①「Nさんってブスだけど有能なんだよね。」
②「Nさんって有能だけどブスなんだよね」
もし、貴女が上記のような噂をされていたら①と②のどちらがましですか。
貴女がモデルさんのように外見で飯の元を得ているのなら②の言い方だと怒り心頭の事でしょう。
だが、貴女が外相であるなら、①ならまあまあちょっとうれしーという心持ちではないかと思う。
つまり、言葉というのは水のようなもので受け手や状況や言葉の順序によって形や性質を変えるもの。
とっても難しい。だから人の外見には触れないという世界基準(?)に従ったほうがいいんだろうね。
でもね、麻生さんの、(美しくない)という表現は一種の誉める行為への照れ隠しじゃないのかな。昭和のオジサン、オバサンに良くみられる言動。
という趣旨のblogを長々書こうと思っていたら、麻生さんは川上外相の美しくない発言を撤回しちゃった。
いつも、麻生さんは言動をマスコミに叩かれている。政治家としてはどうなのか良くわからないけど、とても頭が切れる人だと私は思っている。
なので、マスコミの悪意のある切り取り方を含めて麻生節は結構面白い。
あ、そうそう(増税メガネ)って誰が言い出したのかわからないけど、人の外見をあげつらうという点に置いて同じようなものなのに、こちらの表現には議論、批判が沸き起こらないのがフ・シ・ギ~