撮り散らかし鉄の記憶

撮り散らかした鉄道写真の中から記憶に残るシーンを

京阪 京橋(2013.2.3) 旧3000系 8081F 準急 淀屋橋行き/急行 出町柳行き

2022年02月19日 21時57分37秒 | 京阪
9年前に京阪 京橋駅で旧3000系の8081Fの準急、急行の格下げ運用を撮りました。
1枚目は、京橋駅に到着した8081(旧3006)の準急 淀屋橋行きです。



2枚目は京橋駅で並んだ右側は8531(旧3505)の急行 出町柳行き、左側は2633の準急 淀屋橋行きです。
淀屋橋駅からの折返しは急行で、格下げ運用が続く運用でした。



8000系30番台は、1971~73年に1900系の後継車として5代目の特急用車3000系として58両が登場しました。
1971年の第1次車は3両編成が基本で、昼間は2編成を連結したて6両編成で、早朝、深夜は編成を分割して3両編成として運用されました。
1972年の第2次車、1973年の第3次車では3両編成、4両編成が登場し、基本編成の2編成を組み合わせることで6両または7両編成として運用されるようになりました。
1989年の鴨東線開業に伴う7両編成化に際には、8000系の付随車である8500形8550番台車が新製されて、6両編成に組み込まれて全編成が7両編成化されました。

1989~98年に6代目の特急用車8000系の登場により、3000系は引退が進んで3005F(3両編成)+3006F(4両編成)が連結された7両編成×1編成と予備車の中間車2両のみまで減少していました。
1995年には車体と主要機器の更新修繕工事が施工され、制御装置その他の機器が8000系と同一仕様に変更されました。
さらに、編成の中間に連結されていた3005、3506が予備車となり、逆に予備車だった3108および寝屋川工場で2階建車に改造された3608(改造後は3855)が組み込まれて3055Fとして7両編成に組み替えられました。
さらに1998年には8000系への2階建車増結による8両編成化と合わせるため、予備車となっていた3506をベースに改造された中間車が組み込まれて8両編成化されました。

2008年に3055Fは8000系30番台に編入され、8081Fに改番されて最後の旧3000系として活躍しました。
2012年7月に2013年春での引退が発表され、9月から改修前のデザインに変更されたクラシックタイプなり、旧車番が前面に表示されて運行されました。
最終的に2013年3/10が最後の営業運転となり、3/23、24、30、31の4日間は中之島~出町柳駅間で臨時快速特急として特別運行されて引退しました。
引退が発表されてから旧3000系の毎日の運用が公表され、狙って撮りに行きやすくなりました。
特に特急以外の格下げ運用も公表されていたので、レアな運用に入る場合には予め準備できました。
この日のように格下げ運用を連続して撮ることもでき、色々な光景を記録することができました。