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『山は晴天』 小西政継

2024年05月09日 22時19分21秒 | ■読書
小西政継の自伝的エッセイ『山は晴天』を読みました。

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マッターホルン北壁、カンチェンジュンガ北壁から青春時代の谷川岳、穂高岳などの登攀、山岳同志会での活動が綴られたエッセイ。
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1982年(昭和57年)に刊行された作品……登山家であり印刷工でもあった小西政継の自伝的エッセイです。

 ■プロローグ
 ■マッターホルンは今も
 ■エベレスト、あの人この人
 ■滝沢スラブの青春
 ■後立山に海外の山をめざして
 ■北穂高・滝谷に鍛える
 ■山学同志会の改革
 ■剣岳の休日
 ■アルプスは晴天なり
 ■うちのオクちゃん
 ■カンチェンジェンガ北壁余話
 ■シルクロードからチョゴリ峰(K2)へ
 ■あとがき
 ■解説 佐瀬稔

1996年(平成8年)にマナスル登山で遭難した登山家・小西政継が、登山経験や青春時代の回想を描いたエッセイ……率直な筆致で、厳しい登攀と人生の魅力を語っていることが印象的でした、、、

先鋭的で攻撃的な登山家としてでありながら、優秀な仕事人であり、温かい家庭人でもあった小西政継の魅力と優しさが伝わってきましたね……もっと豊富な登山経験があれば、もっと愉しめたかなー 私の登山知識では、描かれていることの半分も具体的にイメージできなかったですね。
コメント
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