涼しさを 風鈴ひとつ そよぎけり(子規)
7月も今日でお仕舞いですね。カレンダーを写真に撮ってUPしているため、原画の美しさが十分伝わらないのが残念ですが、8月のQPカレンダーをお届けします。
早朝からあたり憚らぬ蝉の声に否応なく夏!を感じます。が、その鳴き声が例年ほどに煩くありません。風鈴に耳を澄ませる暮らしはなくなりました、どの家も窓を閉めエアコンを唸らせていますから。後の世にこ . . . 本文を読む
腎がんの告知に始まる「腎がんのメモリー」は、そもそもこのブログを始めるきっかけとなった記録でした。今回の「腎がんのメモリー」はちょうど50回目、今日17日、祇園祭の山鉾が巡行する都大路に程近い病院で受けた術後7年検診について記します。
河原町通を御池に向け巡行する長刀鉾
前回(今年3月)の血液検査でクレアチニンとe-GFR(腎機能)の数値が低か . . . 本文を読む
逃げる二月を経て別れの三月。寒暖 行きつ戻りつに戸惑っていた梅が漸く花開くや、桜の蕾が膨らみはじめました。季節はいつも弁証法的、否! 哲学的に移ろいますね。そんな躍動の春、久しぶりにご紹介するQPの絵・・・いつもと逆にやや縦長にて並べてみました。
寒暖行きつ戻りつのその真っ只中、コートの襟を立てて前立腺がんの手術をした友人のお見舞いに「大阪国際がんセンター」に参りました。大阪の . . . 本文を読む
昨年9月の腎がん術後6年検診から半年、今回はCTはなく血液・尿検査のみ、「CTがなければ楽勝」と暢気に検査を受けました。が、主治医は少し渋い表情で「腎機能がかなり落ちてますね。次回、9月を7月に繰り上げ単純CT(造影剤ナシ)に変えます」。
下記のとおり確かに腎機能が落ちています。e-GFRの数値52.9は結構!ショックでした。塩分も蛋白質も控え水分をよく摂っているし・・・どうしたもんじゃろの . . . 本文を読む
個人の記録にすぎませんが、それなりにご参考になれば・・・
紅葉と黄葉・・・それぞれ好みはありそうです。私はやや黄葉派かな。やや!分だけ優先して冒頭に銀杏並木を、結びを燃える紅葉でしめくくりました。いずれもQPのPC画、それぞれの輝き、美しさがあふれています。でも街路はそろそろ枯葉で埋まりそうです。
先月、市の特定検診を受けました。今日、結果をききましたのでUPします。「腎が . . . 本文を読む
樹々も花々も空も雲も山も川も・・・自然界とともに街も人々の装いも秋めいてまいりました。秋を愛する人はこころ深き人・・・音楽に絵に こころ寄せ こころ奪われる季節。でも 時に こころ病み こころ奪われることも・・・。
由良川畔(京都府和知)・・・以下同じ
腎がんの術後6年検診の際、眼の下の腫瘍について皮膚科を紹介され、「悪性ではな . . . 本文を読む
先にご案内したBS3「医師の闘病から読み解くがんを生きる新療法」、ご覧になられましたか? 重くて深い命に関わる話をざっくばらんに明るく語りあう番組でした。QPの描く 爽やかに匂う金木犀の絵をご覧いただきながら・・・さらり!とお読みください。
ブロ友さんから『視たいけどBSが視れない』とのメールを頂きました。まオプジーボで治療中のピンさんからも『コメント欄が閉じられていたので』とメールを頂 . . . 本文を読む
がんになっていない方も!
NHK大嫌い!人としては癪ながら、ソレとコレとは別。23日(土) 午後 8:00~11:00、BS3 にて3時間のスーパープレミアム「医師の闘病から読み解く・・・がんを生きる新常識」が放送されます。がんキャリアにかかわらず一見の価値あり!と思いお知らせまで・・・。
がんキャリアの6人の医師が読み解く
NHKの謳い文句は『日本でがんになる人は年間100万人以上。 . . . 本文を読む
秋・・・そろそろコスモス、彼岸花の季節ですね。みなさま如何おすごしでしょうか。
以下・・・QPの爽やかな秋の絵とともに腎がんの術後6年検診の報告をいたします。
未明、天が裂けるかのような雷鳴が轟きました。たださえ眠れぬ一夜、シマジロウが震えながら私の布団にやってきました。枕元~足下を落ち着きなくニャアニャア鳴きまわり、愈々まんじりともせず・・・結局、そのまま . . . 本文を読む
この夏は様々なことに翻弄され、仕上げ?は8月の終わりに罹った帯状疱疹でした。胸~腋~背・・・疱疹が帯状に広がり痒さよりキリを刺すような鋭い痛み。腎がんの術後6年検診(CT)を控え、初めは「肺転移?」と思いましたが、この痛みはちょっと違う!と。
このブログを訪ねた方の中には「帯状疱疹」「肋間神経痛」を疑ったドクターGさんもいらっしゃったようで、さすが!でした(笑)。私も帯状疱疹は疑 . . . 本文を読む
いつになく雨の多い夏も 終わりの始まりか・・・ Painted by QP
小2の孫娘がわが家にきて2週間余。愚息が仕事で遠隔地に3週間余派遣されることになり、同じ時期に愚息のお嫁さんの手術・入院が重なったためわが家に下宿した孫娘、遊びたい盛りに山のような夏休みの宿題・・・ジジババは疲労困憊のきわみです。
孫娘と行った(宿題の一環?の)「日吉ダ . . . 本文を読む
そのあとがある
大切なひとを失ったあと
もうあとはないと思ったあと
すべてが終わったと知ったあとにも
終わらないそのあとがある
そのあとは一筋に
霧の中へ消えている
そのあとは限りなく
青くひろがっている
そのあとがある
世界に そして
ひとりひとりの心に
・・・・・・ 谷川俊太郎「そのあと」より ・・・・・・
※ 申し訳ありません。 . . . 本文を読む
野際陽子さん逝く
野際陽子さん。往年の名優の晩年を描く「やすらぎの郷」(テレ朝系)でお元気な姿を見ていました。亡くなられたとはとても思えません。私の高校生の頃、連ドラ「赤いダイヤ」で男を手玉にとる女狐役に惹かれました。"肺腺がん" の由。心よりご冥福をお祈りします。
勝俣範之医師・・・がん学界のビッグネーム
総合診療医「ドクターG(ジェネラル)」をご存じですか? 毎回カリスマ . . . 本文を読む
今日(6/7)の朝日新聞に 「抗がん剤選択のポイント」 と題した特集記事。その焦点は 「高齢のがん患者の場合」 にありました。1年間にがんと診断された約90万人のうち7割が65歳以上、また4割は75歳以上であり、今後さらに増えると予想される由。
当然のことながら、自宅であれ病院であれケアする配偶者も高齢です。その子ども世代の多くは現役ですから、終日のキメ細かいケアは出来ません。そして高齢 . . . 本文を読む
「死ぬ」ということを「永眠」と…。生きている身体は眠ることを求めますから、死ぬことが眠ることであるなら 死ぬことは生きることでもあります。永眠とは「二度と目覚めない眠り」だとしても、哀しいことでも 淋しいことでも まして怖いことでもありますまい。
Painted by QP
つい一日前にブログを記されていた方の . . . 本文を読む