~ゆるゆると自分に甘い生活~

ざっくり生きててあわわな毎日。でも残りの人生シッカリ楽しむ。

試写会「手塚治虫のブッダ」。

2011-04-29 20:27:46 | ライブ&映画
「手塚治虫のブッダ~赤い砂漠よ!美しく~」試写。


2500年前のインド。
厳しい階級制度のもと、ただその日その日をなんとか生きながらえていた奴隷“チャプラ”。
売られそうになった母を助けた拍子に“コーサラ国”の将軍と運命の出会いをする。
その後チャプラは、奴隷だった身分を隠しながらコーサラ国で立身出世しようとする。

お隣り“シャカ国”では王子“ゴータマ・シッダールタ”がすくすくと育っていく。
城外の世界を知らず、不自由なく育ったシッダールタはある日友人の死を目の当たりにしショックを受ける。
その後、非情な外の世界を見聞きする度、心を大きく痛める。
盗賊の少女“ミゲーラ”に心を癒されるが、身分の違いからミゲーラに悲劇を負わせる事になる。

コーサラ国とシャカ国で争いになるが、チャプラの勢いに対してシッダールタは無気力。
命を奪う事、争いをする事に憤りながら「私になにか出来る事があるはず」と考え続けるシッダールタ。

「生老病死」「生きる事さえも苦しみ」と考えた事がその後の新たな人生の始まり。

映画を観て思った事。
シッダールタが王子であった事は事実だし、シャカ国、コーサラ国の存在もそのとおりでしょう。
じゃ、どこがフィクション?って考えると…。
チャプラの存在、ミゲーラの存在、“タッタ”の不思議な力、その辺りなのかな。

史実がどうとか説話がどうとかじゃなく、こういうエンターテインメントなんだと受け止めるのが良い。



コメント
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