォルニアにも近い場所です。
アメリカのサンアンドレアス大断層の近くでもあります。

米国の西海岸に大地震が迫っている芽は有ります。
もしこれが発生しますと、米国の政権に善悪の影響を与えることは必至です。
米国の中間選挙が11月6日に迫っていますが、選挙が迫る中で、これからどんな現象が起こるのか? 静観します。

日本の言葉に、「対岸の火事」(たいがんのかじ)というものが有ります。
他人にとっては重大なことでも、自分には何の痛みもなく関係のないこと。
向こう岸の火事は、自分に災いをもたらす心配のない意味から、自分には無関係だと思うこと。

でも、地震につきましては、環太平洋火山帯を考えますと、カナダ〜米国の西海岸での地震は、日本の「明日は我が身」です。
対岸の火事だと思っては生けません。
今日からも注意しましょう。

仏教的な縁起(えんぎ:全ての現象は、原因や条件が相互に関係しあって起こること)では、
・ 対岸の火事は、それを見た自分の火事と成ります。

どうして自分は、その他人の不幸を見る・知ることに至ったのか?
縁起論では、その相手と縁が有るから知った、見た。
その相手と自分に、因果関係が有るから、相手の不幸や幸福を知ることに成った。
まったく縁の無い者同士は、知る機会が起こらない。

こういうことが言えます。
これは、霊的には正しいことであり、言えることなのです。
他人の不幸を見て・知って、笑う者は、いつか自身も相手の立場を体験することに成ります。
自分が相手を笑った、ということが因果となり、自分自身に返って来るのです。

自分にそれが返るまでに期間が有るために(タイムラグ)、自分がそういう目に遭った時には、過去に他人を笑ったことを忘れていて、因果の関係に気付けないのが人間です。
そして、「どうして自分だけが??」と不公平感を持ちます。
更には、神など居ない、と思っています。

自分が忘れて気付け無いだけであり、もし今の自分に不幸や不満が有れば、その原因と成る因果が必ず自分自身に有ると思うことを参考にしてください。
死後に、今生の自分の「因果のヒモ付けの相関関係」を垣間見る期間が存在します。

この因果の相関図を自分の魂が見た時に、すべての魂が降参します。
グウの音(ね)も出ない、とはこのことかと思い知ります。
だからこそ、生きている短い期間は、善行が大切です。
善行もすべて因果と成り、来生の自分の財産と環境と変わり、自分に憑いて来ます。

すべては完全に公平に流れて行きます。
不公平だと思うのは、自分が気付けなかったと言うことです。
宇宙は完全である。
これを信じて、今日も歩いて行きましょう。

生かして頂いて 有り難う御座います

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