フロムYtoT 二人に残された日々

私と妻と家族の現在と過去を綴り、私の趣味にまつわる話を書き連ねたいと思っています。

私と妻の昔話 4

2020-08-21 23:53:01 | 【過去】私と妻の昔話

妻の両親に結婚宣言(??)、婚約披露パーティ(?)の数ヶ月後、妻から、

「私の中学と高校の友達がYOUさんに会って話がしたいと言っているんだけど、会ってもらってもいいかな?」ということで、妻の実家で、妻の親友達5人と会いました。

 妻の友達は「妻が○○家の一人娘だということがわかっていて、しかも自分から結婚を申し込んでおいて、どうして養子にならないの」という趣旨の話を、次から次へと畳み掛けてきました。

 私は「僕は長男だから養子になることは出来ない。しかし、妻と妻の両親は、自分の家庭と同じように大切にしていくつもりだ」というようなことを繰り返していました。私は、妻の親友たちに、私の気持ちを論理的に説明しても、返り討ちに遭い、私が妻を失うか、妻が親友を失うだけだと思いました。結果はたぶん私が妻を失うことになると思いました。途中から、ただ黙って酒を飲み、妻の親友たちの話を聞き、酔い潰れてしまいました。

 妻の親友たちも、妻と妻の両親も、私の妻との人生に対する決意に対して懐疑的であるのは当たり前のことだと思います。妻の両親と彼女たちも、その時点で、私に対する信頼度はゼロで、自分の娘を、自分の親友を、将来も知れない男に、自分の娘、自分の親友の将来を託すわけにはいかないと考えていたのだと思います。

 

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体が痛い 4

2020-08-21 23:53:01 | 日記

 今朝、妻に起こされてベットから降りようとしたら、左膝に激痛が走り、しばらくベットに腰掛けてうずくまっていました。先日まで私の体の中で痛む箇所の中心は左腰だったのですが、左膝が、今朝、爆発しました。

 昨日、少しだけ左膝に違和感を感じていたのですが、まぁ大丈夫と、見逃していたのが原因です。

 今朝、朝食の後、ボルタレンを服用し、モーラスを痛む場所に貼り、痛みが治まるのを待って、妻のアッシー君を務めていました。

 これから先、私はこの病気と一生付き合っていくのだと思います。たぶん、この先、いつか、歩行機能の衰えにより、妻との旅行も出来ない身体になるのだと思います。

 私は、この年齢で、未だに現役の仕事を続けています。それはありがたいことだとも思うのですが、しかし、若い頃、妻に誓ったことを、まだ、やり残したままだと思っています。妻との残された日々を、悔いを残さず、なんとか実現したいともがいています。

 

 

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私と妻の昔話 3

2020-08-21 23:53:01 | 【過去】私と妻の昔話

 私は、それから暫くして、妻への思いを妻の両親に伝えるために、妻の実家を訪問しました。

 それまでに幾度か妻の実家を訪問していましたので、私のことは理解してもらっていたと思います。

 妻の父は、温厚で、いつも笑顔を絶やさず、口数の少ない、少し頑固な感じがする人でした。94歳になって足下が覚束なくなっても、庭いじりと畑仕事が生きがいの老人です。

 妻の母は、面倒見が良くて、おしゃべりで、妻の従兄弟や、妻の母が教えた生徒が、妻の母を訪れていました。多くの人に愛されていました。妻の母は今の私たちの年齢を前に肺がんで他界しました。

 妻は、若い頃は父親に似ているのかなと思っていましたが、今は、歳を重ねるごとに、妻の母親に似てきているのかなと思います。

 さて、

 私が席に着くと、妻から今日の私の訪問の目的を知らされていたらしくて、30分近く、両親は入れ替わり席をたって、なかなか話をする機会がありませんでした。

    ようやく2人がそろってから、私は姿勢を正し、両親に結婚を前提とした付き合いをさせてほしいということを伝えました。私の心臓はバクバクと音を立て、こめかみあたりの動脈がピシピシと痛んでいました。

    妻の父から、

 「付き合いについては認めるけど、2人はまだ若いのだから、今、結婚を決める必要はない。これから2人で考えていきなさい」というようなことを言われたと思います。

 (そりゃ、そうですよね。どこの馬の骨とも判らない大学生から、こんなことを言われても、いいですよとは言えない。もし私が娘の彼氏から、そんなことを、それも大学生の若造から言われたら、すぐに席を立って、部屋で泣いていたかもしれない)

 その後、私は妻の父の話を自分勝手に解釈をして、許しを頂いたと考え、友達たちの応援もあり、駅前の旅館で、大学の友達20数名を呼んで婚約披露パーティを開きました。(もちろん会費制です)

 そのときに、司会者役の友達から妻に対して、

「あなたは彼のどこが好きですか」という質問に対し、

妻は「優しいところです」と答えました。(ふむ、ふむ)

「その他には・・・・」

「うまく言い表せませんが、すこし影ががあるところです」と妻は答えました。」(エッ!!!!)

 私が、私の生い立ちや家族のことをあまり話さないことを、妻は、私の「影」と、とらえていたのかもしれません。

   私は司会者の質問に、

 「おおらかで、明るくて、自分と違って常識的な考え方ができるところ」と答えたと思います。(これは今もその通り)

 もうひとつ、

 「無口で、余計なことを喋らないこと」と答えました。

 (当時は、そう思っていましたが、これは全く違っていました。こんな人は観たことがないと思うくらいお喋りです。特に妻と2人暮らしになってからは、パワーアップしています)

 

 

続く

 

  

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