先ず、止めるべきことからを決めること

＊「最も重要な決定とは、

何をするかではなく、

何をしないかを決めることだ。」

（スティーブ・ジョブズ　：コンピューター・アップル創業者の発言）


＊「ビジネスで成功する一番の方法は、

人からいくら取れるかを、いつも考えるのではなく、

人にどれだけのことを、してあげられるかを考えることである。」

（デール・カーネギー　：実業家・作家の言葉）

（感想）

人によっては、仕事や勉強が継続しない人が居ます。
その人達に共通することは、毎回、最初は、
・　目標が高い。
・　目的を掲げている。
・　上昇しか考えていない。
・　理想を語る。

でも、実際に始めて見ますと、現実は違うわけです。
嫌な先輩や同僚、繰り返すミス、評価されない、罵倒される。

そして、理想と現実のギャップ（隙間・段差）に、自分が打ち負かされて直ぐに心が折れます。
・　上ばかりを見て、下を見ていなかった。
こういうことが言えます。

＊「目的や、達成するべきことばかりを考えるな！」

その前に、
・　自分の、これはしては生けない、という点を洗い出すこと。
夜更かし、寝坊、深酒、不倫、浪費、他人の悪口、愚痴、恨むこと、などなど。

・　自分の悪いと思える癖を、自分で洗い出して認識して置くこと。

これが出来る人は、改善する可能性が高いです。
これが出来ない、自分で認識が出来ない人は、現実に頭を打って痛い思いをしてから認識するのに長い年月を要します。
自分の悪い癖を直さないままでは、高い目標を持っても、継続が出来ずに途中で折れることに成ります。

・　高い目的ばかりを最初から思わずに、最初の１歩を踏み出すことに専念することが大事です。
ベテランに成れましても、今日が初めての１歩だと思える人は、いつまでも上昇することが可能です。

最初に挙げた有名人の言葉は、
・　逆転の目線。
・　逆から見ると、真実が見え出す。

という同じ内容の示唆を、異なる時代の成功者が指摘しています。
漠然と成功や目標だけを先に考えずに、

・　今の自分が、直ぐに止めるべきことを先に考えること。
・　目標よりも先に、自分が直すべきことに気付くこと。
・　今の自分を下座、下に置いて、下から目線を忘れないこと。

このような姿勢の人間は、非常に強く成れます。
会社に入って嫌なことが有りましても、
・　これがアタリマエ。現実だ。
・　そう来たか！
・　これを自分の修行とするぞ！
・　今に見ておれ。

過大な期待をしていない人間とは、強く成れます。
１歩１歩の現実を歩けます。
これが継続すれば、いつの間にか、理想に近付く自分にふと気付けるかも知れません。

今日から仕事始めの人が多いと思いますが、目の前のことを淡々として行けば大丈夫です。
先を見るから、予定を考えるから、苦しく成るだけなのです。
今日を精一杯に生きれば、後は「お任せ」で生きましょう、笑。

生かして頂いて 有り難う御座います

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