ゑんぢんぶろぐANOTHER!

環境の激変に当の本人が一番馴染んでいない現状…まぁぶろぐは二つとも変わらずまったりどうでもいい事をつらつら書くだけだが。

シリーズ「読了」

2025-03-03 22:15:23 | 読書
「新久千映のねこびたし(5・完)」
著者:新久千映

 まとめページっ資料室(仮):「新久千映」

過去を遡ってもぶろぐ主の実家の猫たちは三毛でもハチワレでもないので…ビジュアル的には被らないのだが…
※…実家の猫たちはこの記事をCLICK!っ「犬猫鳩鯉ギャラリー(仮題)」

猫たちの「あるある」やら仕草、個性や表情などはどの猫でも共通なものが多く…

つまり「種類を問わず『ぬこ』はかわえぇ」のである。

ソコココでネタにされるせんちゃん(白黒ハチワレ)の巨体とドンくささ…つぶちゃん(ツンデレ三毛)の唯我独尊なかまってちゃん…。

「うちの子と一緒じゃんww」「…でもうちの子の方が可愛いけどw」

ってなるのがこの手のマンガの常www

第77話:「集う」
なんかがその代表かも。
よくもまぁココまでネコ好きのツボを狙い撃ちにできるモノだ、とw

第85話:「再び受診する」
…コレはワクチン接種の話だが…通院こそ個性がよく現れるシーンである。バスケットに入れる(その前に洗濯ネットに入れる)のが一苦労な猫もいれば、さしたる苦労もなくスルッと入って、何なら診察まで寝てる猫もいる。

歩く時に足元にまとわりついて蹴とばしそうでビクビクしながら足運びに注意したり、座ってるとヒザに乗って来たりはもう定番中の定番。
食器や鍋類の土砂崩れなど、不意の事故に慌てふためく姿すら微笑ましく…「ごめんごめんw」「大丈夫やでー」とか猫なで声で話しかけるのもまたあるある。

猫好き必見のシリーズである。

「満足度:◎」
◎:オススメ
◯:まずまず
△:好きな人もいるかも
×:読まない方が…
※:絶版キボンヌ
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シリーズ「読了」

2025-02-27 00:51:02 | 読書
↑:「薬屋のひとりごと(4)」
↓:「薬屋のひとりごと(5)」

著者:日向夏(原作)、ねこクラゲ(作画)、七緒一騎(構成)、しのとうこ(キャラクター原案)
 …月刊ビッグガンガン&スクエアエニックス版

ねこクラゲ氏の絵柄は(若い女の子以外)どことなく少女漫画風劇画タッチに見えます。特に歳を重ねたキャラ。高順(がおしゅん)とか水蓮(すいれん)とか…淑妃・阿多(あーどぅお)とか…。

阿多を巡る因縁が17年の時間を超えて猫猫(まおまお)をも巻き込んで浮上してくる。
壬氏(じんし)の密命を帯びて柘榴宮(ざくろきゅう)へと派遣された猫猫は最年長の妃と若き妃・里樹(りーしゅ)との間に長い刻をかけて繋がる「ある糸」を見つけ、謎を紐解いていく。

(小声)このネタはどうしても某美味しんぼの炎上を思い出しちゃうね…。

「○○を失っているからこそ▽▽がしない、なので女っぽくない」という件はこのコミカライズにしか出てこなくて…よりリアルで説得力のある表現のような気がしましたね。

…で、この事件に巻き込まれて身の振り所に悩む猫猫の心の声と口から出るセリフが入り乱れた描写はとても分かりやすい。
こういう所は二作品を見比べる事でより際立ちます。

で5巻です。
「試験」についてはサラッと流しましたですね。直接物語に絡んで来ないのでそれはそれでいいのかな。
キャラクターで(本編中でも作者が触れていますが、それとは別の意味で)「もったいない」と思ったのが翆苓(すいれい)です。まさにもったいない。特に作家さんの少女漫画風劇画タッチが似合っていません。

この辺りからチラチラまたしても「あのおっさん」が出てきます。細かいネタがより粘着質に組み込んであるのが良いですねw確かにそれ やりそうwやりそうwっていうww
その辺からのさらなる掘り下げは6巻以降に…。

蛇足…98ページwwコレはヒドスw

シリーズ(?)過去作っ

 …作画:ねこクラゲ(月刊ビッグガンガン&スクエアエニックス版)
 ◎「薬屋のひとりごと(3)」
 ◎「薬屋のひとりごと(2)」
 ◎「薬屋のひとりごと(1)」

 …作画:倉田三ノ路(月刊サンデーGX&小学館版)
 ◎「薬屋のひとりごと 猫猫の後宮謎解き手帳(6)」
 ◎「薬屋のひとりごと 猫猫の後宮謎解き手帳(5)」

 ◎「薬屋のひとりごと 猫猫の後宮謎解き手帳(4)」
 ◎「薬屋のひとりごと 猫猫の後宮謎解き手帳(3)」

 ◎「薬屋のひとりごと 猫猫の後宮謎解き手帳(2)」
 ◎「薬屋のひとりごと 猫猫の後宮謎解き手帳(1)」

「満足度:◎」
◎:オススメ
◯:まずまず
△:好きな人もいるかも
×:読まない方が…
※:絶版キボンヌ
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シリーズ「読了」

2025-02-24 00:47:56 | 読書
「鴨川食堂ひっこし」
著者:柏井壽

「鴨川食堂」シリーズ10冊目。
7~8冊目が未読のせいか、「予備知識たる『何か』が不足してる感」を始終漂わせながら読み進める。本筋に大きな影響はないが…「君いつの間にその立ち位置に?」とか、「その社会情勢の描写有りましたっけ?」とか。

逆に最近の京都(だけの問題ではないが…)情勢が盛り込まれていて、妙な所で「このシリーズ」(っ資料室(仮):「松岡圭祐」)を連想するw

第一話「紅白餅」
 …まずこの話で「…いつの間にそんな事に!?」的なショックをば。メタで言うなら「10冊目だし、ちょっと変えましょうか」みたいなのもあるのかな、と(蛇足すぎて草) 

番外編「鴨川食堂おでかけ 一皿目」
 …ちょっと趣向を変えて見開き2ページだけの旅先の食事とか1人ご飯のエッセイ的な…。これまた本編もそうなんですが、実に言葉遣いというか文面が美味しそうで。「一皿目」と言いながら一気に8軒も行ってしまうとかw

第二話「ボルシチ」
 …突然不動産マンガかってぐらいに、とある理由から物件巡り。本作にはドラマ版から逆輸入?された来栖妙の出番。妙がまた引っ越したばっかりでさらに間取りの説明が入るというw
で、ようやく妙が依頼人となって「ボルシチを探す」例の形に。
相変らずひとヒネリ入る人間ドラマ、定番がやっぱ一番安定感ある。

番外編「鴨川食堂おでかけ 二皿目」
 …(小声)よく考えたらこの作家さんが別名義でやってるのがこんなのじゃなかったか?
本編もそうですが、読んでるだけで美味しそう、行ってみたいとなります。ちょっと行くには難しい場所も出て来るのでいつかは…なんて思いをかき立てられます。

第三話「カレーうどん」
 …この作品が新しいパターンのプロトタイプになるのかな?
「カレーうどん」を軸にしながら、こいしの彼・浩の過去…というか今も引きずる想いっていうのを改めて浩本人に叩きつける。
コレが多分このままドラマの奥底で流れ続けるストーリーになるんかな?…と勝手に想像。
その一方の主人公であるはずのこいしはほとんど出て来ないという…。

番外編「鴨川食堂おでかけ 三皿目」
 …蕎麦屋、うどん屋、蕎麦屋、うどん屋ってwさらには唐突に豪華客船「飛鳥Ⅱ」をぶっ込んでくるとか。「そこでしか食えない」となるとなおさら行ってみたくなるよね…。

なかなか読み応えのある一冊でした。

蛇足…途中で「これどっかで修正か統一してね?」的な気分に(読めば解る)。

過去作品っ
 「鴨川食堂しあわせ」
 「鴨川食堂ごちそう」
 「鴨川食堂もてなし」

 「鴨川食堂まんぷく」
 「鴨川食堂はんなり」
 「鴨川食堂おまかせ」
 「鴨川食堂いつもの」
 「鴨川食堂おかわり」
 「鴨川食堂」

「満足度:◎」
◎:オススメ
◯:まずまず
△:好きな人もいるかも
×:読まない方が…
※:絶版キボンヌ
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シリーズ「読了」

2025-01-30 14:23:19 | 読書
「ないない堂~タヌキ和尚の禍事帖~(4)」
著者:加藤元浩

 著者まとめ記事はこちらっ資料室(仮):「加藤元浩」へGO!

第7座「ナメラスジ」

表紙にも居るけど「ナメラスジ」なる妖怪?のビジュアルがもうぶろぐ主には生理的に受け入れられないガクガク((((;゚Д゚))))ブルブル
(映画「デューン/DUNE」の砂虫もそうだけど、アレはもう慣れとかの問題ではない。)


トリックよりなにより「背中の手形」の真相が一番興味深い。
実際、現実にも有るやろ…触っちゃいけない闇の部分ってのは(最近なんか似たような感じのニュースも…)。

途中の謎郷土史家のセリフが何とも暗示的で…。

第8座「天狗在」

わりと著者が好きそうな構造のお話し。
現代の舞台と過去のストーリーが時空を超えて関わって行く、歴史ミステリー。

…一度読んだ時は、何というか目が本の上を滑って物語が頭に入らなかった。
わりと大きなネタを紐解いているのに扱いはスペシャルでもない通常回。

…最後のアレは反省や後悔による贖罪なのか…?

どれだけ美化しても、裏切りや謀殺は善には変わらん。

「満足度:◎」
◎:オススメ
◯:まずまず
△:好きな人もいるかも
×:読まない方が…
※:絶版キボンヌ
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シリーズ「読了」

2025-01-26 00:20:39 | 読書
「修羅の刻(22)」
著者:川原正敏

「酒呑童子編」の後編。
 中編っ「修羅の刻(21)」
 前編っ「修羅の刻(20)」

やっと主人公(?)「酒呑童子」登場か…?

「辟邪の武」

こう…オレは歴史は全くと言っていいほど知らんが、何となく「史実に上手いコト絡めてる」んだろうな…って空気感は伝わってくる←
 ┗うっすら関連があるような、無いような記事っこんな映画を見て来ましたっANOTHER:「妖怪大戦争 ガーディアンズ」

この時代の歴史モノにはだいたい顔を出す「占い師・晴明」…が、ココでも出てきた。

…作者、「陸奥と不破」くらいから「複数の圓明流バトル」が気に入っていると見えるw

「綱」vs「茨」で炸裂する「雷(いかずち)」…(「蹴るな!!」の声から「雷」はこの時点で既に完成していた事が窺える)。

てかまだヤツは出んのか~いww

「酒呑童子」

最終巻の中盤に至ってようやくの登場(…この「賭け」…よく炎上しなかったよな今にして思えば…)。

変形の飛び付き三角固め「葵蔓」炸裂!…からの、レオン・グラシエーロvsジョニー・ハリスかな?←恒例超絶激マニアックw

「斧鉞」…ここに爆誕!

…149ページ、「陸奥鬼一の章・源義経編」以来の…◯首…。

壮絶な結末…なのに。

154ページ、どうしてこんなラブコメじみた会話がw

最後の最後、ナレーションで史実にグイグイ寄せて行く手法はいつもの事か(表現w)。

蛇足…最後の最後に「予告」が載っていた!

レビューを待て!←


過去作

~修羅の刻~
 っ「修羅の刻(21)」
 っ「修羅の刻(20)」
 っ「修羅の刻(18)」

~修羅の門 第弐門~
 っ「修羅の門 第弐門(11)」
 っ「修羅の門 第弐門(9)」
 っ「修羅の門 第弐門(8)」
 っ「修羅の門 第弐門(7)」
 っ「修羅の門 第弐門(6)」
 っ「修羅の門 第弐門(5)」
 っ「修羅の門 第弐門(2)」
 っ「修羅の門 第弐門(1)」




「満足度:◎」
◎:オススメ
◯:まずまず
△:好きな人もいるかも
×:読まない方が…
※:絶版キボンヌ
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シリーズ「読了」

2024-09-21 19:03:22 | 読書
「修羅の刻(21)」
著者:川原正敏

「酒呑童子編」の中編。
 前作っ「修羅の刻(20)」

どうにも、な違和感と言うか…第弐門辺りから「捉えどころのない不思議ちゃんなキャラクター」の「幅広アヒル口」+時々「舌出し」(↓参考画像)がどうやら著者のお気に入りだが、それがちょっと気に喰わん←それあなたの感想ですよね?


あともう一つ。ヒロイン枠のキャラがどんどん微妙になっとる。特に舞子←(8年ぐらい出てない定期)
本作だと「綱(つな。庚の姉。トップ画像がそれ)」はちょっとアレだが「茨鬼童子」は◎←それあなたの感想ですよね?

変に達観した面(ツラ)は個人的に好きではない←だからそれ、あなたの感想ですよね?

著者は実在の人物を「圓明流」の世界に上手く巻き込んで(描かれざる)物語を紡ぐのが実に上手いが…何とはなしに「シャーロックホームズマニアの作家さんが『書かれざる物語』を独自に物する」のを連想する。
 うっすら関連するまとめ記事っ資料室(仮):「シャーロック・ホームズ」

本編での立ち回りを見るに「陸奥」における「綱」の立ち位置は、「陸奥は継いでいない(継げない)」→だから「得物を使う」…など「修羅の刻(4)」アメリカ西部編の「雷(あずま)」を彷彿させる。


つか酒呑童子、まだ出ぇへんのか~いww

(酒呑童子を元ネタにした格闘マンガと言えば「THE MOMOTAROH」の「イワン・シュテンドルフ」だな。「モモタロウ・ストライク・スリー」が初めて出た回←恒例超絶激古マニアックw)


(超小声)…わりと簡単に「女」を道具にするよねこのマンガ…。


次巻22巻も読了済み。レビューを待て。

過去作
っ「修羅の刻(20)」

っ「修羅の刻(18)」

っ「修羅の門 第弐門(11)」
っ「修羅の門 第弐門(9)」
っ「修羅の門 第弐門(8)」
っ「修羅の門 第弐門(7)」
っ「修羅の門 第弐門(6)」
っ「修羅の門 第弐門(5)」
っ「修羅の門 第弐門(2)」
っ「修羅の門 第弐門(1)」


「満足度:◎」
◎:オススメ
◯:まずまず
△:好きな人もいるかも
×:読まない方が…
※:絶版キボンヌ
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シリーズ「読了」

2024-06-20 22:59:03 | 読書
「半径500mの日常」
著者:群ようこ

 関連まとめページっ資料室(仮):「椎名誠」と愉快な仲間たち

「巨大ナメクジにヘビの群、蚊に襲われて真っ赤っ赤。それでも行くぞマゾ旅行者」
 ま、↑コレ見りゃ想像付くだろうが…昆虫・軟体動物・爬虫類が苦手な方はスルー推奨w

「あなたは誰かのそっくりさん?思い出したくない屈辱の過去」
 あぁ確かに中村勘九郎(たぶん5代目)に似てるわ←読めば解る。幼少期あるあるとはいえホーナーとミッキー吉野は笑う(ホーナーは幼少期じゃないし)。

「髪は伸び放題、爪は真っ黒、ゴキブリと呼ばれた欠食学生、今いずこ?」
 さすがというか、昭和の連載だけはある弩ストレートすぎる表現w
 「二階からとび降りたら一万円」とかってこの手の話の定番だな。

「本が売れれば売れるほど我が恥も広まる 作家の娘を持った母の頭痛のタネ」
 ジャンルにもよるし、「作家」というより「エッセイスト」のあるあるかな。でも、お母んの気持ちはよく解る。

「大学は出たけれど……就職、恋愛、お見合いに青春を燃やす女たち」
 上にも書いたけど、昭和だからね?…でも今、似たような話がまだまだある。(小声)あんまり進歩してない感。

「カルガモに浮かれるヒマがあるならば思いを馳せよ、保健所送りの犬猫に」
 表題の件もなかなか読ませるんだけど…じつは一番の読みどころは232ページの2行目から。
 いきなりこういうのをブッ込んで来るから著者のエッセイは油断ならない。

作家を娘に持ったお母んの日常を笑うだけではないのである。

「満足度:◎」
◎:オススメ
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※:絶版キボンヌ
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シリーズ「読了」

2024-04-18 22:36:26 | 読書
「修羅の刻(20)」
著者:川原正敏

約4年半ぶりの新章「酒呑童子編」。

かつて西暦1200年ごろを舞台に「鬼一」を主人公に義経、弁慶を絡めて「源義経編」が描かれたが、本作の舞台はそれをさらに遡り西暦970年ごろ(多分)。
主人公は「庚(かのえ)」。
何代目に当たり、どういう系図なのかはまだ不明だが、「技名」の表記も呼称もなくまた(のちの)「訃ノ蔓・狼牙」の前身にあたる技が登場している事から相当初期だろうと思われる。

陸奥圓明流の「名の無い技」が幾つか見られただけで十分元は取れたが…後半にはちょっとした「…そう来るか!?」みたいなサプライズもあったり(つかどの時代も闇雲な怪物が多すぎだろww)。

ネタバレは避けたいので踏み込んだ話は続巻以降に。
いったいどの「史実」や「人物」に「陸奥」をどういう手で絡ませるかが楽しみである。


次巻、21巻は5月16日、次々巻22巻は6月17日と三カ月連続で刊行。一気に読めるぞ!


関連作
っ「修羅の刻(18)」

っ「修羅の門 第弐門(11)」
っ「修羅の門 第弐門(9)」
っ「修羅の門 第弐門(8)」
っ「修羅の門 第弐門(7)」
っ「修羅の門 第弐門(6)」
っ「修羅の門 第弐門(5)」
っ「修羅の門 第弐門(2)」
っ「修羅の門 第弐門(1)」


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シリーズ「読了」

2024-03-16 15:49:30 | 読書
「ワカコ酒(19)」
著者:新久千映

436夜「紅カブとリンゴの酢の物」
 …このサブタイを見た瞬間に、ストーリーそのものよりもメニューの味が気になって気になってw
  もっと若い頃には珍しいモノは喰うべし珍しい場所は行くべしだったけど最近はムチャはしてない。でも、こういうのはチャレンジも有りかなぁ…。
  あとこの話にも出て来る、手書き枠ぎっしりメニューの居酒屋は外れないイメージ。

437夜「牛すじと里芋の煮込み」
 …こういう…フッとメニューに無いメニューを気軽に言い出せる店ってのは一つくらい作りたいモノである。
  飲兵衛でなくても、「何となく遊びに手慣れた大人」っぽくてちと憧れる。
 

439夜「まるごとブロッコリーのオリーブオイルがけ」
 …平野レミww

443夜「サーモンといくらの生春巻き」
 …それはね、「持ってる人の余裕」ですよワカコさん…。

446夜「チキンタコス」
 …そのビールの飲み方、興味ある。

449夜「バイ貝の煮つけ」
 …71~72ページwwwwあるあるww

450夜「稚鮎の天ぷら」
 …74ページ「おっ●っと」wwwwww

89ページの一コマ。単行本でしかできないこういうお遊び、大好き。

で、続く451、452夜の「室蘭やきとり」(表)(裏)。そして456夜、SP.2のクロスオーバー。時々こうした視点移動のネタを見せるがコレが面白い!
(似たタイプのネタでは18巻の433、434夜。)

 まとめページっ資料室(仮):「新久千映」

「満足度:◎」
◎:オススメ
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シリーズ「読了」

2023-12-12 20:07:53 | 読書
「花鈴のマウンド(8)」(新装版)
原作:角谷建耀知(「角」は突き抜ける「角」)
作画:星桜高校マンガ研究会

全日本高校女子野球選手権大会一回戦…川口市営球場。ヒロイン花鈴も口にしてるがここは今は無き女子プロ野球チーム「埼玉アストライア」のホーム。
ここで星桜は春のベスト4、仙台杜の都と相対する。

うわぁ嫌な一番ww…うーんこれは陽キャな野村克也(恒例超絶激古ニッチネタ)。
挑発的な口調や場をわきまえない傍若無人な態度、一方で男子を越えるレベルの快足や土佐丸高校の犬神じみたド派手なプレーを見せたり(恒例超絶激古ニッチネタ再びw…まぁイチローも似た感じの変態プレーを見せた事はあるが)とこの8巻では一番キャラが濃い。

こうして毎回個性的なキャラを説明しつつ試合が進んでいくパターンだな…「あぁ播磨灘」的な(これまた恒例超絶激古マニアック)。

本作品には珍しく「最初から最後まで試合」で(野球マンガで「それ以外のシーンばっかり」ってのもどうなのかw)、至極真っ当に熱戦が続き…変化球の違いやベースランの解説などまさに王道野球マンガみたいな展開が続く(←)。

仙台杜の都の予想以上のフィジカルや奇をてらった戦法の前に徐々に押されて行く星桜。
急な雨にグラウンドコンディションが悪くなる中…

花鈴にアクシデントが…!!

…と、全くもって保守本道ど真ん中な野球マンガ←

蛇足…またまた巻末の#side storyが面白くて、そして更に表紙裏…下手すりゃカバーに隠れて気付かれない所に今回はなかなかの4コマが隠れています。必見。

シリーズ過去作っ
 「花鈴のマウンド(7)」
 「花鈴のマウンド(6)」
 「花鈴のマウンド(5)」
 「花鈴のマウンド(4)」
 「花鈴のマウンド(3)」
 「花鈴のマウンド(2)」
 「花鈴のマウンド(1)」

「満足度:◎」
◎:オススメ
◯:まずまず
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×:読まない方が…
※:絶版キボンヌ
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