セレンディピティ ダイアリー

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FORNI @HOTEL THE MITSUI KYOTO

2021年01月27日 | +京都

南禅寺を訪れた後は、蹴上から地下鉄に乗って二条城前へ。二条城のすぐ隣り、三井家の跡地に2020年11月にオープンしたばかりの新しいホテル、HOTEL THE MITSUI KYOTO の中のイタリアンレストラン FORNI (フォルニ) でランチのコースをいただきました。

私は「本日の前菜」をいただきました。タラとじゃがいもをピュレしてセルクルで抜き、イクラとイカ墨のチュイールが飾られています。点々と置いたソースとエディブルフラワー、アートのような一品です。

こちらの前菜は「マルドンスモークソルト薫る鴨胸肉とフォアグラ リベスソースとパネットーネ」レッドカラントのソースと、イタリアのクリスマスのお菓子パネットーネがクリスマスらしい一品。

パリパリした極薄のフラットブレッドと、フォカッチャ。

「リングイネ フレスカ ペスカトーレ ブッラータとカカオソース」 海の幸のうまみがぎゅっと詰まったパスタ。上にブッラータチーズがのっています。

お店の名前が FORNI (窯) というくらいですから、やはりピッツァははずせません。これは「スペチャーレ」という名前のビアンコピッツァ。京都ならではのものと、”月桂冠” 酒粕クリームチーズと猪ベーコンのピッツァにしてみました。

メインのお料理「丹波地鶏胸肉のブラーチェ 人参ピューレと大黒本しめじ」です。

私は「本日の鮮魚 アクアパッツァ仕立て」をいただきました。本日の鮮魚は、姫路産鯛でした。

デザート「トルタ ディ ペーラ マスカルポーネクリーム」 洋梨のタルトです。

私は「クレマ リコッタと林檎のカンノーリ」にしました。シチリア名物、ゴッドファーザーでおなじみのカンノーリですが、細身で洗練された仕上がりでした。

中庭の景色を眺めながら、ちょっぴり和テイストのイタリア料理を楽しみました。

ホテルのロビーには松の枝を使った、和テイスト&ナチュラルなクリスマスツリー。

ロビーの横には小さなライブラリースペースがありました。

ホテルの入口には、三井家の重厚な門をくぐります。(写真は内側から) 低層階のこじんまりとしたホテルですが、和を生かしたラグジュアリーな空間でした。

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南禅寺 方丈庭園と水路閣

2021年01月25日 | +京都

永観堂 禅林寺を訪れた後、歩いて6分の「南禅寺」を訪れました。私は4年ぶりでしたが、夫は子どもの時以来かもしれない、とのこと。まったく覚えていないそうで、何もかもが新鮮に目に映ったようです。

南禅寺の中央に位置する「法堂」 法式行事や公式の法要が行われる場所です。

南禅寺の境内を通る、琵琶湖疎水の「水路閣」 明治時代に建設されたモダンな赤煉瓦の建物ですが、南禅寺の堂々たる風格の寺院建築に不思議とマッチしています。

水路閣の上部には水路が流れ、階段のあるところから上って見ることができます。水の流れは意外と速く、清らかな水音に心が洗われました。

水路閣のすぐ横にある別院「南禅院」 南禅寺発祥の地といわれ、鎌倉時代の池泉回遊式庭園を見ることができます。わずかに紅葉が残るばかりの寂しい木々の姿が、晩秋の庭園に趣を添えていました。

再び水路閣の下をくぐって「方丈」へと向かいます。

ここには、石と白砂で雄大な風景を表現した「方丈庭園」があります。小堀遠州が作庭した江戸時代初期の枯山水庭園で別名「虎の子渡しの庭」といいます。何度も来ている場所ですが、この風景を見ると心が落ち着きます。

横から見たところ。右の廊下は庭を鑑賞する旅行者や外国人でいつもにぎわっていますが、人ひとりいないというのは初めてのことです。

ここは方丈庭園のほかにも、すてきな庭園がいろいろあります。モダンアートのようなこちらのお庭、気に入りました。

苔の緑が印象的な「六道庭」

ジオラマみたいな愛らしいお庭。

最後に、歌舞伎「楼門五三桐」で石川五右衛門の「絶景かな、絶景かな」のセリフで知られる「三門」をくぐって南禅寺を後にしました。

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永観堂 禅林寺 の臥龍廊

2021年01月23日 | +京都

ちょっと間が空いてしまいましたが、京都・奈良旅行記の続きです。京都での朝食は、京都駅構内のイノダコーヒか、地下街のリプトンティーサロンにすることが多いですが、今回はリプトンで、私はコロネのモーニングセットをいただきました。

カスタードとチョコカスタードの入ったコロネ。紅茶はスリランカのディンブラです。

***

さて、この日は金閣寺を訪れるつもりでいましたが、直前に修復中だということをHPで知り、急遽 永観堂 禅林寺 を訪れることに変更しました。京都駅前から市バス5系統に乗って「南禅寺永観堂道」で降ります。(現在、金閣寺はきれいに修復されて公開中です。)

趣のある住宅街を通って禅林寺の総門に着くと、その前の苔庭に広がる散り紅葉の美しさに息をのみました。訪れたのは12月中旬のことで、紅葉はとっくに終わっていると思っていただけに、ちょっとうれしいサプライズでした。

禅林寺は紅葉の名所として知られていますが、私がこの日楽しみにしていたのはSNSで知った臥龍廊 (がりゅうろう) です。大玄関で靴を脱ぎ、渡り廊下や階段でつながれたいくつもの建物を歩いて回りました。

釈迦堂にある襖絵 (撮影不可) も見事でしたが、渡り廊下から見るお庭や、角を曲がる度に現れる思いがけない風景に魅せられました。

そしていよいよ臥龍廊です。

臥龍廊は、山の斜面に沿って巧みに木を組み合わせて作られた廊下です。階段が、龍の背中のようにぐにゃりと曲がっています。

階段から続く廊下もまた美しい。

下からは朝のお勤めが行われていたようで、読経の声が聞こえました。

うねる階段に眩暈を覚えるほどです。

先人の建築技術の高さに感嘆しました。

建物を出て、境内を散策しました。苔むしたお庭や見事な紅葉、大きな池の風景を楽しみました。

阿弥陀堂を外から見たところ。柱が極彩色で彩られているのが珍しい。中にはちょっぴり色っぽい (と言っては不謹慎ですが)「みかえり阿弥陀」がまつられています。

「遅れる者を待つ姿勢、思いやり深くまわりを見つめる姿勢、そして自分自身を顧み、人々とともに正しく前に進む姿勢」

書かれたことばに感銘を受け、自分もこうありたいと願いました。

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京のおばんざい処 六角や

2021年01月11日 | +京都

12月半ば、関西に出張した夫と合流して京都、奈良と旅行してきました。初日は仕事を早退して新幹線で京都に向かい、現地で仕事を終えた夫と6時すぎに京都駅で待合せ。ちょっと早めですが、まずは夕食をいただくことにしました。

向かったのは東本願寺に近い「京のおばんざい処 六角や 京都駅前店」です。京都は底冷えのする寒さとなっていましたが、駅から東本願寺まで地下道が続いているので快適でした。予約はしていませんでしたが、早い時間だったのですぐに席に案内していただきました。

まずは生ビールでお疲れ様の乾杯。朝 別々に家を出て、夕方にはもう京都で再会ってなんだか不思議な気分です。突き出しはししゃもの卵のわさび和え。初めていただくお味ですが、こりこりした食感の魚卵にわさびが効いて絶品でした。

最初におすすめ料理から3品。右奥は「万願寺唐辛子と赤こんにゃくの炊いたん」右手前は「秋刀魚の南蛮漬け」左は「おでん盛り合わせ」。寒かったこともあって、京風おでんが食べたかったので大満足でした。

こちらもおすすめ料理から「牛すじ味噌煮込み」。しみじみとした味わいでとてもおいしかったです。

店内の様子。まだお客さんが入ってこないうちにパチリ。お店は地下にあり手前がカウンター、奥がテーブル席となっていました。席は全て板敷で、入口で靴を脱いで入ります。

名前を忘れてしまいましたが、途中で日本酒に切り替えました。

こちらもおすすめ料理から「出し巻き」。京都に来たら是非食べたい一品です。おだしがじわ~っと染みて滋味深いお味でした。

「海老の湯葉巻き上げ」。梅肉のソースをつけていただきます。この辺りから私はもうおなかいっぱいで、お味見程度にいただきました。

「お魚と九条ネギの味噌バターホイル焼き」。お魚は鮭でした。

おいしいお料理においしいお酒をいただいて、体も心もぽかぽか温まりました。お酒に酔ってもう歩くのがめんどうになっていたのでタクシーを拾ってホテルへ。

京都での定宿は、駅からほど近いリーガロイヤルホテルです。ロビーにはアメリカの家庭を思わせる、ハートウォーミングなクリスマスのコーナーができていました。

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六盛 スフレ&カフェコーナー茶庭

2019年12月10日 | +京都

京町家でラーメンをいただいた後は、息子のリクエストで今度はスフレを食べに行きました。四条烏丸から東山二条までバスに乗ります。

豊かに水をたたえた美しい川の風景に思わず息をのみました。このあたりは岡崎といって、近くに平安神宮がありますが、周囲は落ち着いた住宅街です。この川は琵琶湖疎水で、この近くで鴨川に流れ込んでいます。

息子が行きたいと言ったスフレのお店は、琵琶湖疎水沿いにあります。なんとなくカフェ風のかわいらしいお店を想像していましたが、Google Mapsに導かれたお店は立派なお料理屋さんの造りです。番頭さんがお店の前に水を撒いていました。私たちの姿を見て「スフレですか?どうぞ、どうぞ」をお店に案内してくださいました。

こちらのお店は「六盛」さんという京料理の老舗で、美しい ”手をけ弁当” で有名だそうですが、別室の「スフレ&カフェコーナー茶庭」で、おいしいスフレがいただけます。

カウンターとお座敷のあるカフェは落ち着いた雰囲気で、私たちが入った時には、マダムやおじさまたちのグループがゆったりとお茶の時間を楽しんでいました。

窓の外には美しい緑。その間から琵琶湖疎水の水面がのぞいています。

スフレは、バニラ、抹茶、ショコラ、フロマージュ、季節のスフレとあります。私たちはバニラのスフレと飲みもののセットをいただきました。

スフレができるまで20分くらいかかるので、先に運ばれてきた飲みものをいただきながら気長に待ちます。手前のはスフレにかけるソースです。セットの飲み物は、私たちはコーヒーと紅茶をいただきましたが、ワインやスパークリングワインもあります。

じゃーん。スフレが運ばれてきました。ココットから、きのこのようにふくらんだスフレ。表面の焼き色もムラがなく、美しくなめらかです。

テーブルの上に置かれたインストラクションに沿っていただきます♪ まずはスフレの中央にスプーンで穴をあけまして、そこにかき混ぜたソースを流し入れます。ソースをからめつつ、いただくスフレはふわ~っ、しゅるしゅる~と口の中で泡のように溶け、はかなくも甘美なおいしさ。ぜいたくなひと時でした。

***

これで京都・城崎旅行記をおわります。長らくおつきあいくださり、ありがとうございました。

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和醸良麺 すがり

2019年12月07日 | +京都

詩仙堂を訪れた後、お昼は息子お勧めのラーメン屋さん「和醸良麺 すがり」さんに案内してもらいました。四条烏丸交差点からほど近い裏通りにあります。

古きよき京町家の建物をそのまま生かした、趣のあるお店です。わかりにくい場所にありますが、私たちが着いた時にはお店の前に20人ほどの列ができていました。(写真は食事のあとに撮ったものです)

これなら大したことないと思ったら、途中でお店の人が出てきて「あと2時間くらいかかります」とおっしゃいます。え~?!と思ったら、理由がわかりました。

入口を入ると、鰻の寝床のように奥まで細長い土間が続いていて、そこにもお客様が並んでいます。これはきっと伝統的な京町家の造りなのでしょうね。

そして土間を抜け、建物を出たところに坪庭があります。(そこにも人が続いています) 小さいながらも、石が敷き詰められ、水を張った石の鉢があり、草木が植えられ... ほっと落ち着く空間でした。

待っている人たちの中には外国の方も多かったですが、よく知ってるな~と感心しました。ちなみにあとで英語版の Trip Advisor をチェックしてみたら、Awesome, Fantastic などと絶賛されていましたよ。

1時間半ほど待って、ようやくお店の中に案内されました。シンプル和モダンなインテリアがかっこいい。席はカウンターがあるだけですが、スペースがゆったりとしていてくつろげました。注文は土間に並んでいる時に食券を買っておきます。基本のメニューはラーメン、つけめん、カレーラーメンの3種類。さらにトッピングを選びます。

私はふつうに、黒豚チャーシューのラーメンにしました。キャベツとニラというのがめずらしい。スープは豚骨でしょうか。こってりとしていて、でも重くなく、深々とした味わいがありました。細身のおしゃれな容器に入った数種類のスパイスが、引き出しの中にセットされていますが、カレーラーメンがあるからか、ガラムマサラがあるのがユニークでした。

息子はもつのラーメンに味玉をトッピングしました。ラーメンにもつってめずらしいですが、こちらのお店ではもつつけ麺が人気のようです。私は日頃はもつをまったく食べないですが、ひとつだけ味見したら、クセがなくておいしかったです。コクのあるスープによく合いました。

私たちのあと、数組でお昼の部は売り切れでした。ぎりぎりいただけてよかったです♪

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常林寺 ~ 下鴨神社 ~ 詩仙堂

2019年12月02日 | +京都

鴨川で納涼床を楽しんだあと、夫は翌日仕事が入って夜遅い新幹線で東京に帰ることになったので、翌日は息子と二人で京都ですごしました。

まずは、バスで出町柳まで行って、萩の寺で知られる常林寺さんを訪れました。萩はそろそろ終わりかけでしたが、境内を覆いつくす萩の茂みは圧巻でした。わずかに残った可憐な紅白の花々に、満開の頃はさぞ見事だっただろうと思いを馳せました。小さいながらも趣のあるお寺でした。

出町柳は、ちょうど賀茂川と高野川がYの字に合流して、鴨川となる場所でもあります。加茂大橋の上から合流地点をパチリ。ここまでくると山が目の前に迫り、京都が盆地であることを実感します。川はなかなかの早瀬でしたが、河原で遊ぶファミリーでにぎわっていました。

この合流地点のすぐ北に、下鴨神社があります。本殿に行くには、糺の森(ただすのもり)を通りますが、神社によくある鬱蒼とした森というよりは、木漏れ日が差し込む明るい森で、参道のすぐ横には小川が流れ、まるでハイキングをしているような気分でした。

大きな鳥居をくぐると、立派な楼門が現れます。この門の奥に本殿があります。

下鴨神社は、みたらし団子発祥の地でもあります。^^ 下鴨神社で行われる「御手洗祭」でお供えしたのが、やがて境内でも売られるようになり、名物になったそうです。お団子は、境内にある御手洗池の水泡をかたどって作られたといわれています。

境内に、君が代で知られる「さざれ石」がありました。といっても、さざれ石というのは ”小さな石” という意味で、全国各地にあるそうです。さざれ石(小さな石)が巌(岩)となりて...というのは、こういう状態を指しているのですね!

さて、このあとは叡山電車で一乗寺駅まで乗って、詩仙堂を訪れました。

詩仙堂は、徳川家の家臣である石川丈山が造営した山荘で、現在は丈山寺という寺院になっています。うっかり通り過ぎてしまったほどに目立たない入口ですが、門をまっすぐ進むとその奥に、土地の高低差を生かした風雅な庭園が広がっています。

建物の中は撮影禁止ですが、お部屋から見る白砂の庭園も美しかったです。時折鳴り響く、鹿威しのカーンという音が静寂の中のアクセントとなっていました。

みずみずしい青もみじ。今はきっと美しく紅葉しているでしょうね。

芙蓉がきれいでした。

かわいいピンクのお花。

紫式部。庭園の中で、夏から秋への季節の移ろいを感じることができました。

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鴨川 ぽんとさんの納涼床

2019年11月27日 | +京都

前回から1回お休みして、京都・城崎温泉旅行記の続きです。

京都に着いてからホテルでひと休みして... 夜はせっかくなので、9月までやっている鴨川納涼床に行こうということに。バスで四条河原町に向かい、息子の案内で先斗町(ぽんとちょう)にある居酒屋「ぽんと」さんを訪れました。ちょうど雨も上がってよかった♪

納涼床は、京都の夏の風物詩。鴨川にテラスを張り出して、夕涼みしながら食事ができます。京料理のほか、イタリアンやフレンチ、カフェなどもお店を出しています。ぽんとさんは、元お茶屋さんの建物を生かした居酒屋さんですが、四条大橋に近く、すばらしい眺めでした。

目の前に、改修工事をして昨年再開場したばかりの美しい南座が見えました。私たちはまずはビールとともに、お料理は納涼床のミニコースをいただきました。

おぼろ豆腐に、京の盛り合わせ(胡麻豆腐・漬物・揚げ湯葉しゅうまい・生麩)

海老と九条ねぎのからし酢味噌。このあと、鱧と湯葉のお椀をいただいて(写真なし)、6種類のお料理から3種類を選びました。

生麩田楽。

水菜とたこのカルパッチョ。

生麩と伏見とうがらしの天ぷら。

〆に、おにぎり(大きい!)と、京漬物のお茶漬けをシェアしていただきました。最近の夏の暑さは半端ないので、9月くらいが納涼床にはちょうどいいかもしれません。夜風が心地よく、気持ちよかったです。

このあとは、先斗町を三条まで散策して...

三条からは鴨川の河原を歩いて、四条までもどりました。川沿いに続く納涼床のぼんぼりの明かりや、夏の夜を楽しむ人々のざわめきが旅情をかきたてました。

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イノダコーヒの朝食 &城崎温泉へ

2019年09月27日 | +京都

翌日は朝から冷たい雨が降っていました。まずはホテルをチェックアウトして、シャトルで京都駅八条口へ。毎度おなじみのイノダコーヒで朝食をいただきました。

お店の看板メニューの ”京の朝食”。これにコーヒーがつきます。ふわふわのスクランブルエッグに肉厚のハム。ひとつひとつの素材のお味が生きていて、間違いのないおいしさです。

私はハムトーストをいただきました。ハムときゅうりがきちっとはさんであるところがとても好きです。ポテトサラダもほっとするおいしさです。

これにカフェオレをいただきました。ホットですが、レトロなガラスのカップに入っています。

息子はなぜか朝からイタリアン、という名前のナポリタンスパゲティを、タバスコと粉チーズをたっぷりかけて食べていました。小さめのメタルの器に入っていて、こちらもなんとなく懐かしい雰囲気です。

そしてミックスジュース。ミックスジュースというと淡オレンジ色が多い気がしますが、イノダさんのは淡いグリーンでほんのりメロン味です。

***

この日はぐっと気温が下がりましたが、夫は半袖しか持っていなかったので、9時の開店を待って京都駅八条口のユニクロに駆け込みました。同じような旅行者がたくさんいて、お店は開店するやにぎわっていました。

京都駅は北側の中央口が表玄関ですが、南側の八条口にユーティリティ的な機能が集まっていてとても便利。さすがは古くからの観光地らしく、よくできていると感心します。

この日は朝から兵庫県の城崎温泉に向かいました。京都駅からは約2時間半。1時間に1本くらいの割合で特急列車が出ていますが、次の発車時刻が迫っていたので、とりあえずPASMOで入って列車の中で車掌さんに精算してもらいました。

写真は天橋立行きの特急 ”はしだて” で、途中の福知山駅で城崎温泉行きの特急 ”こうのとり” に乗り換えます。京都駅の長距離列車のホームは、重厚で広々していてまるで欧州の鉄道のよう。京都の市街地を抜けると、霧に煙る山の風景が続き、旅の気分が高まりました。

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Mexican Dining AVOCADO

2019年09月25日 | +京都

週末に、京都と城崎温泉を旅行してきました。台風17号の影響で、雨が降ったり止んだりのあいにくのお天気でしたが、おいしいものを食べたり、温泉でくつろいだり、いろいろ話をしたり、のんびり楽しんできました。だらだら続きますが、しばし旅行記におつき合いくだされば幸いです。

金曜日の夜、関西に出張していた夫と、奈良にいる息子と、東京にいた私が、それぞれ京都に集まりました。この日の夜は、以前息子と行ったことのある三条通の Mexican Dining AVOCADO (メキシカンダイニング アボカド) で食事をすることに。夫と私はひと足先にお店に行って、息子を待ちました。

まずは、メキシコのビール コロナと、お店のオリジナルのノンアルコールカクテル マンゴーレモネードで乾杯。

とりあえず、ワカモレ(アボカドのディップ)。

セビーチェ(シーフードのマリネ)。こちらのお店では、サーモンを使っていました。

そうこうしているうちに、息子が到着しました。左はテキーラサンライズ。奥に見えるのはパローマという、グレープフルーツとテキーラを使ったカクテル。お料理は、チョリソーのタキートス。ぴりっとスパイシーなメキシコ風春巻きです。

大好きなケサディーヤ。トルティーヤを使った、メキシコ風ホットサンドです。中にはお肉とチーズがとろ~り。あつあつをハフハフしていただきました。

ポークやハラペーニョ、野菜をはさんだタコス。ピリ辛味がアクセントになっています。

チリとアボカド、チーズののったナチョス。甘辛味のチリと、とろりとしたチーズ、あつあつがこたえられないおいしさでした。

メキシコのお祭り”死者の日”の骸骨のモチーフや、メキシコでポピュラーな切り絵の飾り、手描きのレトロなポスターなどが飾られ、温かみのあるコージーなインテリアが心地よい。高瀬川に面したロケーションも、趣があってすてきです。

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