拈華微笑 ネンゲ・ミショウ

我が琴線に触れる 森羅万象を
写・文で日記す。

  『厚顔無恥・内閣』にこそ風穴を!

2017年06月26日 | マトリックス・J

  あれは今年2月17日国会の予算委員会での森友学園問題で野党が質疑していた際
  安倍首相は『私が関わっていたら、総理大臣を辞める!』
  ・・・・と発言してから、成り行きをずーっと注目しながらも
  3月の引っ越し最盛期、4月の写真展の準備と実行、5月の退職前の落ち着かない気分に花粉症が追い打ちをかけたりと
  個人的にワサワサとした日常を送っていく中で、安倍政権がそれこそ想定外の事柄で墓穴をドンドン掘っていく事態が見えた。

  ああ、これで安倍政権もいよいよ年貢の納め時かァ〜・・・と思ったものだが、それからなかなかそうはならなかった。
  どころか、6月15日に共謀罪法案が強行採決されてしまった。

  野党がどんなに頑張っても『数の力』には勝てないという現行の政治体系に愕然とし
  少しずつ明らかになりつつある『加計学園問題』も、見え透いた嘘と忖度で安倍総理を死守する構えの内閣府高官や官僚に
  よって、野党の追究もいよいよこれまでか!と思ったその時・・・・前川前事務次官という人物が現れたのだ。

  『総理の意向』と書かれた書類が野党によって提出された時、菅官房長官によって『怪文書』と、一刀両断されてしまい
   せっかく手に入れた『上からの圧力の証拠書類』と思われたが、彼の一言でほぼ落着する間際の、前川氏の登場。

  一回目の登場後、他のメディアにしばしば登場し、彼の人となりが徐々にわかるにつれ、沈着な中にどこか
  人をほのぼのさせる風貌、そして暴露的に『出会い系バーがよい』が新聞にさらされたが、その内実がその後の
  週刊誌なのど取材で、政府の狙いと真逆の、かえって彼の人格の高貴さをさらしてしまった。
  
  テレビのワイドショーなどでは、前川氏の登場に拍手を送っていたコメンテーターですら、出会い系バーの件になると
  なにその言い訳、よりによって『貧困調査?!』・・・と鼻から彼の発言を信じていない様子に、ボクは驚いた。

  
        

  まァ、エリート官僚と聞くとだいたいイメージが決まってくるのだが、彼は本物のエリートで、人情の分かる、不正をゆるせない
  いまどき珍しいタイプというか、逆に古き良き日本を引き継いている人であった。
  この人を見ていて、ボクは昔良く読んだジョージ秋山のマンガ『浮浪雲・はぐれぐも』に登場する世の中に清涼な風を吹き起こす
  男を見ている気がした。
  記者クラブ会見の最後にある記者の質問『父上からどんな影響をうけたか・・・』と聞かれて、『父の影響で仏教、特に『禅』に影響を  
  受け実際に禅の修行をした』・・・という答えにボクは頷いた。

  

 デモクラシーの紋章『Sealds』

2016年05月29日 | マトリックス・J
 昨夜、フェスブックで見かけた動画『それでも私はデモに行く』BSテレビ朝日ザ・ドキュメンタリー(5月26日)で
 Sealdsシールズの活動のドキュメンリーを見てあらためて彼等の存在に目を見張る思いをした。
 
 ツイッターやフェスブックをやっていれば、シールズとか奥田愛基さんの事は知らない人はないだろう。
 ボク自身も彼等の活動を肌で感じるほど身近なものとしてとらえていた。
 しかし,このドキュメンタリー、昨年のシールズ活動を18分にまとめられている動画を見て、彼等がどれほどのエネルギーをこの活動に注いでいるのかを目の当たりにして
 共感とともに感謝の念にまで思いが至たる。

 そもそも Sealds (シールズ)とは Students Emergency Action for Liberal Democracy (自由と民主主義のための学生緊急行動)の略で『Sealds』。

 しかし、ダジャレ・ジィ一撮としては、このまま受け入れるわけにはいかない。 もう一捻りほしい・・・と、調べたところ

 英語で『Seal』=『アザラシ』或いは『紋章』という二つ意味がある。こりゃ~イイわ! 
 そうすると、シールズは 一撮流に言えば、『デモクラシーの紋章』を掲げたアザラシ達・・・ということになる。

 夏の参院選をひかえ、選挙権年齢の引き下げられた最初の選挙であることも何かの因縁であろう・・・若者シールズの日本平和実現への牽引力として果たす
 役割はいくばかりであろうか。BSテレビ朝日ザ・ドキュメンタリー『それでも私はデモに行く』を沢山の人に是非見てもらいたいと思う。



         
         
         本来は動画、『それでも私はデモに行く』BSテレビ朝日ザ・ドキュメンタリーをアップしたかったのだけれど
         見当たらず、この動画となったが、右翼の街宣車に邪魔されても挫けるどころか機転を効かした対応など、なかなか。

 ツイッターの青い鳥

2016年04月11日 | マトリックス・J
 ツイッターのシンボルマークが『青い鳥』であることは伊達ではない・・・と感心している。(メーテルリンクの書いた童話『青い鳥』は、幸福を意味する)
 

 というのは先日、スイス在住ほぼ40年近くになる友人(日本人)と話をしていて、めったにしない政治の話になった時
 話が噛み合わない、とお互い思ったものだが、何故この違いがあるのか、ということを少し考えた。

 『あんたの、情報源(政治に関しての)は何?』と聞かれた時、 ボクは『ツイッター』と答えた。
 そして彼の情報源は長年日本から取り寄せいてた『文藝春秋』や『週刊文春』であることは、前から知っていたので
 改めて聞かなかったが、彼がツイッターをしていないことを今回確認した。

 この事柄(ツイッターの有無)だけを見て、どちらがどうより政治的真実を知っているか?・・・ということを判断するのは早計といえるのであるが、
 例えば、ごく最近安倍総理が国会の答弁で『私自身はTPP断固反対と言ったことは一回も、ただの一回もございません』・・・と述べた事に関して
 ツイッター上では大炎上しているが、ツイッターやフェイスブックをしていない人で、この事を知っている人がいるだろうか?

 こんな大それた大嘘をついて、安倍総理の支配下に置かれている新聞やTVや雑誌が国民に知らせるべき『ニュース』として報道しているだろうか?
 と、考えた時・・・・たとえばこの友人がこの事実を知っているかどうか、はなはだ疑問だ・・・と思ったわけだ。

 ツイッターというと、140文字以内の投稿を共有するウエブ上の情報サービスという非常に限定されたメディアであると使ってない連中に思われているようだ。

 ボクにツイッターを薦めてくれた友人も、当時は兄弟や親しい友人に限ってツイートしていが、現在はほとんどやっていないし、政治的動向についても
 あまり感心がないようで、例えば『小沢一郎』についても昔雑誌等で叩かれていた時期のイメージを未だに抱いている発言を聞くにつけ、ボクは残念でならない。

 ツイッターは140字という字数制限の中に、Youtubeをはじめ、問題を深く掘り下げたブログ、ニュース記事など様々な情報を貼り付けることが出来るツールで
 物事の一片だけを紹介するにとどまらない、簡易でありながら情報をより深く理解するために発・受信することができる優れた情報メディアなのだ。
 
 問題はそれこそ各自の『問題意識の持ち方』次第であって、ツイッターでどんな情報を得たいのか?がハッキリしていれば良い・・・わけであるが
 中でもツイッターという『小鳥』が貴方の心の窓辺に持ち寄る『情報』から本当に貴方を幸福にする『青い鳥』となる情報は貴方自身が考えて選択するものであろう。

 安倍政権下にあって、大手メディアの新聞、テレビ、雑誌が、国民にあざむき、安倍政権の意向にそむけない体質に堕落した現在、ツイッターやフェイスブックなどの
 ツールの重要性をあらためてボクは認識した。
 
                  
                  人の命を削る安倍政権の実態を本当に知りたければ ツイッターの青い鳥にたずねよ・・・

 

 

 暑いからこそ『熱い男』を!

2015年07月19日 | マトリックス・J
  いやいや、確かに暑い夏ですね~。温度とかイチイチ調べてないけど。
  昨日は、屋根裏部屋にすんでいる相方の友人がついに暑さに耐え切れずに、家に泊めてくれ!・・・と電話して来たのだけれど、ちょうど従姉妹宅の涼しい庭で
  夕食を食べていた時だったので、車で30分で来れる距離だからちょっと涼みがてらに、『おいで』と、誘ったところ本当に来て色々駄弁って、気持も落ち着き
  田舎のむしろ涼しいくらいの環境にすっかり街中の暑さを忘れてしまったか、帰路、の車の中『なんだか涼しくなったようなので今日は自分のアパートに帰るわ・・・』
  とのこと。
  それにしても、ボク自身も『暑さ』に弱くなった気がする。 メガネをちゃんと使ってなく、頭や首にぶら下げているときなど頭や首にまつわりついている
  メガネにちょっとイラつくのは『暑さ』に負けている証拠だと思っている。

  日本の暑さはスイスの比ではない・・・といつも聞かされているが、別の意味で今現在『日本国』はヒートアップしている。
  そんな中『暑さ』ぶっ飛ばした!というか、一部の人間にf『冷や汗』をかかせた人間がここにいる。
  皆で彼を支えていこう。



                

 夏到来

2015年06月30日 | マトリックス・J
  いよいよ本格的『夏到来』が嫌でも実感できる気候となった。・・・なんでも今日は34、5度で この金曜日は38、9になるとかで 相方も友人も悲鳴をあげていた。

  今日は仕事を半ドンで切り上げ、明日は残業時間減らしに急に『休暇』。
  ならば、明後日の木曜日に休ませてくれ~!・・・(なでしこジャパン対インクランドの女子サッカー準決勝を見るため)と、頼んだが仕事が入ってましたと。

  気を取り直して 6月最後の今日はなんとしても ブログを更新しよう・・・と、いつものごとくIWJの岩上さんによる、吉良よし子議員、笹山尚人弁護士インタビューの
  主題は『ブラック社会の合法化に王手!?破壊される『労働者保護』の戦後レジーム世界的な派遣国、長時間労働国・日本の未来を問う』を聞きながら・・・・

  写真を選んで、それに似合った『短歌モドキ』をヒネる作業は・・・・さすがに難しかった。
  途中居眠りこきながら 出来たモドキ ↓↓↓ がこれ。

             

  この5,6月と仕事やら 花粉症やら 写真展やらで グダグダやっていても 日本で起きていることにはチラチラと眼を向けていたけれど
  ジックリ岩上さんのインタビュ-を聞いていると、『戦争法案』問題の陰で着々と進められている安倍政権の『残業代ゼロ法案』『正社員ゼロ法案』などが
  粛々と進められている事実に 暑い日にはちょうどよい背すじが凍る話ばかりであった。
  ボクは日本にいた時、様々なバイトを渡り歩く生活をしていたが、バブルが弾く前の時期であった為か、自分が呑気であった為か・・・良い時期を過ごしていたが
  それでも労働環境については疑問を持ち始めた頃に、ちょうどスイスに来てしまったので、いま日本で起きているブラック状態が怖ろしい、と強く感じるのだ。
  
  日本から見るとヨーロッパはブラック企業なんてありえない・・・なんて思っている人がほとんどであると思うが、どうして、職場に抗議の『自殺』なんかは
  結構あるようだ。こういった竹中なにやら氏のような『なんでもビジネス』センスのオッサン達が国の経済界を牛耳るような『新自由主義』というのは世界規模で
  広がつている。そういう意味でも日本は先進的であると思うが、最近では学生達も『反対の意』を示す抗議活動が始まっているようなので、さてどうなるか?


   

  太郎の捨て身女装『自民以外で!』

2014年12月13日 | マトリックス・J

  一歩、我が書斎(?)に入ると そこはNipponである。 (一歩そとにでると外人だらけの国(スイス)にすんでいるわけで。)

 (ちなみに、多数の輸出入会社の男どもが働いている職場では なんとボクは『Nippon!』と呼ばれている。『サバァ?ニッポン』・・・ってな感じで。
  そんなわけでもないが、『Nippon』を背負って立つているような気が『若干』しないでもない。)

  最近、書斎に入ってやっていることは、ツイッター、ブログ、IWJなどで 衆議院総選挙情報の収集と安倍嘘八百政権に対する悪態の文言などの工夫
  などなど、ほぼ日本にいると一緒・・・みたいな気分に浸っている。ただ、外からウグイス嬢の声が全く聞こえないだけ、のような。
  だから、Nipponにいる時は明日12月14日の投票結果如何(いかん)によって実に怖ろしい事態になるのではないか?と気をもんでいる。

  今日、 山本太郎の菅直人の応援演説の動画を見たが、いつもの太郎ではない もっともっと必死な太郎を感じた。
  何故かマイクもなく、メガホンを手に山本太郎はいつもの以上に切々と (自民を勝たせてはいけない、という意味で)菅直人を応援していた。
  こういった姿を見ても、国会議員の中でも 山本太郎が安倍政権に対して尋常ならざる危機感を持っていることがわかる。

  この動画も⬇⬇⬇ そんな太郎の必死が見られる。が・・・、どう見てもこれだけは、ちょっと・・・ね。(投票しよう、自民以外に!)
  
 

                   
                     太郎の凄いところは ここだね! メロリンQは伊達じゃないよ。
                    

  アベノ・マトリックス選挙

2014年11月30日 | マトリックス・J
 
 安倍嘘八百政権による『衆議院不意打ち解散』のため、早くも来週 12月2日(火)公示 そして投票日が12月14日(日)となった。
 
 ボク等、海外在住組による『在外投票』はもっと早く 来週の12月3日~7日の間に投票しなければならず
 恥ずかしながら、ボクにとって第3回目になる選挙投票は、『安倍政権打倒!』の為、何が何でも必ず行く・・・とは思っていたものの 
 早くも来週の話ということに、それなりの心の準備すら整わない『不意打ち選挙』であることを実感。

 日本の現状に大いなる危機感を持っているボクですら、この体たらくであるから、メディアを信じ切っている大方の国民にとっては
 急に行われる選挙に何の緊張感も持たずに、投票に行かない輩も沢山いるのではないか?・・・という怖い予感が心をよぎり
 今更ながら、『低投票率』を狙った不意打ち解散を実行する安倍政権の狡猾さに背筋が寒くなる思いがした。

 世の心ある人の間ですら、安倍政権の卑怯な不意打ち解散を批判する意味で『大義なき解散選挙』と今回の選挙を呼んでいるが、ここまで来ると
 その名称はむしろ一般大衆に対して今度の選挙はそれほど重要ではない、、などという大いなる誤りを印象づけるのではないかと危惧する。

 まだ誰も、『衆議院解散』の可能性を示唆していない時期に 山本太郎さんは、この晩夏から反TPP,反秘密保全法をメイン・テーマに行なっていた
 『全国街宣キャラバン』において『衆議院解散』の可能性を唱え、それに向けての心の準備を訴えていたのは流石であったと思う。

 そして、実際今回の『選挙』は 低投票率を狙う安倍政権の『大義なき解散』ではあったが、やりようによっては『安倍政権打倒!』のチャンスでもある。
 その為には、なんとしても『投票率』を高めることが、安倍政権の為に損なわれた様々な人権に不満をもつ大衆による『安倍政権打倒』のための投票率
 を高めなければならない選挙である。
 
 NHKや読売新聞、産経など安倍政権の手先となって大衆を欺いている現状、それに目覚めている人々による『口コミ』などによる草の根的手法によって
 この大いなる『アベノ・マトリックス』を打ち破ろうではないか。

 (*映画マトリックス=ロボットによる人間支配は人間を電力源として活かし、人間自体は洗脳により普通の生活をしていると思い込まされているというストーリー
   それはまるで、日本政府+大企業+東電による日本国民のマトリックス化であった。)

           
           山本太郎さんは今年2014年にドイツのシェーナウ電力(市民電力会社)が毎年、全世界の優れた人達の活動を表彰する
           環境賞『電力革命児』賞を他の2日本人と共に受賞していました。(山本太郎公式ホームページより転載)
           これって『対マトリックス』という意味で『電力革命児』というタイトルは対アベノ・マトリックスの旗手として先頭に立つ
           太郎さんにふさわしい暗示的なものでありました。

           
           
 

 
 
 

 『誰のための 政治をやってるんだ!』:山本太郎

2014年09月04日 | マトリックス・J

              

  久々に山本太郎の演説を聞いた。彼のモットーに『中高生でもわかる話を!』であるから、実にわかりやすい演説であった。
  というか、他の国会議員や専門家なと知識人と云われている連中が 簡単な話をより複雑にワザとしているんじゃないかと思うほど難しくしているだけだ。

  彼の第一声は 国会では『誰のための政治をやっているんだ!』という批判を大テーマとして、1時間20分にわたってその詳細を提示して
  その問題点を明らかにしていった。

  ボクがうろ覚えに覚えていることだけでも・・・消費税が上がった分を社会福祉に当てるという公約が全く守られるどころか、逆に福祉面の大いなる後退、
                        企業に対する法人税の引き下げ・・・いったい誰のための政治をやってるんだ!

                        政府は国民の収入を上げる努力をぜずに、企業が少しでも儲けるように 労働賃金を出来る限り下げる            
                        努力を惜しまない。正規雇用の社員を簡単にリストラ出来るようなシステムを立ち上げようとしている。
                                      ・・・いったい誰のための政治をやってるんだ!

                        安い外国人労働者を多数受け入れ、自国民の雇用を不安定化させている・・・いったい誰のための政治をやってるんだ!

                        いまだに収束しない原発放射能汚染でどれだけ沢山の人々が苦しんでいるかわからないのに
                        再稼働? 核廃棄物の処理方法も定まってないのに・・・・いったい誰のための政治をやってるんだ!

                        TPP? それで儲けるのは ほんの一握りの大企業だけで、あとは皆切り捨てられるだけだ!

  エトセトラ、エトセトラ・・・ 太郎が言わんとしていることは 一言でいえば コーポラティズム(政府と企業の癒着)に対する真っ向からの抵抗なのだ。
  このことを 声を大にして国民に訴えている国会議員は 山本太郎ただ一人だと思う。 彼の言葉に耳を傾けよう。

 抗コーポラティズム

2014年08月06日 | マトリックス・J
  この狂った世の中・・・これまでボクは映画『マトリックス』から直感を受け、何かにつけそれをヒントに現代社会を 乏しい頭で考えてきた。

  それが、この春パリで手に入れた本、堤未果著『貧困大国アメリカ』の最後のところに『コーポラティズム』(政府と企業の癒着)という言葉を見つけた時
  『これだ!』・・・と、腑に落ちるところがあり、以来この言葉を自分なりに温めながら、ツイッターやIWJのインタビューなどを見聞、そして
  雨宮処凛著の『排除の空気に唾を吐け』などを読むにつけ この『コーポラティズム』こそ我々が立ち向かわなければいけない問題の核心なのだと思うに至った。

  今の国際、国内情勢は まさに目が回るほど様々な問題がひっきりなしに 起こる・・・のか、誰かが起こしているのか?・・・という中で
  何が問題なのか?・・・それをはっきり把握することなしに 『抗』することは出来ない、という意味で この言葉の発見(理解)はボクにとって重要だった。

  コーポラティズム(政府と企業の癒着)こそ『マトリックス』であった。
  我々というか、少なくともボクは2011年の3・11までは コーポラティズム・マトリックスの中でぬくぬくと心地良い思いをさせられていたのだ。

  気が付いてみるとそれも グローバル化していた。 いまや世界中どこの国でも コーポラティズム菌がはびこって
  持つ者は 互いにその利権の強化に協力しあっている。

  日本はその『コーポラティズム・マトリックス』のど真ん中にいる。が、 さてどうなるのか?

  ボクは 少しでも『抗コーポラティズム』に向かって行動している人達を支持してゆく。

           
            パリに行った時、たまたま見た このタイヤ・パフォーマンス・設置芸術は心に残ったが 
            そのワケは抗コーポラティズムであったからだと思う。

 有川よし子候補の第一声!

2014年04月16日 | マトリックス・J
  まずは、初々しくも、堂々たる 鹿児島2区補選選挙立候補 第一声をお聞き下さい。 

  場所は与路島でここです。 
  

                    

  とても立派な演説ですよね。 彼女の演説を聞いていて ボクの親の世代の『戦後』に匹敵する・・・と思われる、
  我々の『3・11後』・・・という思いを強く持ちました。 地震と津波と放射能汚染と安倍政権で滅茶滅茶になった 日本を立て直そうとする意思の結集。

  それが 彼女の第一声なのだと 実感した。

 座間宮ガレイ曰く『天下分け目の霞ヶ関!』の理由はこれだ!!

2014年04月14日 | マトリックス・J
  鹿児島2区で ガンバっている『新党ひとりひとり』。
  4月27日に行われる 一地方の補選選挙が 今後の日本の政治に いかに重要であるか・・・ 『新党ひとりひとり』の選挙参謀である 斎藤まさし氏が わかりやすく & 熱く解説していて
  ボクの琴線も振るえた。

  『鹿児島・川内原発再稼働』『TPP』『消費税増税』『集団的自衛権』を推進する安倍政権 と真っ向から対決する 山本太郎擁する ボランティア+カンパのみで闘う『有川よし子』候補!

  この動画で 斎藤まさし氏の話を聞いてください。(15分間です。)
 
  安倍政権打倒に賛同の方、 斎藤まさし氏が言う、この選挙に『この国の未来がかかってます』・・・に賛同の方、 彼らを応援して下さい。 ボランティア & カンパ!をおねがいします。
  
                  

  いま、鹿児島2区辺りの地図を見たんですが・・・九州の足元から 沖縄手前の 与論島まで沢山の島が点在していて 『コリヤ~本当に大変だわ』と実感しました。
  皆さんも 地図を見ることをお薦めします。

  ツイキャスに ついて行きやす 通すまで 気に距離は無し 気持ちあるのみ : 一撮

2014年04月13日 | マトリックス・J
 この 4月27日(日曜)に行われる 鹿児島2区補選選挙(政治とカネの問題で徳田毅衆院議員が辞職したことが発端)告示が15日に迫った。

 国内の原発で再稼働一番乗りを目論む安倍政権。
 九州電力、川内原発(鹿児島県薩摩川内市)から最短で40キロの距離に選挙区があり、それを絶対に阻止しなければ!と、山本太郎が新党『今は一人』
 から党名を新党『ひとりひとり』に改名し、 安倍政権に一騎打ちすべく 鹿児島2区より『有川よし子』氏を今回の選挙に擁立し、活動を開始した。

 その模様は『ツイキャス』でつぶさに視聴することが出来、ボクはスイスの我が家にいながらに 彼らとともにこの 『世紀の一騎打ち』を共に闘っている
 気になっている。  (*是非貴方もツイキャスをダウンロードして、彼らを応援して下さい。ツイッターのアカウントがあれば簡単です。)

 いま安倍政権に対して 『山椒(さんしょう)は小粒でもぴりりと辛い』的 ほとんど唯一の存在は 
共産党を除いて『山本太郎』議員であろう。
 その太郎が 今日も 鹿児島2区内を 有川よし子氏と数人のスタッフと共に 補選選挙を周知させるべく活動している真っ最中だ。前回の参院選の再現と安倍政権にストップをかけるべく。



             ボクのジャンプポートレートを見た相方のリクエストで エリゼ写真美術館にての 三撮

 安倍総理・Oh~!Sorry!(御免だよ!)

2014年03月20日 | マトリックス・J
   日本国民をして不幸のどん底に落とし入れた『福島原発事故』。
   その後、まったく進展しない・・・『復興』。というか、進展させる気のない安倍政権。

   どころか、さらに『不幸のメトロダウン』政策を どんどん進展する安倍晋三。
   その凡庸な『顔』からは想像できない 冷酷非情を隠して『笑っていいとも』だとさ。

   これで、さらに騙される日本国民が倍増すると思うと、安倍組の悪知恵や麻生のナチス知恵が着々と進展するを見る。
   
   これまで、ボクは『芸能人』の不甲斐なさを批判してきてけど、積極的に『悪』に肩入れし始めていることに『腐臭』を感じる。
   後に『安倍悪政権』に肩入れした芸人として歴史に汚名が残る、ことをおもわないのだろうか?

   メディアの組織も人も乗っ取られて、本当に『ナチス時代』のような暗い愚鈍なうねりが 大きく動いている。 
   それに対して無関心な『大衆の存在』が 怖い。


    3月19日、久々のうれしいニュースを IWJの動画で見た。 
  
  山本太郎議員がやっと動き出したのだ。〈多分、本人は絶えず忙しくしていたに違いないが)
  新党『ひとり・ひとり』と名前を改め この党から立候補を立て 太郎が目指す活動の輪を広げよう・・・という主旨のようだ。

  本当に字は下手だが、『今はひとり』から 『ひとり・ひとり』という党の命名に 彼の考えの深さが読み取れる。
  『無関心』病を根治して 不幸の連鎖を断ち切るには 彼と共に立ち上がらなければ。



            

  
   

 漏れたハプニング

2014年02月22日 | マトリックス・J
  ツイッターを毎日見ていると 時折 身近な人が『突然死』した・・・というようなツイートを目にする。

  放射能汚染による原因との因果関係を疑って、それを主体に情報収集しているジャーナリストもいるし、焼き場の役人や、葬儀屋の証言?により
  死人が増えている・・・というようなツイートも以前は目にしたが 最近は『都知事選』や『ソチオリンピック』のせいか 放射能汚染については
  あたかも 解決したような錯覚をいだくが、一昨日の2月21日の東電臨時記者会見で『およそ、2億3千万ベクレル/リットルの超汚染水100トンが
  堰の外にこぼれた・・・』という内容のツイートが出ていた。
  本来であれば驚愕しなければならないニュースであるはずなのに (不覚にもボク自身はいまだにベクレル、シーベルトの単位をよく理解していないため
  ピンとこない)その事をメディアも大衆も大騒ぎしない状態に ボクはなんとなく不気味な恐怖を覚え始めている。

  そうした時、ボクは過去に見た もっともおぞましい映画の一つ・・・の様々な場面を思い浮かべては、あの映画の警告は こういう形で よりによって
  我が祖国、日本に起きつつあるのだと思い始めた。
 
  おぞましさだけで、その映画のタイトルも覚えていなかったが、ネットのおかげで調べることが出来た。
  タイトルは『ハプニング』The Happeingで2008年のアメリカ映画 監督は『シックス・センス』のM・ナイト・シャラマン・・・とは知らなかったw!
  短解説『ミツバチがアメリカからいなくなり、突然人々が自殺を始めた。髪留めで自らの首を刺す女性、工場現場で次々と飛び降りる作業員たち。
  果たしてこの行動の原因は何なのか?テロか、放射能汚染か、環境汚染か。』・・・とある。

  今回この映画の予告を改めてみたが、その中ので この現象を分析した者によると
  『第一段階 言語喪失 第二段階が 方向喪失 そして第三段階が 死 』・・・であるというのだ。

  この映画の最後には どうやら植物の花粉?か何かの影響で 自然人工削減作用が働いている・・・みたいな事になっていたような?感じがしたが
  なにせ、フランス語で(或いは英語だったか?)で見たので 肝心なところが良くわかんないまま、おぞましい自殺場面を『イヤ』というほど見たこと
  のみ記憶していた じつにおぞまし映画であったのだ・・・。

  『風』の影響を受ける三段階の現象は なんだか いまの福島原発事故の放射能汚染による 被曝被害に 限りなく似ているのが 怖ろしい。

  
                  

 魔王対真央

2014年02月21日 | マトリックス・J
  先日、久々にジュネーブ空港駅を歩いていたら どでかい車広告のポスターが張り幕られていた。
  あまりの デカさにイヤでも眼がいった・・・そしてなんか不気味な雰囲気に 負の『新鮮さ』を感じたので よく見てみた。
  このポスターはもちろん 来月から始まる第84回目の『Salon de L'Auto』(自動車ショー)に向けての某社の広告である。
  
           

  ボクも、在瑞西 二十数年であるから 春になったらこの手の どでかい車広告のポスターは見慣れているので、本来であれば 『ふん!』と
  見過ごすのであるが、ここのところ政治を勉強しているというか、社会の動きに敏感になっているのか ちょっと見逃せない雰囲気を感じ取ったので
  我がアイホンで 一撮したのが 上の写真である。

  殺伐とした風景の中で 威圧的な車のアップ 遠景には高層ビルがそびえる・・・
  大きな文字で 『 新車から もう一方の地平線を 見つめる・・・』 その下に小さな文字で 『 自由は感染する・・・』 と書かれている。

  ボクは思った 『 あれ~っ、これってボクが最近学んだ 『新自由主義』そのものじゃないの・・・!』と。

  この車の宣伝は 世界の1%の支配者層のための 宣伝そのものではないか・・・そう思うと うすら寒い気がしてくる。
  まさに、アメリカの支配層が 日本に迫っているTPPの図 そのものずばり感がする 『弱肉強食の自由は感染する』・・・と言っているようだ。
 
  最近見たいと思っていて 見過ごしたSF映画タイトルは覚えてないが、止まることのない列車に生き残った人間が生活していて、貧民と富豪に
  クラスが分かれている・・・というようなストーリーのようであったが、最近のSF映画の特徴はハッキリと 『貧富の格差』がテーマとなっている。
  SF映画は常に我々の日常生活の数歩前を行っているわけであるが、最近は悲しくも怖ろしい事に だんだん現実出来る世界観になって来ている。

  そんな折 昨日ボクは 浅田真央の最後のオリンピックでの演技を 帰宅電車の中でアイパッドで見ることが出来た。
  ショートプログラムで見た彼女とは 全く違っていた。 素晴らしい演技を終えて真央ちゃんは 泣いたが ボクもアイパッドを見ながらこみ上げた。
  人を人とも思わない みすぼらしい世界観は 霞んで見え、 真央ちゃんの 存在は 清涼なオアシスのような 希望を与えれくれた。

                                        Mao Asada (@USATsportsImage)
                  
                   帰宅電 涙でかすむ アイパッド ソチの真央に こみあげる我 :一撮