「茶柱倶楽部(8・完)」
著者:青木幸子
完結。
時折挟み込んで来た「ハード」な面を、まだここに来てブッ込むか…しかも複数。
「幻の玉露」探しも絡んで、最終巻にしてこんなにも深いネタが解決できるのだろうか…。
「幻の玉露」は幾つかの物語を経て、予想外の着地点へ。
積み重ねて来た伏線も一気に回収、様々なエピソードも織り込んで…ついに「茶祭り」が開幕。
こういう優しい広がりのあるエンディングって…いいよねぇ(ホッコリ)
過去作っ
「茶柱倶楽部(7)」
「茶柱倶楽部(6)」
「茶柱倶楽部(5)」
「茶柱倶楽部(4)」
「茶柱倶楽部(3)」
「茶柱倶楽部(2)」
「茶柱倶楽部(1)」
蛇足①…ココまで来てなんだが、某密林のレビューにて「絵柄」に難癖を付ける人が居る事に気付いた。
そりゃ芸術的に上手い訳ではないかも知れんがツッコめるほど下手でもあるまい。
「看護助手のナナちゃん」というネ申作品もあるしな。
感性の違いなのでそこらへんの感想は個人差が勿論あるだろうが、モノ造りのマンガでラフな絵柄は云々いうヒトには
「王様の仕立て屋」をお勧めしたい←オニやオニが居るww
蛇足②…改めて読み返してみると
「佳代のキッチン」が(「目指す所」は違うモノの)本作と似たようなシチュエーションを舞台にしてるな。
「満足度:◎」
◎:オススメ
◯:まずまず
△:好きな人もいるかも
×:読まない方が…
※:絶版キボンヌ