Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

シングルをイロイロと

2024年05月09日 | 45's

最近買ったシングルをランダムに。

Bottle of Wine b/w Can't See I'm Tryin' / The Fireballs (Atco) 45's 1967

ジミー・ギルマー率いるニューメキシコ出身のR&Rバンド、ファイヤーボールズの大ヒット。1967年に全米7位まで上がりました。日本でもソコソコのヒットに。当時毎週土曜の午後にフジテレビで放送されていた大橋巨泉の「ビートポップス」で流されていたのをかすかに記憶します。クセのあるボーカルとコーラスにポップなガレージロック風サウンド、こりゃー流行るわなの賑やかしサウンド。B面は明らかにブリティッシュビートを意識した曲でこれまたカッコよし。シングルで聴くと一段と映える一枚。

Bottle of Wine (Mono 45 Mix)

 

Green Grass of Texas b/w Bloody River / The Texan (Infinity) 45's 1961

両面ともにジョニーとドーシーのバーネット兄弟の作、ということでこのテキサンズはロカビリー界の大スター、バーネット兄弟の別名。ポップなロカビリーを期待したのですが、何とも涼し気なインストナンバーでした。1961年Hot100の100位にランクされたそう。入手盤は汚れ具合からしてリプロかも。

 
The Texans - Green Grass Of Texas (1961)
 
 
 
Reason to Believe b/w The Girl That Stood Beside Me / Bobby Darlin (Atrantic) 45's 1966
 
これは嬉しいシングル、1965年にティム・ハーディンが発表した名曲で大好きな"Reason to Believe"のボビー・ダーリンによるカバー、このブログで少し前に取り上げたスコット・マッケンジーのファーストアルバムでも歌われていました。さすがビッグスターのボビー・ダーリン、さりげなくも豪華なストリングスを加えた素晴らしいアレンジ。B面も同趣向フォーク仕立ての佳曲。しかし、この"Reason to Believe"のカバーってどんだけ存在するのだろう、軽く30はあるような。いやもう、大好きです、この曲。
 
 
Reason to Believe
 
 
 
Indian Lake b/w Newspaper Blanket / The Cowsills (MGM) 1968
 
"雨に消えた初恋"でお馴染みファミリーグループ、カウシルズの1968年に全米6位まで上がった大ヒット曲。これまた大橋巨泉「ビートポップス」を思い出します。B面は打って変わった哀愁のマイナーポップナンバー、素晴らしいストリングスオケのアレンジに惚れ惚れします。

 
 
The Cowsills - Indian Lake (1968)
 
Newspaper Blanket
 
 
 
Good Morning Captain (Muleskinner Blues) b/w 21 Years / Joe D. Gibson (Tetra Records) 45's 1957
 
アップテンポのロカビリーのカントリーミュージック風味、所謂ヒルビリーミュージックのシングル、1957年の作。

 
JOE D GIBSON - GOOD MORNING CAPTAIN - 21 YEARS - TETRA 4450
 
 
 
Silver Threade and Golden Needles b/w Aunt Rhody / The Springfields (Philips) 45's 1962
 
あのダスティ・スプリングフィールドの実兄トム・スプリンフィールドが参加していたフォークトリオ、スプリンフィールズの1962年全米20位まで上がったヒットシングル"金の糸と銀の針"。元々は56年ワンダ・ジャクソンのヒット曲ですが、私を含めて一般的にはリンダ・ロンシュタットで知られるのでは。上で取り上げたカウシルズもシングルカットしていました、珍しいところではグレイトフル・デッドもライヴで取り上げていました。
で、このスプリングフィールズのヴァージョンは弟分のシーカーズを想起させるコーラスなのですが、後にトム・スプリングフィールドはシーカーズに多くの曲を提供するようになるので、なるほどと。
 



The Springfields "Silver Threads & Golden Needles" Enhanced Audio
 
 
Linda Ronstadt with Eagles - Silver Threads & Golden Needles

コメント (6)    この記事についてブログを書く
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6 コメント

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Unknown (uni)
2024-05-09 14:08:22
リンダ&イーグルスは良いですね。
私の中のC&Wはジョン・フォガティーと彼女
あっリンゴ・スターも(笑)
Re;リンダ&イーグルス (Jahking@管理人)
2024-05-10 08:15:17
まだまだウエストコーストのマイナーカントリーロックバンドだったイーグルス、まだまだ垢抜けないリンダ。リンダをバックアップするミュージシャンの中からイーグルスが誕生したって逸話を彷彿とさせる動画ですね。実に微笑ましいです。

uniさん、マイク・ネスミスもじゃないですか? とか云ったりして(笑)
Unknown (uni)
2024-05-10 09:16:21
あっ!(笑)
Unknown (jahking)
2024-05-10 11:27:02
やっぱ!
Reason to believe (夜明けのキャット)
2024-05-10 14:27:34
私の調べたところ、インスト、英語以外の言語を含め、ティム・ハーディンの「Reason to believe」のカバーは130もありました!
Unknown (jahking)
2024-05-11 06:29:00
そんなにありましたか! 納得の名曲ですね。御教授有難うございます🎵

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