お盆には百万憶土先に
あるという地獄の釜が
開くという言い伝えを
思い出す。
その釜から逃げ出した
亡者が川や海に潜んで
おり、水辺の生者の
足を引っ張るので
お盆には水辺には
近づくなと子供のころから
言われつづけていた。
なので、家で
清く正しく仏様と
過ごしている。
と言いたい所だが
それがどうも清くも
ないのである。
YouTubeのお勧めに
出て来た「金瓶梅」という
アニメというか動画を見て
いるのである。
金瓶梅といえば、
明代の長編小説で、四大奇書の一つ。
今でも、中国では確か禁書に
なってるはず。
このコミックは原作を元に
しているが物語は殆どアニメ作家の
オリジナルだそうだ。
もう、20年ほど前からどこかの
コミックに連載されていたらしい。
それを作者の同意を得て
動画にしたらしい。
まあ、これがゲスくて、エロくて、
グロいのである。
しかし、絵は魅力的だし、声優が
とてもよい。
それで、つい図書館から
借りてきた他の
お堅い本そっちのけで
見てしまった。
お盆にこんな生臭くグロいもの
見て大丈夫か~。
お盆には清らかな夢を
見たいのだが、
この動画見た後、寝ると
うなされるような夢を見る
気がして仕方ない。
今の所98巻アップされているが
多分、お盆中に全部見てしまう
だろうね。
煩悩には勝てないのだよ~
皆さんも興味があれば
お盆が過ぎてからどうぞ。