「地方議員見殺し」-菅直人首相は、政権延命研究を命令、三木武夫元首相を参考にするとはおこがましい

2011年02月28日 17時49分35秒 | 政治
◆菅直人首相が、「地方議員見殺し」を決意、「自分だけの延命」のため「歴代首相の研究」を側近に命令したという。同志はじめ他人のことは、どうでもよいのだ。
 埼玉新聞が2月28日付け朝刊「第2総合」(2面)で「倒閣 どう乗り切る? 歴代首相も苦心」との見出しをつけて、「「身内」の倒閣運動にさらされた歴代首相は衆院解散などの対抗手段を試み、結果は明暗が分かれた。菅首相はどう乗り切るのか」という問題意識で、分析。このなかで、「▽研究命令 菅首相が周辺に研究を命じたのが、自民党内の激しい「三木おろし」をかわした三木武夫元首相のケースだ」と述べて、三木政権の「苦心」ぶりに加えて、三木元首相の弟子・海部俊樹元首相、森喜朗元首相、小泉純一郎元首相のケースを紹介している。
◆どうも菅首相は、自分の立場を三木武夫元首相のケースと重ねているらしい。だが、カン違いもほどほどにして欲しい。毎日新聞政治部記者時代、自民党の弱小派閥「三木派」を担当した不肖、私が言うのであるから、、間違いない。菅首相は、三木武夫元首相とは1から10まですべてが比べものにならない低レベルの政治家であるからだ。
 三木武夫元首相は戦前、「政治とは、政治の謂いである」と演説して、当選して以来、英国流のサンジカリズムを唱える国民協同党率い、保守合同に参加して、半世紀以上、国政の枢要に携わり、「議会の子」と呼ばれた大政治家である。
 自民党5大派閥のなかで最も数の少ない派閥の領袖として、その「弱小派閥」であることを逆手に取り、片足を土俵の俵の外に浮かして、いざというときは、「自民党から離党するゾ」と脅しをかけながら、閣僚ポストを獲得。「金権政治の打破、政治倫理の確立」を常に念仏、題目を唱えて、大派閥が汚職事件に見舞われたときは、「クリーン三木」のブランドと政治力学バネを発揮して、総理大臣ポストまで手に入れたのである。故に「バルカン政治家」と呼ばれた。
 三木武夫元首相は、田中角栄首相が「金脈問題」で退陣するに当たり、自民党内で信頼の厚かった椎名悦三郎副総裁(高級商工官僚、岸信介の部下、満州国統制科長、産業部鉱工司長を歴任)の「裁定」によって総理大臣の金的を射止めたのであった。
 三木武夫元首相は、孔子の「民信なくば立たず」という言葉を座右の銘にして、政治活動を続けていた。国民の支持を最大の拠り所としてきたが、任期満了選挙に敗北して、その責任を取り退陣している。晩年には、派閥解消の先頭に立ち、「三木派」を解消している。
◆菅首相が、「自らの政権延命」という我田引水のために、三木武夫元首相の政局運営を研究させているとしたら、大きな間違いである。
 第1に、菅首相は、「政治とは、政治の謂いである」という言葉を放棄している。それは、小沢一郎元首相が「政治とは、政治の謂いである」を言い換えた「国民生活第一」という政治スローガンが気に食わないからであろ。
 第2に、三木武夫元首相が口癖のように唱え続けていた「金権政治の打破、政治倫理の確立」という言葉を菅首相の口から聞いたことが一度もない。この言葉は、「不変」だったが、政治情勢の変化の度に、いつも新鮮に響き渡っていた。
 第3に、「民信なくば立たず」という言葉は、三木武夫元首相のみならず、小泉純一郎首相も揮毫を頼まれれば、色紙によく認めていたという。菅首相はいま、菅内閣支持率が16%にまで下落し、「国民の信頼」を失っている。こうなると、「世の中は成り立たなくなっている」と自覚しなければならない。
◆野党政治家暮らしが長く、政権担当能力もなく、人望の薄い菅首相の最大の欠陥は、同志をボロ雑巾のように切り捨てることである。この結果、輿石東参院議員会長が言うように、民主党内で「内ゲバ」が続いている。菅首相がいかに「喧嘩好き」とはいえ、この多難な時に、「内ゲバ」を楽しんでいる暇も余裕もないはずである。

本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
小沢一郎元代表が、新党づくりに邁進、国民新党の亀井静香代表に「ラブコール」、複数政党が大連立して「救国内閣」が樹立されれば、「亀井静香首相」が誕生する

◆〔特別情報①〕
 小沢一郎元代表が、新党づくりに邁進している。小沢一郎元代表側近たちからの最新情報によると、「国民新党の亀井静香代表の取り込み工作」に力を入れている真っ最中という。いわゆる「ラブコール」である。

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第3章 小沢一郎が導く日本の行く先

第一節 なぜ「四つの爆弾」をしかけるのか

選挙にはカネがかかる

「旧体制」の最悪部分は、金権政治であった。その権化が、田中角栄である。小沢は、田中に息子のように可愛がられた。田中は、あふれるような愛情を小沢に注いだ。それは、田中が小沢と同じ年の長男・正法を三歳で亡くしていたからだった。小沢の顔を見るたびに、田中は長男を重ねあわせるように見ているようだったという。

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第5章 「おぼれる犬を叩け」―「指の傷が腕の戦闘力を奪う」

 4 何を捨て何をとるべきか

 「貧しいと精神が卑屈になる」

 日経平均株価がピークをつけていたころ、話題となったのがリクルート・コスモスの未公開株の譲渡をめぐる贈収賄疑獄である。リクルートの江副浩正元代表に依頼されてリストを作成したのが、現在の自民党最高実力者クラスの大物政治家である。このようにして自民党の政治家は政治資金を集めていた時期もある。

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民主党は統一地方選大惨敗!-輿石東が菅直人の首に鈴、冷血・仙谷由人が斬首役、下克上の戦国地獄絵巻

2011年02月27日 19時36分15秒 | 政治
◆「民主党A(野党)vs民主党B(与党)」→「親小沢vs反小沢派」→「党内野党vs党内与党」→「マニフェスト実現派vsマニフェスト忘却派」→「大型減税派vs大増税派」→「反TPP派vsTPP参加推進派」→「兎さんチームvsかわうそチーム」(シンボルマーク対決)
 衆院解散・総選挙になれば、民主党内与野党の対立軸が、鮮明になってきた。国民有権者にとっては、実にわかりやすい。自民党など真正野党は、この仁義なき戦いの影に霞んでしまい、どこにいるかわからなくなる。
 小沢一郎元代表が、鹿児島市から「政治の状況は内外とも混とんとしており、総選挙にならないとも限らない」と狼煙を上げれば、自民党の大島理森副総裁が、岩手県宮古市で衆院解散について「3月末から4月初めということも、わずかな可能性だが出てきている」と観測気球を飛ばしている。
 まず、毎日新聞JPは、2月27日の朝刊で、「小沢・民主元代表『早期解散も』」とのタイトルで衆院解散・総選挙について、小沢一郎元代表発言を次のように報じている。
 「民主党の小沢一郎元代表は26日夜、鹿児島市で開かれた同党衆院議員の会合であいさつし『政治の状況は内外とも混とんとしており、総選挙にならないとも限らない』と、早期の衆院解散・総選挙の可能性に言及した。側近議員らに対しては早期解散に備えるよう指示してきたが、公の場での言及は初めて。小沢元代表は『純粋な思いを持った政治家が求められている』と語り、マニフェスト(政権公約)修正を図る菅直人首相の姿勢に疑問を投げかけた」
 一方、時事ドットコムは26日、「衆院解散、3月末にも=大島自民副総裁」との見出しで、以下のように配信している。
 「自民党の大島理森副総裁は26日、岩手県宮古市で講演し、衆院解散について『3月末から4月初めということも、わずかな可能性だが出てきている』と述べた。その理由として『民主党の中に既に兆しがあるが、〈菅さん辞めろ、統一地方選を戦えない〉と言われて、菅直人首相が『何を』と言って伝家の宝刀を抜かないとは限らない』と指摘した。大島氏は『5月、6月(に解散)の可能性もある』とも語った」
 小沢一郎代表衆は、院解散の時期について、これまで側近議員らに対して「早期解散に備えるよう」指示するのに止めて止まっていたのを、ようやく「公の場」での言及した点。
いよいよ現実味を帯びてきている。
 問題は、具体的な時期である。小沢一郎代表衆は、「早期解散」と言っているのに対して、
大島理森副総裁は、「3月末から4月初め」(予算案自然成立の直後)と「5月、6月」(国政選挙に向かないゴールドウィーク明け)の2つの可能性を示している。「伝家の宝刀」(解散権を実質的に行使できる権限)を抜けるのは、総理大臣だけなので、いつとは、決め付けられないからである。
◆しかし、衆院解散・総選挙の前に、始末しておかなければならないのが、菅直人首相の「老首」だ。フジテレビの朝番組「親報道2001」(キャスト:須田哲夫・フジテレビアナウンサー、吉田恵フジテレビアナウンサー、平井文夫・フジテレビ報道局専任局長)-「混迷菅政権の命運を握る男・輿石東氏が緊急生出演」のコーナーに生出演し、キャスターやコメンテイターとのオープニングトークは、次のように進行した。
 -予算作成に関わった松木政務官の辞任について
 輿石 議員総会では、どんなことがあっても党や組織がまとまっていなければ何の力も発揮できないため、参議院はまとまっていこうと語った。
 -党員資格停止という小沢元代表に対する処分が、納得できない気持ちがあるのか。
 輿石 この問題は処分に値しない、必要としない考えでいる。
  -菅首相「野党案丸のみ」発言、マニフェストの行方は?
 輿石 (マニフェストの遂行度について評価)。政権交代の理念と、期待した国民の気持ちにかえらなければこれまでの政権と変わらない。
  -国民新党の亀井静香代表が提案している救国内閣構想、解散・総選挙について
 輿石 救国内閣構想は国民に理解してもらえるか疑問に思い、解散・総選挙は政治空白は作るべきではない。
 -迫る4月の「都知事選」、民主党の候補者擁立は?
 輿石 候補を出したい気持ちはあるが、出せるかどうかはまだわからない。
 (しかし、キャスターやコメンテイターからは、最後に菅首相の首に鈴をつけられるのは、民主党の重鎮である輿石参院議員会長しかいないという発言が出た)
◆さて、輿石参院議員会長(子年=ネズミ)が、菅首相(戌年=イヌ)の首にめでたく鈴を付けることができたとして、その次は、だれが実際に「斬首」するか。首斬り朝右衛門役である。嫌がる菅首相を斬首するには、相当の腕前が必要である。そこは、裏切り、陰謀、密告、陥れなど何でもアリの冷血動物の集団である民主党だ。「義理も人情も浪花節もない」、つまり「GNN」に欠ける冷血動物は、豊富で「斬首」役には、事欠かない。
 このなかで、最も適役なのがいる。血も涙もないマルキスト・仙谷由人代表代行(戌年=イヌ)だ。暴力団・総会屋弁護士で鳴らした本来アウトローでありながら、「GNN」に欠ける恐るべき異形の政治家である。
 読売新聞2月27日付け朝刊「政治面」(4面)で、「仙谷氏、衰えぬ存在感 『首相に引導』『暫定代表』期待の声」との見出しを付けて、以下のように配信している。
「菅政権の行き詰まりを打開するキーマンとして、民主党の仙谷由人代表代行の動向が注目されている。1月の官房長官退任後、めっきり発信は減ったものの、党内での存在感はなお大きい。(ハノイで、東武雄)
 ベトナム訪問中の仙谷氏は26日、チュオン・タン・サン共産党書記局常務とハノイ市内で会談、経済協力などの促進を確認した。サン氏は次期国家主席に内定しており、同国の仙谷氏重視の姿勢がにじむ。発信が減ったとはいえ、政局を主導する意欲は強いようだ。25日夜の同行記者団との懇談では、原口一博前総務相が掲げる『分党』論を『原口氏に〈お前は民主党Bだ〉などと言われたくない』と切り捨てた。強制起訴された小沢一郎元代表に対する厳しい処分を主張してきただけに、元代表と近いとされる原口氏の動きに不快感を隠せなかったようだ。もっとも、仙谷氏は菅首相とも距離を広げているとの見方もある。仙谷氏は否定するが、『本心では首相退陣と引き換えに2011年度予算関連法案を成立させようとしている』(党幹部)とささやかれているのだ。仙谷氏の所属する前原外相グループの会合で、前原氏が新首相の下での衆院解散も視野に選挙準備を急ぐよう指示したことや、首相が苦境に立たされる中で外遊日程を入れたことなどが、そうした見方の根拠だ。『首相に引導を渡せるのは、官房長官として支えた仙谷氏しかいない』との期待感もある。菅首相による衆院解散・総選挙を回避したい若手の間では、首相交代で政権安定を図るべきだとの意見の一方で、『〈仙谷暫定代表〉で衆院選を乗り切り、その後、本格政権を目指す』との声も出始めている」
◆さすがに読売新聞の東武雄記者は、人物観察が鋭く、実に素晴らしい。「仙谷暫定代表」「その後、本格政権を目指す」との願望、ギラつく欲望を、見事に描かれている。
 けれど、もう一歩踏み込み、深層心理まで掘り下げて欲しかった。それは、仙谷代表代行の「人徳のなさ」と「算術計算能力のなさ」である。
 「脱小沢」の旗を振り、小沢一郎元代表を切っていながら、どうやって、小沢支持派の賛同を取り付けて、暫定代表、首班指名を得ようと考えているのか。理解できない。
 少なくとも前原誠司外相は、小沢一郎元代表に「総理大臣にして欲しい」と依頼してきている。
 仙谷代表代行は、相変わらず、「冷血動物」ぶりである。これでは、取らぬタヌキの皮算用というものだ。せいぜい「首斬り朝右衛門役」が一番似合っている。それにしても、仙谷代表代行とその周辺は、幼稚すぎる。

本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
第3次世界大戦を仕掛ける米国が「頭隠して尻隠さず」、ハンツマン駐中国大使が、北京ジャスミン革命現場でキャッチされ、オバマ米大統領が リビアに単独で制裁措置

◆〔特別情報①〕
 中東から北アフリカ、さらに中国へ-チュニジアから始まった「革命」は、エジプト、リビア、イエメン、バーレーン、アルジェリアから、シリア、サウジアラビア、イランへと広がる。その先に、中国へと波及する。と思われていたが、何と一足飛びに、ついにに中国に伝染し、それが、北朝鮮との国境まで、感染する勢いを示してきた。

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第3章 小沢一郎が導く日本の行く先

第一節 なぜ「四つの爆弾」をしかけるのか

旧構造の徹底的打破

「世界の激変に対応し、日本の平和と繁栄の基盤を再構築するためには、なれあい、もたれあいの構造を壊し、政治のありかたを根底から変えなければならない。旧構造の打破は徹底的であればあるほどよい」

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板垣英憲(いたがきえいけん)ワールド著作集



『政治家の交渉術』目次

 第6章 「小敵」扱いするな―「雑草は繁殖する」

 3 「ノー」をどんな武器にするか

   思いもつかない言葉を編み出す

 金丸信が防衛庁長官だった当時、アメリカ政府は財政悪化や日本人基地従業員(軍雇用員)の賃上げ問題に伴う経費負担を日本政府に要求してきた。

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渡部恒三最高顧問が、「予算最優先」で菅首相退陣を促し、「ポスト菅」を窺い欲望をギラつかせる

2011年02月26日 18時44分27秒 | 政治
◆菅直人首相の在職日数が3月1 日で267日となり、鳩山由紀夫前首相を越える。日本国憲法は「内閣総理大臣の職務」について、第72条で、「内閣総理大臣は、内閣を代表して議案を国会に提出し、一般国務及び外交関係について国会に報告し、並びに行政各部を指揮監督する」と規定する。行政機関の一種である陸海空3自衛隊の最高指揮官として、「統帥権」を行使する「将帥」でもある。
 菅直人首相は、この重任を果たすに相応しい政治家であったか否か。論語は「子曰く、君子は器ならず」(為政篇)と説く。つまり、「孔子は、『君子といえる人器物のようなものではない。器物を使う人である』と語った」という。総理大臣は、器を使う立場にあるから「総理大臣の器」という言い方は、適切ではないので、菅首相は、器を上手く使いこなして、立派に行政各部を指揮監督し、また、将帥として統帥の任を果たしているかを問わなくてはならない。
 旧帝国陸軍が将官・参謀のために説いた国軍統帥の大綱「統帥綱領」(大橋武夫著、建帛社刊)に照らして、菅首相が、重任を果たすに相応しい政治家であったか否かを、いちいちチェックして採点してみよう。
◆「将帥の責務は、あらゆる状況を制して、戦勝を獲得するにあり。故に、将帥に欠くべからざるものは、将帥たるの責任感と戦勝に対する信念にして、この責任感と信念とは、その人の性格と不断の研鑽修養とにより生ず。将帥の価値は、その責任感と信念との失われたる瞬間において消滅す」
 将帥の責務は、「敵に勝つ」ことにある。敵に勝つことのできない者は、将帥としての資格はない。2010年7月11日の参院選挙において、自民党などの野党に大敗した。ところが、「就任からまだ3か月しか経っていない」と言い張り、続投にこだわり、権力にしがみついてきた。そして、いまは、菅内閣支持率が16%まで下落して、衆院解散・総選挙すれば、大惨敗が予測されている。「将帥としての資格はない」と言われても仕方がないほど悲惨な奈落の底に落ち込んでいる。
◆「将帥の具備すべき資性としては、堅確強烈なる意志及びその実行力を第一とし、至誠高邁なる品性、全責任を担当する勇気、熟慮ある大胆、先見洞察の機眼、人を見る明識、他人より優越しありとの自信、非凡なる戦略的識見、卓越せる創造力、適切なる総合力を必要とす」
 このなかで、全責任を担当する勇気がなくては、部下を統率することはできない。下級指揮官に行動の自由を与えた場合でも、その結果に対する責任は、つねに上級指揮官において、これを負わなければならない。
 ところは、どうだろう。菅首相は、「末端組織に責任の丸投げ」ばかりか「他人に責任転嫁」してきた。尖閣諸島周辺海域での中国漁船衝突事件処理を那覇地検次席検事に丸投げし、子ども手当て支給額2万6000円は小沢一郎元代表が提案したことであると言い逃れし、2011年度政府予算案・予算関連法案が可決成立できないのは、自民党など野党が賛成しないからだと責任転嫁している。実例を上げたら、キリがない。実に、卑怯極まりない。
◆この時期に当たり、民主党の渡部恒三最高顧問が、「菅直人首相退陣」を促すかのような発言をして注目を浴びている。共同通信が2月26日、「首相退陣も選択肢と渡部氏 『予算最優先で』」との見出しをつけて、以下のように配信した。
「民主党の渡部恒三最高顧問は26日、2011年度予算関連法案成立に向けた野党側の協力を得るため、菅直人首相の退陣も選択肢だとの認識を表明した。『予算を通すことを、民主党より菅君よりも何よりも最優先に考えなければならない』と述べた。1989年当時の竹下内閣が事実上、予算成立と引き換えに退陣したことも例示した。小沢一郎元代表に批判的な一方、これまで党の重鎮として菅政権を支えてきた渡部氏が退陣論に言及したことで首相は一段と厳しい立場に追い込まれそうだ。同時に、渡部氏は小沢氏支持派の政権批判を念頭に『党大会で代表に決めた。菅君がやろうと言っている限り守ってあげるのが政治家のルールではないか』とも述べた。都内で記者団に語った。
 これに先立つTBSのテレビ番組収録では衆院解散について『今解散したら民主党は惨敗するに決まっている。解散するなんてばかなことがあるはずがない』と否定。会派離脱届を提出した、小沢氏に近い民主党衆院議員16人が比例代表選出であること指摘し『1票も投票をいただいていない、政治家と思っていない』と酷評した」
 しかし、菅首相退陣は、当然としても、渡部恒三最高顧問の発言の裏には、ドロドロとした欲望がたぎっており、額面通り受け取ると、「罠」に嵌められてしまう。
 だれが「ポスト菅」を担うのかである。第一番には、岡田克也幹事長、第二には、渡部恒三最高顧問自身を考えているフシがある。あわよくば、自分が総理大臣になるという大それた欲望である。
 だが、小沢一郎元代表と衆院議員同期で、42年もの長い付き合いであるにもかかわらず、民主党が政権を取ったとき、小沢一郎元代表が衆院議長に推挙してくれるものと思い込み、「次ぎは私が衆院議長だ」と衆院事務局あたりにも吹聴して歩いていた。ところが、横路孝弘衆院議員にお鉢をさらわれて、これが、外れてしまい、以後、小沢一郎元代表に恨み骨髄である。「小沢は、悪いヤツだ。悪代官だ」などと悪口を言い散らして、いまや「反小沢」の急先鋒になっている。
 しかも、「小沢氏に近い民主党衆院議員16人が比例代表選出であること指摘し『1票も投票をいただいていない、政治家と思っていない』と酷評」とは、ムチャクチャ発言で常軌を逸している。
 小選挙区比例代表制の現行選挙制度を否定して、どうするつもりなのか。もしも「ポスト菅」を担う次の代表、新しい総理大臣を選ぶとき、これら「16人」の票は、カウントしないのであろうか。理解できない。
 こうなると、もはや「老害政治家」以外の何ものでもない。小沢一郎元代表よりも10歳年上でもあるので、早々に引退すべきである

本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
いま永田町界隈では、首の皮一枚の菅直人首相、救国内閣の首相を望む亀井静香代表、極右・極右両頭で首相の座を狙う前原誠司外相らの「百鬼夜行」が盛んだ

◆〔特別情報①]
 春一番が吹いて、春の乱を間近に控えて、いま国会のある永田町界隈では、さながら「百鬼夜行」が盛んに見られる。「百鬼夜行」とは、妖怪や魑魅魍魎の類が、深夜に列をなして行進することをいう。とりわけ平安時代に「百鬼夜行」が信じられ、多くの説話や絵画の題材となった。室町時代の土佐光信筆といわれる画、江戸時代の鳥山石燕の画「画図百鬼夜行」が、よく知られている。
 永田町界隈で繰り広げられている「百鬼夜行」の主なるものは、権力欲に取り付かれた妖怪や魑魅魍魎たちだ。

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第7節 なぜ経世会を憎むのか

金丸の功罪

 金丸は、造り酒屋の生まれで東京農大に学び、中央政界に入っては、保利茂の進言で首相就任を前に佐藤栄作が別れた愛人を後妻に迎えた。「拝領妻」をもち、「殿」の佐藤に忠誠を誓って、実力をためた。

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 4 何を捨て何をとるべきか

 「貧しいと精神が卑屈になる」

 日経平均株価がピークをつけていたころ、話題となったのがリクルート・コスモスの未公開株の譲渡をめぐる贈収賄疑獄である。リクルートの江副浩正元代表に依頼されてリストを作成したのが、現在の自民党最高実力者クラスの大物政治家である。このようにして自民党の政治家は政治資金を集めていた時期もある。

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菅直人首相は、「小沢一郎憎し」が高じて精神不安定、「みのもんた」さんは、相変わらず支持するのか?

2011年02月25日 20時51分22秒 | 政治
◆菅直人首相が、またまた「無責任発言」をした。新聞、テレビ各社は、いずれも呆れ果てているような論調で一斉に報じている。
 ところが、「みのもんた」さんは、午前5時30分からのTBS朝番組「みのもんた朝スバ」で、「政争ばかりしていないで、どんどん予算案、予算関連法案を通しなさいよ」とまるで、民主党案を丸呑みして可決成立させるべきだと言わんばかりの暴論を連日繰り返している。民主党案丸呑みならば、国会論議は必要なくなる。これでは、「熟議の国会」を提唱してきた菅政権はどこに行ったのかと聞きたくなる。論理の破綻を自ら暴露したに等しいからである。要するに、「熟議の国会」は、初めからウソだったのだ。
 コメンテイターである毎日新聞の与良正男論説副委員長(早稲田大学政治経済学術院公共経営研究科客員教授、鼻ひげの風貌から渾名は、ヒットラー)まで、「みのもんた」さんの尻馬に乗り、「国民生活無視だ」などと囃し立てている。これは、いかにもおかしい。議会制民主主義の否定につながりかねない。
 「みのもんた」さんが、朝っぱらから、一人ではしゃいでいる。多くの視聴者、そのなかでも、寝起きの悪い者たちには、癇に障る。「腹立たしいので、チャンネルを10チャンネルか、NHKに切り換える」と言っており、怒り心頭なのだ。要するに、早朝から感情剥き出しの発言を聞かされると、一日中、気分が悪いということである。
◆話を原点に戻そう。菅首相の、「子ども手当て支給額2万6000円」についての発言だ。朝日新聞は2月25日付け朝刊「政策面」(6面)で、「2万6千円、首相『議論当時びっくり』」との見出しで、以下のように伝えている。.
 「菅直人首相は24日の衆院本会議で、民主党が2009年衆院選マニフェスト(政権公約)で子ども手当の支給額を月額2万6千円としたことについて、『議論がなされている小沢(一郎)代表の当時、ちょっとびっくりしたことを覚えている』と答弁した。党代表の首相が公約の実現性に当初から疑問を持っていたことを自ら示した発言だ。民主党のマニフェストでは、小沢代表時代の07年参院選以降、子ども手当は月1万6千円から2万6千円に増額された。この日の本会議での首相の発言は、社民党の阿部知子政審会長が『現実の財政状況で満額支給は当面不可能』などと問いただしたことに答えたもので、議場は一時騒然となった。
 野党は反発し、自民党の谷垣禎一総裁は『小沢さんが提案したものだから責任を負わないぞ、と言っているように聞こえた。無責任極まる発言だ』と指摘。公明党の石井啓一政調会長も『民主党マニフェストがいかにいい加減なものだったかが改めてはっきりした』と批判した。民主党の小沢氏系議員も収まらない。小沢氏直系の若手議員は『あまりに腹が立った。同僚議員と首相発言への対抗策を練る』と息巻いた。
 一方、首相周辺は戸惑う。岡田克也幹事長は『最終的に我々はマニフェストを選んでおり、びっくりしたけど合意したということだ』。政府高官は『首相は正直なのだが、本当のことを言ってはいけない時もある』と漏らした。首相は24日夜、記者団から真意を問われ『言葉通りだ。当時、聞いた時にびっくりしたことを覚えていた』などと語った」
 菅首相は、このところ、単なる「イラ菅」を通り越して、ノイローゼに陥っていると言われてきた。もはや完全に精神異常の症状だ。
 たとえ小沢一郎元代表の発案とはいえ、党議を重ねて、菅首相も同意して、民主党の「マニフェスト」に登載した政策の1つなのに、 どうも「小沢憎し」に凝り固まっていて、「小沢一郎元代表」の名前を聞くたびに.「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」とばかり、「子ども手当て支給額2万6000円」まで憎くなっているらしい。
◆菅首相の「他人への責任転嫁」は、一種の病気である。尖閣諸島周辺での中国船衝突事件の政治的処理から逃れて、那覇地検の次席検事に責任を押し付け、ビデオ流出の責任を海上保安官に転嫁し、挙句の果てに、「2011年政府予算案と予算関連法案が通らないのは、賛成しない自民党、公明党など野党の責任だ」と転嫁している。
 「衆参ねじれ」が、民主党の党議も経ないで、参院選で突如、勝手に「消費税5%アップ」を打ち出して大惨敗した最大の責任は、菅首相自身にあるのに、ひょっとしたら、これを国民有権者に転嫁しているのかも知れない。そればかりか、菅内閣支持率低下まで、小沢一郎元代表に転嫁しているのだから、救いようがない。
 それほど小沢一郎元代表が憎いのなら、どうして自ら進んで民主党と自由党を合併させたのか。それも、小沢一郎元代表の政治の父である田中角栄元首相のロッキード事件を蒸し返して小沢一郎元代表の「政治とカネ」問題をことさら結びつけて、「脱小沢」路線を正当化しようとして、もがいている。
 だったら、「民主党と自由党の合併」は、間違いだったとはっきり言って、小沢一郎元代表と小沢支持派を追い出せばよいものを、それもできない。「小沢一郎元代表1人の離党」を望んできたというのだから、自分勝手も甚だしい。
 菅首相は、東京都の石原慎太郎知事の言葉を借りるなら、「情念の政治」を理解していない。政治の世界は、古いと言われながら「親分子分」「師匠と弟子」の関係で築かれている。官房機密費をくわえさせれば、だれでも心服して着いて来るとでも思っているのであろうか。カネで魂を売るのは、菅首相か仙谷由人代表代行か、筋の悪い政治家だけである。
 菅首相と江田五月法相との「盟友関係」も、やはり根底では「情念」で堅く結びついているはずだ。菅首相は、この関係も「古い政治」とでも言うのであろうか。
◆とにかく、菅首相は、いまや米国最大財閥デイビッド・ロックフェラーの従僕に成り下がり、新党日本の田中康夫代表からも「売国奴」とまで罵倒されて、支離滅裂になり、精神的安定を失ってきている。これは、確かである。
 盟友の江田法相は、菅首相が重篤に陥る前に、精神科医師に見せた方がよい。取り返しがつかなくなったら、それこそお終いだ。
 「みのもんた」さんら、テレビ・ラッパは、朝っぱらから臆面もなく、なぜかこうした精神不安定な菅首相を支持するような発言を続けている。この責任は、極めて思い。

本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
「TPPを考える国民会議」が発足、宇沢弘文東大名誉教授、山田正彦前農水相、久野修慈中央大学理事長らが、菅直人首相の「平成の開国」に異議を唱えて立ち上がる

◆〔特別情報①〕
 菅直人首相が、唐突に「TPP(環太平洋)への参加」を表明して以来、国民世論は賛否両論2分している。これに対して、TPPについて広く考えることを大きな国民運動にしようという動きが、ようやく大きなうねりになってきた。

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第2章 小沢一郎がつくる強い権力

第7節 なぜ経世会を憎むのか

金丸は畜生道に落ちた

 梶山は、陸軍士官学校から日本大学工学部に進み、卒業した。竹下派「創政全」結成の立役者のひとりでもあった。そのごほうびとして、「建設相」を望んだものの中曾根派に奪われ、そのかわりに竹下内閣の自治相のポストを与えられた。土木会社を経営した経験をもつ。建設、商工両政務次官を歴任し、とくに商工部会長や資源・エネルギー調査会長も務めたため、商工族議員の新興実力者として力をつけてきていた。

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第5章 「おぼれる犬を叩け」―「指の傷が腕の戦闘力を奪う」

 4 何を捨て何をとるべきか

 「貧しいと精神が卑屈になる」

 日経平均株価がピークをつけていたころ、話題となったのがリクルート・コスモスの未公開株の譲渡をめぐる贈収賄疑獄である。リクルートの江副浩正元代表に依頼されてリストを作成したのが、現在の自民党最高実力者クラスの大物政治家である。このようにして自民党の政治家は政治資金を集めていた時期もある。

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菅直人首相は、悪魔の金融王ジョージ・ソロスが「4月から日本金融証券市場に積極投資する」作戦に協力

2011年02月24日 20時30分55秒 | 政治
◆菅直人首相は、実に見苦しい。恥ずかしくないのであろうか。いままさに断末魔の状態にあるのに、なぜ衆院解散・総選挙も打たず、総選挙もしようとしないのか。どうして石にかじり付くかのように「総理大臣のポスト」にしがみつき、権力亡者を続けているのか。何かのっぴきならないワケでもあるのか。
 それだけならまだしも、高等数学ができても、算数が弱いのには、呆れてしまう。2011年度予算案と予算関連法案がすんなり可決成立しそうもない責任を野党自民党や公明党、共産党、社民党、みんなの党、たちあがれ日本などに押し付けて、文字通り責任転嫁しているだから、卑怯だ。
 どうみても頭がおかしいとしか思えないのは、本来、身内である小沢一郎元代表に対して「党員資格停止処分」を下せば、小沢支持派が反乱を起こすのは目に見えていたにもかがわず、血も涙もなく、処分した。この結果、案の定、衆院での「3分の2」確保を自ら放棄したのである。
 ①周知のように小沢支持派は、第1の矢として比例代表単独選出組16人が先陣を切って、会派離脱、新会派新設に走って、菅首相に公然と反乱した。
 ②第2の矢は、政権り、松木謙公農林水産政務官が辞表を提出して、菅首相と決別した。
菅政権内には、小沢支持派の「政務3役」(大臣、副大臣、政務官)が、13人残っており、 
時期をみて、政府外に離脱することを内々決めている。
 ③第3の矢は、原口一博前総務相が旗揚げしようとしている政策集団「日本維新連合」である。23日、地域政党との連携を進める政治団体「日本維新の会」の3月中旬の発足に先立ち、国会内で同党議員らによる政策集団「日本維新連合」の準備会合を開き、58人(民主党衆院議員51人、参院議員5人、新党大地衆院議員1人、無所属1人)参集した。小沢一郎元代表の「別動隊」と言われている。
 「日本維新連合」準備会合に出席した国会議員は以下の通り。(事務局調べ。数字は当選回数。敬称略)
 【民主党】原口一博〈5〉、山岡賢次〈5〉、川内博史〈5〉、牧義夫〈4〉、松野頼久〈4〉、奥村展三〈3〉、小宮山泰子〈3〉、中塚一宏〈3〉、中津川博郷〈3〉、松木謙公〈3〉、逢坂誠二〈2〉、大串博志〈2〉、太田和美〈2〉、中野譲〈2〉、福田昭夫〈2〉、松崎哲久〈2〉、横山北斗〈2〉
 石原洋三郎〈1〉、石森久嗣〈1〉、石山敬貴〈1〉、今井雅人〈1〉、岡本英子〈1〉、奥野総一郎〈1〉、勝又恒一郎〈1〉、加藤学〈1〉、金子健一〈1〉、木内孝胤〈1〉、京野公子〈1〉、熊谷貞俊〈1〉、斎藤恭紀〈1〉、佐藤夕子〈1〉、杉本和巳〈1〉、菅川洋〈1〉、空本誠喜〈1〉、高野守〈1〉、高橋昭一〈1〉、高橋英行〈1〉、高邑勉〈1〉、橘秀徳〈1〉、玉城デニー〈1〉、中後淳〈1〉、野田国義〈1〉、萩原仁〈1〉、橋本勉〈1〉、畑浩治〈1〉、平山泰朗〈1〉、三宅雪子〈1〉、山岡達丸〈1〉、山崎摩耶〈1〉、和嶋未希〈1〉、渡辺義彦〈1〉=衆院
 広野允士〈2〉、小見山幸治〈1〉、外山斎〈1〉、藤田幸久〈1〉、安井美沙子〈1〉=参院
 【新党大地】浅野貴博〈1〉=衆院
 【無所属】中島正純〈1〉=衆院
 ④小沢支持派の当選1回衆院議員が中心の「真の政治主導を考える会」(政策顧問・田中真紀子元外相)に加わっている者もいる。
◆これだけのメンバーでも、民主党小沢支持派の衆院議員は、64人、参院議員は、5人。
さらに小沢一郎元代表本人、田中真紀子元外相を加えれば、衆院議員は、66人になる。このほか衆院の「鉄板組」が10人はおり、合わせれば、最低でも76人(このほかにになる。
 現在、民主党・無所属クラブ307人と国民新党・新党日本4人を合わせて311人だから、過半数239人〔480-2=478→1/2]に72人上回るに過ぎない。
 従って小沢派76人が反対すれば、予算案、予算関連法案は可決成立しないのは、言うまでもなく、反対に野党提出の菅内閣不信任決議案を賛成すれば、菅首相は、衆院解散・総選挙か、総辞職のいずれかを選ばなくてはならなくなる。はっきり言えば、菅政権に対する「生殺与奪権」は、いまや小沢一郎元代表の手中にあるのである。
◆それでも、菅首相は、執拗に総理大臣の座にしがみつこうとしている。この執念の裏には、何かありそうである。つまり、いま直ぐには、総理大臣の座をギリギリのところまでは、降りられない理由があるはずである。
 そこで視点を広く、フォーカスを引いてみると、見えないものが見えてくる。それは、世界を支配している大財閥と菅首相との関係である。
 すると、菅首相が、日本国民、国益のために奉仕しているのではなく、とりわけ米国最大派閥デイビッド・ロックフェラー(シティグループのオーナー、エクソン・モービルのオーナー)とその手下のために奉仕していることが浮かび上がってくる。
 このサイトの「有料ブログ」で、2011年秋ごろから「ロックフェラー財閥系、ロスチャイルド財閥系の投資家が、2011年4月から日本の金融証券市場に積極投資してくる」と明らかにしてきた。それがいままさに、始まってきたのである。
 菅首相が世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)に出席するため訪問していたスイス・ダボスで1月29日(現地時間)に「悪魔の金融王」の異名を持つ著名な米国人投資家ジョージ・ソロス(ハンガリー系ユダヤ人)と会談したのは、「4月から日本の金融証券市場に積極投資する」のを目前に控えて、準備会談であった。
◆ジョージ・ソロスは、いつも言うように、デイビッド・ロックフェラーの手下である。菅首相は、やはりデイビッド・ロックフェラーの手下である米国対日工作担当者(拠点は、駐日米国大使「日本管理委員会」)から、デイビッド・ロックフェラーの秘密指令を受けているはずである。
 菅首相は、「4月から日本の金融証券市場に積極投資する」という作戦が終わる「ゴールデン・ウイーク明けの5月上旬」まで、協力しなくてはならない立場にある。そのための道具(売国奴)ということだ。このことは、国際金融機関との関係が深い小沢一郎元代表は、すべてお見通しである。この仕掛けの詳細は、「有料ブログ」で解説しよう。

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米国最大財閥デイビッド・ロックフエラーは、菅直人首相を「下げ相場」で使い捨て、小沢一郎元代表を政権中枢に据えて「上げ相場」で使おうと画策している

◆〔特別情報①〕
 日本は戦後、米国最大財閥デイビッド・ロックフェラーの対日戦略に強い影響を受けて、いつも政治経済を振り回されてきた。いまもその関係は、変わっていない。だから、デイビッド・ロックフェラーの対日戦略がわかれば、日本の政治経済がよく見えてくる。
 具体的には、菅直人首相とその政権は、これからどうなるかも予測てきるのである。菅直人首相は、デイビッド・ロックフェラーの単なる道具(日本国民にとっては売国奴)にすぎないからだ。

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第2章 小沢一郎がつくる強い権力

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橋本は総理総裁にしない

 それに対して、橋本は金丸に警戒された。父・龍伍の長男で、慶応大学法学部を卒業した。

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連合の古賀会長が、小沢元代表の新党に期待、菅首相を見限り、衆院解散・総選挙か、総辞職かを要求

2011年02月23日 17時52分46秒 | 政治
◆小沢一郎元代表は、民主党常任幹事会により党員資格停止処分を受けて、新党結党準備を着々と進めている。政局が政変含みで推移しているので、「衆院解散・総選挙」と「菅直人内閣総辞職」の両睨みで、どちらに転んでも、小沢支持派の身分保障に加えて、増殖を図るとともに、政界大再編・大連立政権樹立という大事業を成功させなくてはならない。
 この大事業を成し遂げるには、何と意っても、支持基盤を強固にする必要がある。幸いなことに、日本最大の労働組合組織である連合の古賀伸明会長が、「新党を立ち上げた場合、全面的に支持する」と約束してくれている。
 連合幹部の間では、小沢シンパが多い。そのうえ、古賀伸明会長が2010年12月、菅直人首相と小沢一郎元代表に「民主党を分裂させないで挙党一致で政治を行って欲しい」と申し入れた。
 これに対して、両者ともに約束したはずなのに、菅直人首相は「脱小沢路線」を崩さず小沢一郎元代表の離党を求め続けてきた。
 しかも、古賀伸明会長は、菅直人首相が掲げている「消費税アップ」政策をバックアップすべく、「連合も賛成する」とエールまで送っていたにも関わらず、誠意ある何の反応も示さなかった。
 これに対して、小沢一郎元代表は、菅直人首相とは真逆の「大型減税」政策を掲げる名古屋市の河村たかし市長と連携しているにも関わらず、あくまでも古賀伸明会長との約束を律儀に守り、民主党分裂を回避しようと努めてきた。
 2人の様子を見て、古賀伸明会長は、菅直人首相の不誠実な「約束破り」に呆れ果て、ついにサジを投げ、小沢一郎元代表の「離党→新党結党」を支持することに決めたようである。
 この態度決定を裏づけするかのように、毎日jpが2月19日、「民主党:小沢系会派離脱届 連合会長が疑問 仙台で会見」というタイトルをつけて、こう報じた。
 「連合の古賀伸明会長が18日、仙台市内のホテルで連合宮城との意見交換後に記者会見し、「地方は雇用状況が厳しい。独自産業の育成など地域で雇用を生み出す努力と知恵が必要」と持論を述べた。国政にも言及した古賀会長は、民主党の衆院議員16人が会派離脱届を提出したことについて『総選挙で民主党に票を入れた国民のことを考えると、あの行動は正しいのか。同じ党で別の会派を作る意味が分からない』と疑問を呈した。党内の混乱が統一地方選に与える影響については、『影響は当然あるだろうが、常に有権者に近い立場で政治活動をしていれば、中央がどうであれ信頼は集められる』との認識を示した。【鈴木一也】」
 この古賀伸明会長は、「別の会派をつくるのに、離党しない」という中途半端なやり方に疑問を呈したのである。むしろ、小沢一郎元代表に「離党→新党結党」を期待する発言であったと思われる。
 その証拠に古賀伸明会長は2月22日、長崎市での会合で菅直人首相に対する「見限り発言」をしている。朝日新聞が23日の朝刊「政治面」(3面)に掲載した「民主 小沢氏処分決定」-「執行部 抵抗押し切る-首相『手順踏み けじめ』」「首相批判 中間派に拡大」という見出しをつけた記事のなかで、こう報じている。
 「民主党最大の支持母体である連合からも首相を見限る声が出始めた。古賀伸明会長は長崎市での会合でこう語った。『予算関連法案を通すには解散・総選挙か、菅さんが辞任して野党が協力するという踏み絵もある』」
 衆院での菅内閣不信任決議案可決による「解散・総選挙か、総辞職か」の選択、あるいは、菅直人首相の文字通り「首=総辞職」との引き換えで予算関連法案を通すことを求めているのである。
◆次に、小沢一郎元代表は、小沢支持派16人が「先陣隊」として菅執行部に「造反」したことにしっかりと報いなくてはならない。しかし、この小沢支持派16人は、比例代表単独選出組なので、「選挙区」を持っていないけれど、だれかが引退するか、死亡して選挙区に「空き」が出ない限り、選挙区からは出馬できない。菅内閣の支持率が10%台に急落し、政権が末期症状を示し、民主党の支持率も自民党に逆転されている状態のまま解散・総選挙に突入した場合、「小泉チルドレン」と同じように比例代表単独選出組は、「全滅」の憂き目にあう。個々の衆院議員が「民主党の政策」をいくら訴えて頑張っても、比例代表単独選出組は、政党に対する比例配分ではどうすることもできない。
 しかし、新党が結党されれば、全国300選挙区のどこからでも出馬できる新たな状態が生まれ、早い者勝ちとなる。おまけに、連合が新党を支持してくれれば、鬼に金棒である。後は、個々の衆院議員が、それぞれの選挙区で「小沢一郎元代表の指導」に従って「ドブ板選挙」を徹底的に実践すれば、何とか這い上がってくることができるはずである。
 政策面では、菅直人首相がしゃかりきになっている「消費税アップ」をベースとする「大増勢」に対して、「大型減税」をぶっつけて、最大争点する。国民の多くは、「消費税アップ」はやむを得ないとは思いつつも、基本的には「大増税」には大反対しているので、勝算は大となるであろう。
◆こうした選挙戦略と並行して、小沢一郎元代表は、政界大再編、大連立政権樹立に向けて、水面下での工作を急いで進める必要がある。言うまでもなく、精力的に進めている。
(最新情報によれば、「大阪都」構想の実現に取り組んでいる大阪府の橋下徹知事が、「地方からの維新」を進めている原口一博前総務相に「小沢一郎元代表と『減税日本』を掲げる名古屋市の河村たかし市長らが進めている地方新党づくりには、参加できない」と断ってきたという。剛腕・小沢一郎元代表の政治力を高く評価しつつも、強烈な個性の持ち主である橋下徹知事は、うまく連携していくことに自信を持てなかったらしい。橋下徹知事は、自民党推薦で知事選を戦ってきた手前、いきなり小沢一郎元代表と手を結ぶのは、困難という事情もある)

本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
米国のタチの悪い勝手格付け機関「ムーディーズ」が日本国債格下げ、中東諸国の反体制デモ、原油急騰の裏に強欲なデイビッド・ロックフェラーの影、投資家は惑わされるな

◆〔特別情報①〕
 米国最大財閥デイビッド・ロックフェラー傘下のタチの悪い勝手格付け機関「ムーディーズ・インベスターズ・サービス」が2月22日、「日本国債を格下げする可能性がある」と発表した。格下げは「Aa2→A2」へ2段も下げられそうである。
 デイビッド・ロックフェラーの手下に成り下がり、使い走りにされている「悪魔の金融王」ジョージ・ソロスらの投機家が、いよいよ「日本国債の底値買い」に出動するとのシグナルを発信している。

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第2章 小沢一郎がつくる強い権力

第7節 なぜ経世会を憎むのか

橋本は総理総裁にしない

 それに対して、橋本は金丸に警戒された。父・龍伍の長男で、慶応大学法学部を卒業した。

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第5章 「おぼれる犬を叩け」―「指の傷が腕の戦闘力を奪う」

 4 何を捨て何をとるべきか

 「貧しいと精神が卑屈になる」

 日経平均株価がピークをつけていたころ、話題となったのがリクルート・コスモスの未公開株の譲渡をめぐる贈収賄疑獄である。リクルートの江副浩正元代表に依頼されてリストを作成したのが、現在の自民党最高実力者クラスの大物政治家である。このようにして自民党の政治家は政治資金を集めていた時期もある。

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小沢一郎元代表は、「党員資格停止処分」という正式決定を受け、早速「離党→新党結党」準備に入った

2011年02月22日 18時58分33秒 | 政治
◆民主党常任幹事会は2月22日、党倫理委員会の答申を受け、「小沢一郎元代表に対する刑事裁判の判決確定までの間、党員資格停止処分にする」と正式決定した。
 これを受け、小沢一郎元代表は、「国民世論の手前、菅執行部が正式決定したのは、織り込み済み」として、一応「不服申し立て」手続きを行う。
 党常任幹事会で再度、処分が決定されれば、民主党内での政治活動が不可能になることから、「離党→新党結党」の準備に入り、いよいよ民主党分裂へと突入する。
 衆院は3月1日の本会議で2011年度政府予算案を採決するが、小沢派が70人反対すれば、可決成立しない最悪の事態もあり得る。予算関連法案も同様である。
 小沢支持派が予算案に賛成して可決成立しても、予算関連法案は、参院で成立せず、衆院で再可決で「3分の2」条項が作動せず、否決される。
 この間、自民党など野党から衆院に菅内閣不信任決議案が提出されれば、小沢支持派70人以上は、賛成に回り、可決されることになる。
 ここで、菅首相は、衆院解散・総選挙か、総辞職のどちらかを選択しなければならない。いずれにしても、菅政権はもとより、民主党は、崩壊のスピードが速まってきた。
◆小沢支持派は、衆院比例単独選出組16人に続いて、いつでも造反する構えの衆院議員が多数存在、小沢一郎元代表は、衆院で過半数割れさせることのできる100人超の勢力を確保しており、民主党から分裂して直ぐに新党を結成する。そのための準備は、側近中の側近であり、作戦参謀の平野貞夫元参院議員に指示している。
 これと並行して、自民党、国民新党、公明党、みんなの党、たちあがれ日本などと大連立政権する下準備は、すでに整っているといい、一夜にして、菅政権支持基盤の与党を「少数与党」に転落させることができる。衆院解散・総選挙になれば、名古屋市の河村たかし市長の「減税日本」など連携して戦う態勢はでき上がっている。
 小沢一郎元代表は、大連立政権の新首相として、国民新党の亀井静香代表に加えて原口一博前総務相を考え始めている。小沢一郎元代表が水面下で進めている北朝鮮による日本人拉致被害者奪還交渉の窓口を務めており、小沢一郎元代表からの信頼度をますます強めているというのである。
 原口一博前総務相は2月21日、東京都知事選への出馬が取りざたされている東国原英夫前宮崎県知事と会い、連携していくことで合意している。「減税日本」を掲げる河村たかし市長や「大阪都」構想の実現を目指している大阪府の橋下徹知事らとも手を携えて地方からの維新のうねりを盛り上げ、大潮流を築こうとしている。小沢一郎元代表にとっては、心強い。 

本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
小沢一郎元代表は、原口一博前総務相を使者に立て、菅直人首相に「党をまとめられるか、できなければ党を割る、『散り際』をよく考えるように」と最後通告した

◆〔特別情報①〕
 読売新聞は2月22日付け朝刊の「政治面」(4面)で、「『政権打倒』提唱・・・でも首相と食事 原口氏『分党論』見えぬ真意」との見出しつきの記事で、「同日夜には菅首相とも会食しており、党内では原口氏の真意をいぶかる声が出ている」と書いている。

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第2章 小沢一郎がつくる強い権力

第7節 なぜ経世会を憎むのか

七奉行の素性

 派閥の実質的なオーナーだった竹下登、会長の金丸信と七奉行との関係は、それぞれ緊密度や信用度に違いがあった。
 羽田は、成城大学経済学部出身で、小田急バスに入社した。「史跡めぐり」「文学散歩」などの企画をうちだしたアイデアマンとしても知られた。

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第5章 「おぼれる犬を叩け」―「指の傷が腕の戦闘力を奪う」

 4 何を捨て何をとるべきか

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「大増税大魔王・菅直人首相」vs「大減税大魔神・小沢一郎元代表」全面対決の権力闘争が望まれる

2011年02月21日 17時54分48秒 | 政治
◆朝日新聞は2月21日の朝刊「社説」において、自ら行った全国定例世論調査(電話)結果である「菅内閣、支持率最低20%」「『早くやめてほしい〕49%」「衆院の解散・総選挙については「できるだけ早く実施すべきだ」39%=昨年11月の31%、12月の34%からややふえた」という多数の民意に反して「小沢氏流を超えて 『政局〕政治から卒業を」という極めておかしい異様な論陣を張っている。
 今日の政治の行き詰まりは、ひとえに2010年7月の参院選挙の際に、財務省と米国側からの強い要請を背景に突如「消費税5%%アップ」を掲げて戦い、その結果、国民有権者の反発を受けて、大敗したところに起因している。菅首相が、参院で過半数を取れなかったのに、その責任を取らなかった。その尾を引いていることを忘れてはならない。民主党内の熟議も経ないで菅首相が打ち出した「消費税5%%アップ」政策に対して、諸手を挙げて賛成し、全面的にバックアップした朝日新聞も同罪である。
 多数決原理を基本とする「民主政治」は、「数の力」がすべてである。与党の権力維持と利権構造の確保のために、野党が何もかも協力しなければならない筋合いはない。野党は、政権奪還に命を賭けるのが、当たり前だからである。「衆参ねじれ」を起こさせた張本人の責任も問わず、野党に責任転嫁するのは、身勝手である。世の中は、そう都合よく回るわけがないのだ。
◆にもかかわらず、朝日新聞の社説は「そろそろ、権力闘争にうつつを抜かす政治から卒業する時である。甘い言葉で権力を奪う政治から、苦い現実を見据える政治へ。白紙委任を得たかのように振舞う指導者から、与野党が非難の応酬に終始する国会から、政策本位で合意を探る国会へ。菅政権は低迷を脱せず、民意の評価は一層厳しい。それでもなお、誰もが日本の難局を痛感している今このとき、「倒閣」だ、「解散」だとぶつかり合っている場合だうか」と相変わらず、寝言を言い続けている。「春眠暁を覚えす」は、まだ早い。
◆朝日新聞の社説は、「苦い現実を見据える政治へ」「政策本位で合意を探る国会へ」と主張している。だが、これは、財務省と米国側からの強い要請を背景にしている「消費税5%%アップ」政策に対して、与野党は、つべこべ言わずに合意しろというのに等しい。
 財務省はともかく、米国政府(背後に米国最大財閥デイビッド・ロックフェラー)の方は、「減税政策」を掲げて戦っている名古屋市の河村たかし市長が、市長選で大勝利し、その影響が全国に広がり、激動を起こす猛烈なうねりを巻き起こしていることに腰を抜かすほど驚き、大きなショックを受けて、いち早く、政策転換を図ろうとしている。
 一言で言えば、菅首相に期待してきた「「消費税5%%アップ」政策を、オバマ大統領が行っている「大減税」政策(ブッシュ前大統領の政策を継続)を日本にも実行させようとしていることだ。こうなると、菅首相の大増税政策は、不必要になるので、米国にとって菅首相は用済みとなる。米国政府に追随するような論調を張り続けてきた朝日新聞論説委員の論陣も、根底から破綻する。
◆この意味で、これからの米国にとり最も必要なのは、かねてから「大型減税政策」を掲げてきた小沢一郎元代表であり、小沢一郎元代表と肝胆相照らす関係にある河村たかし市長ということになる。
 今の国会が急ぎ行わなくてはならないのは、「消費税5%%アップ」政策に対する与野党合意ではなく、「大型減税政策」への大転換だ。そのためには、朝日新聞社説の論陣とは真逆の「誰もが日本の難局を痛感している今このとき、「倒閣」だ、「解散」だとぶつかり合っている場合」なのである。
 民主党内でも、「大増税大魔王・菅直人首相」vs「大減税大魔神・小沢一郎元代表」の全面対決が繰り広げられてよい。ただし、2月22日の倫理委員会で「党員資格停止処分」が決まり、常任幹事会で正式決定されれば、小沢一郎元代表は、新党結成を急がなくてはならなくなる。そして、大決戦は、衆院解散・総選挙か、多数政党参加の大連立政権樹立の工作という激しい権力闘争の場で行われる。

本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
米国が小沢一郎元代表の師・田中角栄元首相の「遺命」である「日米中一体化、ロシア排除」構想に理解、「小沢一郎救出作戦」を実行中だ

◆〔特別情報①〕
 米国対日工作担当者がいま、故・田中角栄元首相の「遺命」に注目し始めている。「遺命」とは、ロッキード事件を仕掛けて自分を「刑事被告人」にした米国に対する深い後悔を基礎にしている。

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第2章 小沢一郎がつくる強い権力

第7節 なぜ経世会を憎むのか

議運・国対族の小沢の手腕

 細川首相の連合政権は、基盤が弱いだけに、国会運営も危ぶまれている。これを支えて、救う役目をするのも小沢である。小沢が、自民党時代に鍛えてきた衆議院の議院運営と国全対策の能力がいかされる。半面、細川政権の首根っ子をおさえているのも、小沢である。議院運営と国会対策で手をぬけば、国会がストップして政権維持を危うくするからだ。

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小沢一郎元代表と河村たかし市長の「減税政策」に対し、菅首相や朝日新聞は「大増税」で時代遅れに!

2011年02月20日 19時42分54秒 | 政治
◆「大増税大魔王」から「大減税大魔神」へ-日本の世論の流れが大きく切り変わってきているのに、菅直人首相はもちろん、朝日新聞や読売新聞などのマスメディアは、このパラダイムシフト(価値観、常識の変換)にいまだに気づいていない。文字通り「時代遅れ」に陥っている。
 言い換えれば、日本国内では、「消費税アップ」による「経済財政路線」から「大型減税」による「景気浮揚路線」への転換期待が盛り上がりつつあるのだ。米国オバマ政権が、ブッシュ減税2年継続を決めた途端に、国民消費意欲が刺激され、景気が回復基調に乗り始めたのが、心強い大きな支援になっている。
 この日本の国民世論の流れを大きく変えるキッカケをつくったのが、言わずと知れた名古屋市の河村たかし市長と愛知県の大村秀章知事、それに名古屋市議会解散の是非を問う住民投票であった。
 背後で、小沢一郎元代表が、側近の松木謙公衆院議員を河村市長の「選挙参謀」として名古屋市に投入して、名古屋市長選と愛知県知事選を物心両面で支援させてきた。
◆河村たかし市長が名古屋市で進めてきた「減税政策」は、元々は、小沢一郎元代表の専売特許としていた「大型減税」を源流としている。
 河村たかし市長は1993年(平成5年)7月18日の第40回衆議院議員総選挙に日本新党公認で旧愛知1区から立候補し初当選。1994年(平成6年)12月、日本新党の新進党への合流に伴い新進党に入った。新進党ではNPOパートナーズ(1995年3月)の座長を務め、新進党NPO法案作成の実質的主導者として1998年(平成10年)3月19日の「特定非営利活動促進法」成立に尽力した。1996年(平成8年)10月20日の総選挙では、新進党公認で出馬し再選。1998年(平成10年)1月6日、新進党が分党して結成された自由党に参加。同年3月19日の「特定非営利活動促進法」成立を区切りとし、4月に離党。無所属(院内会派「無所属の会」)となった。同年12月、民主党に参加した。
 河村たかし市長が、小沢一郎元代表の「大型減税」政策に触れたのは、小沢一郎元代表が1995年(平成7年)12月25日告示の新進党の党首選挙に立候補するに際して、世に問うた「政策提言メモ」であった。このメモは、小沢一郎元代表が自ら立案して、ペンを取り、日本をどこへ導いていくかの提言をA4版のペーパー3枚にまとめていた。私は、1996年(平成8年)2月6日付けで「小沢一郎の時代」(同文書院刊)を上梓し、このなかで、「政策提言メモ」を詳しく解説した。 冒頭「日本が21世紀も平和と豊かさを維持していけるように、時代遅れになった政治行政、経済、社会のシステム全般にわたり、構造改革を断行する」と宣言していた。
 「1、経済・社会を建て直す」において「国内の買い換え需要を中心とする、成長率3%程度の成熟経済を確立する。そのためには、規制による経済管理を止め、経済・社会の自律性を高める。その構造改革を行う中で、不況からの脱却も図る」として、6項目の具体策を示していた。このトップに掲げていたのが、「大型減税策」であった。
 「(1)所得税・住民税を現在の半分に減らす(減税規模は13兆円前後)、最高実効率は50%に引き下げる。法人税は現行の実効税率50%を45%に引き下げる」
 河村たかし市長は。市長の報酬を年額1400万円から800万円に削減したうえで、市民税10%引き下げ、市議会議員の報酬を年額800万円に半減させる政策を打ち出して、市議会から反発されてきた。小沢一郎元代表の「大型減税策」を地方から実現しようとしており、これが、共感を呼び、全国に波及しようとしている。
◆ところが、菅首相は、「消費税引き上げが焦点となる社会保障と税の一体改革は、4月に社会保障改革の姿とその財源を示し、6月の成案で税率引き上げなどの工程表を盛り込む」と言い続けており、「大増税大魔王」から「大減税大魔神」へのパラダイムシフト(価値観、常識の変換)にいまだに気づかず、「時代遅れ」になっている。
 朝日新聞は2月19日付け朝刊の社説(3面)で、「小沢系造反 異様な行動に理はない」との見出しをつけて、以下のように、やはり国民世論の潮流の変化から外れた「時代遅れ」の論説を展開している。
 「小沢氏の処分を早く決め、マニフェストの見直しや社会保障と税の一体改革も決然として進めなければならない。もはや『党分裂』を恐れて迷い、ためらっている段階ではない」
 要するに、大型減税路線の小沢一郎元代表と小沢支持派を切り捨てて別れてしまう「民主党分裂」のススメである。一刻も早く分裂するよう促進しようとしている。おまけに、奇妙奇天烈な提案を示しているのである。「消費税アップ」分から上納金をせしめようとしている米国の強要に対して、それほどまでに、菅政権に応えさせたいのであろうか。属国新聞としか言いようがない。
 「社民党の協力を得て、予算関連法案を衆院の再可決で成立させる道は事実上閉ざされた。極めて困難な道のりではあるが、野党第1党である自民党、そして公明党との政策協議に本気で向き合うしかない。そのためにマニフェストの見直しを一部先行させ、大胆な予算修正もためらうべきではない」
 政権奪還を図りたい一心の自民党と公明党が、左翼・新左翼の菅政権と連立政権でもつくると思っているかのような論説である。時流に逆らうようなまさに「異様な社説に理はない」のである。
 読売新聞は、もっとひどい。「「消費税アップ」を声高に煽っていながら、河村たかし市長の「減税路線」に冷や水を浴びせるような世論調査を行っている。 2月8日付け朝刊1面で「首長新党の候補擁立『好ましくない』53%」という見出しをつけて、名古屋市議会で河村市長支持派が多数派を形成するのを、いかにも食い止めようとしているかのようである。以下、引用しておこう。
「読売新聞社の『統一地方選・地方自治』に関する全国世論調査(1月29~30日実施、面接方式)で、知事や市長が政策を実現するために独自の政党(首長新党)を作り、地方議会選挙に候補者を擁立する手法について聞いたところ、『好ましくない』が53%となり、「好ましい」31%を大きく上回った。地方議会が『住民の意思を反映した活動をしていない』と考える人は64%に上った。首長の力が強くなりすぎることへの警戒感とともに、地方議会に対する国民の強い不満がうかがえる。地方議会については、行政に対するチェック機能を「果たしている」と考える人が33%にとどまり、『果たしていない』57%を下回った。議会への厳しい視線は前回統一地方選前の2007年2月調査(果たしている31%―果たしていない57%)とほとんど変わっていない」

本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
自民党長老たちが、米国対日工作担当者に「大型減税が大潮流となり、上納金差し出しが困難」と交渉開始、菅首相やマスメディアは、2階から降りられない苦境に立たされる

◆〔特別情報①〕
 さすがに、日本の大革新を先導してきた保守政党・自民党長老たちである。「大革新=保守」というのは、辻褄が合わないけれど、日本の場合、大東亜戦争に敗れた後も、「保守勢力が最も革新的」で「革新勢力が最も保守的」だったのである。いまのところ、実名は明かせないが、その保守の権化のような自民党長老たちが、「小沢一郎元代表と名古屋市の河村たかし市長」による「大型減税政策」が、ここにきて俄かに日本政治の大潮流になってきている状況に、敏感に反応して、直ぐに行動に出てきたというのである。

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第2章 小沢一郎がつくる強い権力

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 小沢一郎は、一度目は田中角栄を、二度目は自民党を裏切った。いずれのばあいも「大義名分」をもっていた。田中角栄を裏切ったときの大義名分は、「自分の派閥の後継者としてレッキとした長男坊主の竹下がいるのに、他派閥の領袖を担ぐというのは、どう考えてもおかしいことだ。こんなことで派閥の結束をいつまで保つことができるか」というものだった。

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 「貧しいと精神が卑屈になる」

 日経平均株価がピークをつけていたころ、話題となったのがリクルート・コスモスの未公開株の譲渡をめぐる贈収賄疑獄である。リクルートの江副浩正元代表に依頼されてリストを作成したのが、現在の自民党最高実力者クラスの大物政治家である。このようにして自民党の政治家は政治資金を集めていた時期もある。

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菅直人首相、岡田克也幹事長ともに、小沢一郎元代表の軍師・平野貞夫元参院議員の計略に気づかなかった

2011年02月19日 15時13分25秒 | 政治
◆「ペンは剣より強し」と言うけれど、政治家は、「剣」に代えて「言葉」を武器にしている職業である。武士の「武」は、「矛を止める」と書き「士」は、「鉞(まさかり)の刃を下部にしておく形」、その大なるものは「王」、士・王ともにその身分を示す儀器であると漢字学者の白川静・立命館大学名誉教授の「字通」はいう。
◆しかし、剣も鉞も言葉も、諸刃の剣である。使い方を間違えば、その刃は、自分の身を危うくする。
 最近の例では、岡田克也幹事長が思わず発した「意味のないパフォーマンス」という言葉である。政策マンである岡田幹事長が、いかに政局観に鈍感な政治家であるかという弱点をさらけ出した。衆院比例単独選出議員の「不安と恐れ」を理解せず、腹の底で「小馬鹿にしていた報い」が、16人の造反として噴出した。選挙区選出であろうと、比例単独選出であろうと、「数は力」であることを忘れていた。このため衆院で「3分の2」を確保できないという最悪事態を招いてしまったのである。
 スポーツ報知が2月18日、「岡田幹事長『意味のないパフォーマンス』…16議員民主会派離脱騒動」という見出しをつけて、こう報じた。
 「民主党の小沢一郎元代表(68)に近い衆院議員16人が17日、岡田克也幹事長(57)に衆院会派からの離脱届を提出し、同時に衆院に新会派結成届を出した。執行部は認めず、届け出は受理されない見通し。16人は2011年度予算関連法案などの採決で造反する可能性を示唆。衆院での法案再可決に必要な3分の2議席確保が絶望的となった。 民主党の岡田幹事長は17日、会派離脱届を提出した衆院議員16人の離脱届は無効だとし、離脱を認めない考えを示した。岡田氏は党に所属している限り、規約上は会派離脱はできないとして『意味のないパフォーマンスと言われても仕方ない』と皮肉交じりに語った。直接意見を聞こうとしたが、幹事長室に届け出を置いて去った16人に対し『理解に苦しむ。子供が生まれてないのに出生届が出されたようなものだ』と疑問を呈した。処分については『あまり目くじらを立てなくてもいい』と検討しない考えだ。岡田氏は仙谷由人代表代行(65)、輿石東参院議員会長(74)と個別に会談。輿石氏は『離脱届をどうするか、どこかで考えないといけない』と、執行部として早急な対応をすべきとの考えを示した。菅首相は16人の行動に『まったく理解できない行動だ』と批判した」
 東京工業大学理学部応用物理学科卒で、高等数学を勉強したはずの菅首相は、小学校レベルの算数が教える「加減乗除」が、とうも不得意らしい。たったの16人の造反により、衆院での予算関連法案再可決に必要な3分の2議席確保が絶望的となったのである。それとも、権力の座に安住して、傲慢になっているのであろうか。与党議員なら、「予算関連法案再可決に賛成するのは当然である」と単純に思い込んでいたとしか考えられない。
◆最も迂闊だったのは、「16人造反」の陰に「恐るべき策士」がいたことに築かなかったことだ。「恐るべき策士」とは、小沢一郎元代表の「知恵袋」「軍師」「作戦参謀」と言われている平野貞夫元参院議員(元衆議院事務局幹部、前尾繁三郎衆院議長秘書官、樋高剛衆院議員の義父)である。小沢一郎元代表が自民党を離党して「新生党」を結党した際、規約づくりなど手続き一切を任された政治家である。衆院に関する事務については、表も裏も知り尽くしている。
 朝日新聞は2月18日付け朝刊「政治面」(4面)で、「離脱届 発案は小沢氏側近 平野元参院議員『私が提案した』」というタイトルをつけて、以下のように報じている。
 「民主党の小沢一郎元代表の側近として知られる平野貞夫元参院議員は18日、京都市での街頭演説で、衆院議員16人が倒閣に向けて会派離脱届を提出したことについて「私が小沢氏に提案した」と明かした。平野氏は衆院事務局の職員時代から小沢氏と親しく、国会のルールに精通している。『会派離脱』構想は、平野氏が昨年末に小沢氏と会った際に『(民主党から離党者を出さずに)菅首相を代えるには、この方法しかない』と勧めた。この時は小沢氏が『私は民主党に参加して政権を取った』と断り、立ち消えになったという。その後、平野氏は比例単独議員の1人にも構想を打ち明け、徐々に賛同者が増えて16人が行動を起こした。小沢氏は17日、平野氏に電話で『16人の意思には参った。この決断は理解しないといけない』と語ったという」
 菅直人首相、岡田克也幹事長ともに、小沢一郎元代表の軍師・平野貞夫元参院議員の用意周到な計略に気づかなかったのである。従って、16人の造反は、岡田幹事長が考えるような「意味のないパフォーマンス」などというような軽々しいものではない。ただし、岡田幹事長が、思わずこのフレーズを口にしたのは、事態を深刻なものにしたくないという心理が働いたのは、事実だろう。
◆藤井裕久官房副長官は、20日午前6時から放映される「時事放談」の収録で、「16人の造反」について、「言いがかりですよ」と発言している。背後にいる黒幕・小沢一郎元代表がやらせている「菅政権に対する言いがかり」にすぎないと言いたいらしい。実は、この藤井裕久官房副長官も、政局オンチである。大蔵官僚出身の経済財政通ではあっても、権力闘争を仕切ることもできず、ただ単に付和雷同する単細胞である。
 振り返ってみると、菅首相が「小沢さんには、しばらく静かにしておいて欲しい」と余計な発言をしたことが、今日の菅首相の「短命政権」を決定づけていたとも言える。言葉を他人を傷つけると同時に自らの身も危うくするということである。

本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
小沢一郎元代表は、国民新党の亀井静香代表を新首相に担ぎ上げて、大連立政権を樹立する可能性が大である

◆〔特別情報①〕
 菅直人政権は、崩壊に向かって、ころがり落ちている。次期政権がどうなるかについては、菅政権の総辞職と衆院解散・総選挙の2つの道がある。最後の悪あがきをする菅首相がどちらを選ぶかによって、進路は大きく分かれる。

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第2章 小沢一郎がつくる強い権力

第7節 なぜ経世会を憎むのか

近親憎悪

 しかし、七人は、同じ釜の飯を食ってきた仲間であり、田中角栄からみれば、兄弟弟子の間柄である。それだけに根が深く、始末が悪い、骨肉の争いといえるだろう。

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