｢名画座 on DEMANDッ!｣

鑑賞作品:｢ニュー・ミュータント｣(2D･字幕版)

鑑賞環境:｢Disney+｣
鑑賞場所:自宅

(ネタバレ防止フィルター稼働中)

原題:｢THE NEW MUTANTS｣

　関連記事っ資料室(仮):｢MARVEL映画(NOT MCU)｣

監督は、不治の病の若い男女の前向きな姿を描く実話ベースの｢きっと、星のせいじゃない。｣監督のジョシュ・ブーン…うんなるほど(見れば判る)。

当初の公開予定は2018年4月13日だったが、大人の事情や新型コロナが重なり2019年2月22日→8月2日→2020年4月3日と延期を繰り返し、2020年8月28日に全米公開された。追加撮影などの話もあったが、公開されたのは一番最初のバージョンのままらしい。
あげく日本じゃビデオスルーだ。

まぁとにかく散々な目に遭い続ける本作。

｢X-MEN｣シリーズ初のホラーテイストで、本家のメンバーを彷彿させるセリフやポーズwはある。
…単品のSFアクション映画として見ればさほど違和感はないが、あえて｢X-MENのラスト｣と呼ぶと正直言ってかなり残念。

個人的にはあまり知らない役者さんが出て来ると固定観念に囚われないで済むので、好きっちゃ好き。
それぞれ制御不能な能力を抱えて悩むキャストは…

◎イリアナ｢マジック｣:アニャ・テイラー=ジョイ。
やはり一番人気で｢この子だけは良かった｣的なレビューが多い。
まぁ確かにこの子の｢能力｣は映える。…目鼻立ちがクッキリしてるのと、大作りなので若干大顔面に見えるのが残念←

◎ダニエル(ダニ)｢ミラージュ｣:ブルー・ハント。
どっちかっていうとヒロイン枠なのに…少々地味で(ネタバレ防止フィルター稼働)な存在。

　◎ダニエルのパパン:アダム・ビーチ(｢スーサイド・スクワッド｣｢カウボーイ&エイリアン｣)。実はセリフがとても重要だったり。

◎レイン｢ウルフスベーン｣:メイジー・ウィリアムズ。
この子も特徴のある顔してるよね。若いのかそれなりの歳なのかも判らん。役名出すと｢能力｣の想像が付いちゃうな…。

◎サム｢キャノンボール｣:チャーリー・ヒートン。高速で飛べる。途中のストレス発散?はちょっとﾜﾛﾀ

◎ロベルト｢サンスポット｣:ヘンリー・ザーガ。爆発力と発熱(発火)能力。ずっとヘッドホンで音楽を聴いている。
(注…｢フューチャー&パスト(↓)｣のサンスポットとは中の人が異なる)

と、隔離施設?の謎の管理者兼医師のレイエス:アリシー・ブラガ(｢ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結｣｢殺し屋チャーリーと6人の悪党｣｢エリジウム｣｢ザ・ライト-エクソシストの真実-｣｢プレデターズ｣｢正義のゆくえ I.C.E.特別捜査官｣｢ブラインドネス｣｢アイ・アム・レジェンド｣)…思えば不憫な人である。

…主要登場人物は以上7名のみ。

他にボイスキャストで…マリリン・マンソンwwww

それぞれ中盤～終盤まで隠された(能力を起点とする)｢トラウマ｣や｢壁｣｢傷｣が秘められていて、歪み、引きこもり、監禁治療される現状に甘んじている。
ダニエルの参加をきっかけにして能力をコントロールし、様々な形で困難を乗り越えて成長し立ち直る。
一種のジュブナイルムービーと言ってもいいだろう(?)


…MARVEL映画の中では古参で人気のシリーズのはずだったのに(大人の事情があったとはいえ)｢尻すぼみ感｣が酷くて、何とも言えない可哀想な最期になってしまった…。

～｢X-MEN｣シリーズ一覧～

○「ニュー・ミュータント」(2021・配信開始)
○「X-MEN:ダーク・フェニックス」(2019)
○「デッドプール2」(2018)
○「LOGAN/ローガン」(2017)
○「X-MEN:アポカリプス」(2016)
○「デッドプール DEADPOOL」(2016)
○「X-MEN:フューチャー&パスト」(2014)
○「ウルヴァリン:SAMURAI」(2013)
○「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」(2011)
○「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」(2009)
○「X-MEN:ファイナルデシジョン」(2006)
○「X-MEN2」(2003)
○「Xメン」(2000)

｢鑑賞評価:☆☆☆☆×｣

蛇足…｢LOGAN/ローガン｣で上手く幕引きできてればなぁ…。

｢名画座 on DEMANDッ!｣

鑑賞作品:｢アース・フォール JIU JITSU｣(2D･字幕版)

鑑賞環境:｢CINEMA CHANNEL｣…ネットカフェ向け動画配信サービス
鑑賞場所:ネットカフェ快活CLUB

(ネタバレ防止フィルター稼働中)

原題:｢JIU JITSU｣

プロットを見た瞬間に｢コレは見ないとwwww｣と思ってはや5ヶ月←
多分二番館でかかるだろう、とは思ってたモノのまさかの配信サイトで見つけて鑑賞。

配信で見る時は若干ツッコミが多くなる(近所迷惑乙)。

なんで所々が変なアニメ?なのかw
それぞれキャラがうっすら掴めては来るが全く話が解らんww
カメラワークもアクロバティックなのは解るが混乱するわ。

ストーリーが結構進むまで、誰が敵なんだか味方なんだかサッパリ(それはぶろぐの主のせいかもだが←)。

｢何か｣に追われる主人公・ジェイクを演じるのはアラン・ムーシ。｢キックボクシング｣｢マチャド柔術｣出身の格闘アクター。なので｢立ち技｣｢寝技｣どっちでも来い、なスゴ腕…なのだが…こう、あと一歩なんか足りない感がスゴい。だからかポスター上でもニコラス・ケイジ&トニー・ジャーに持って行かれてる(知名度がね)。

リーダーっぽい?ハリガン:フランク・グリロ(｢アベンジャーズ/エンドゲーム｣｢スカイライン-奪還-｣｢シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ｣｢パージ:アナーキー｣｢キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー｣｢THE GREY 凍える太陽｣)は｢スカイライン-奪還-｣に続いてまたしてもエイリアンと徒手格闘するハメにw

謎の世捨て人?ワイリー:ニコラス・ケイジ(｢キック・アス/ジャスティス・フォーエバー｣｢ハングリー・ラビット｣｢ゴーストライダー2｣｢デビルクエスト｣｢キック・アス｣｢魔法使いの弟子｣｢ノウイング｣｢バンコック・デンジャラス｣｢ナショナル・トレジャー リンカーン暗殺者の日記｣｢ゴーストライダー｣｢ウィッカーマン｣)。
当初はブルース・ウィリス(｢ダイ・ハード4.0｣ほか)にオファーしたらしいが、ニコラス・ケイジで良かったと思う、何となく←
わざわざグレイシー道場まで修行に行ったらしい。

最終盤まで持ち越した｢秘密｣にはそれなりに←ビックリした。

主人公の彼女?カルメン:ジュージュー・チャン(｢ジュリアナ・チャン・シェト｣とも)はボーイッシュな金髪。中の人はガチで多種多様な格闘技の熟練者。ヌンチャクと多彩な蹴り技は見もの。ポスター画像がちょっと可哀想…動いてると結構かわゆい。
途中まで使ってた小っちゃなボウガン?みたいなガジェットは面白くて好き。

またコチラもvsエイリアンに徒手格闘で一番頑張るのがケウン:トニー・ジャー(｢モンスターハンター｣｢トリプル・スレット｣｢トリプルX:再起動｣｢ドラゴンxマッハ!｣｢ワイルド・スピード SKY MISSION｣｢バトルヒート｣｢マッハ!無限大｣｢マッハ!参｣｢マッハ!弐｣｢トム・ヤム・クン!｣｢マッハ!!!!!!!!｣)。
トンファーぶん回す姿って他で見た事あったかなぁ?(｢マッハ!｣シリーズで見たような気)

ん?指揮官はコッチか?…キャプテン・サンド:リック・ユーン(｢エンド・オブ・ホワイトハウス｣｢アイアン・フィスト｣｢ニンジャ・アサシン｣｢ワイルド・スピード｣)、
マイラ:マリー・アヴゲロプロス(｢アンリミテッド｣｢パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々｣)…｢アンリミ｣でヒロインだった子だな…and more.

細かい設定はあんまり気にすんな←

人間界の代表とバトルしに来るだけの謎エイリアンの話だから(一行でザックリあらすじ終了←)。

飛びつき逆十字仕掛けに来るエイリアンとか、めっちゃマニアックでﾜﾛﾀ。キャストのそれぞれの徒手格闘バトルはまぁまぁ面白いけど、個人的にはもっと天下一武道会っぽくしてほしかったな…。

まぁそれなりのデキ…。


｢鑑賞評価:☆☆△××｣

蛇足…ちなみに製作費は30億円だとか←Σ(ﾟДﾟ)ﾉ　なお世界興行収入は2021年4月末現在で約10万ドル。※2021年6月13日現在のレートで約1億1000万円、って…マジヤバくね!?

｢名画座ッ! BACK TO'09｣

鑑賞作品:｢ウィッチマウンテン 地図から消された山｣

鑑賞データ:2009年7月14日(火)
｢TOHOシネマズ梅田｣

(ネタバレ防止フィルター稼働中)

原題:｢RACE TO WITCH MOUNTAIN｣

原作:｢ESCAPE TO WITCH MOUNTAIN｣、著者はアレグザンダー・ケイ。｢未来少年コナン｣のおおもとの原作もこの方。

1975年の映画｢星の国から来た仲間｣のリメイク…で主演の宇宙人兄妹を演じた二人は本作にもカメオ出演(後述)した。

ロック様がまだまだハリウッドセレブになる前の一本。巻き込まれたタクシー運ちゃん・ジャックを演じる。
　関連記事っ資料室(仮):｢ドウェイン・ジョンソン｣

宇宙人の妹・サラを演じるアナソフィア・ロブ(｢ソウル・サーファー｣｢ジャンパー｣｢テラビシアにかける橋｣)がもうめっちゃクチャにかわゆい←危険人物通報案件。
宇宙人兄のセス:アレクサンダー・ルドウィグ(｢ハンガー・ゲーム｣)も薄い顔の美少年で…てか宇宙人兄妹美形すぎだろ。

ロック様とヒョンなことから行動を共にする羽目になる、ちょっと変わった宇宙物理学者?アレックス博士にカーラ・グギノ(｢バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生｣｢カリフォルニア・ダウン｣｢マン・オブ・スティール｣｢ニューイヤーズ・イヴ｣｢エンジェル・ウォーズ｣｢ウォッチメン｣｢ブラッド｣｢ナイト ミュージアム｣)。ちょっとヘッポコな←所が良いアクセント(｢ゴーストバスターズ[2016年版]｣でもクリステン・ウィグが似たような境遇で)。

宇宙人たちを追跡する政府エージェント、ヘンリー・バークにキアラン・ハインズ(キーラン・ハインズとも。最初｢10クローバーフィールド・レーン｣のジョン・グッドマンと間違えてた…orz)。いかにもな切れ者強面がハマる(｢アナと雪の女王2(声の出演)｣｢レッド・スパロー｣｢ジャスティス・リーグ｣｢アナと雪の女王(声の出演)｣｢ジョン・カーター｣｢ゴーストライダー2｣｢ザ・ライト-エクソシストの真実-｣)。
…の部下のマシスン:トム・エヴェレット・スコット(｢ラ・ラ・ランド｣)。

チョイ役で｢その筋の著名人｣が出演している。
テレビ番組｢UFOハンター｣の司会者ウィリアム・J・バーンズとSF作家のホイットリー・ストリーバーがそれぞれ本人役で(…日本だと矢追純一と大槻義彦教授みたいなもんか←←ちなみにこの二人｢スカイライン-征服-｣のTVCMで共演しているwwwよりによってその映画かよwwwwww)。

で、旧作からのカメオがこの二人。二人とも名前が微妙に似てるw
アントニー保安官:アイク・アイゼンマン…前作では兄のトニー(今作のセスにあたる)。
ウェイトレスのティナ:キム・リチャーズ…前作でティア(今作のサラにあたる)。宇宙人兄妹をかばうなど結構見せ場有り。ウィキの写真が古すぎるw

他にアレックスの宿敵?ライバル?のドナルド・ハーラン博士:ゲーリー・マーシャル、自動車修理工エディ:チーチ・マリン(｢マチェーテ｣)…and more…

グロ描写も無い(匂わせくらいはチラッと)し、元が児童文学だからそう屁理屈こね回したりもしてない。

UFO都市伝説を絡めながら、兄妹は追手から逃げ延びて自らの星へ帰れるのか?…なファンタジー&コメディのファミリームービーって所か。

まあまあ面白かった記憶。

｢鑑賞評価:☆☆☆☆×｣

蛇足…ドウェイン・ジョンソンの怪力描写はまだまだヌルく、片手で車をヒックリ返したり、グーパンチでヘリをブッ飛ばしたりはしてない(←いや今でも流石にそんなこたぁしてない←今後しないとは言ってないw)

｢名画座 on DEMANDッ!｣

鑑賞作品:｢ミッドサマー｣(2D･字幕版)

鑑賞環境:｢PICTION｣…ネットカフェ向け動画配信サービス
鑑賞場所:ネットカフェ快活CLUB

(ネタバレ防止フィルター稼働中)

原題:｢MIDSOMMAR｣(注…スウェーデン語で｢夏至祭｣…てっきり普通に｢MID SUMMER｣だと思ってた…)

…おいなんだこの能天気なポスターはww

本チャンのロードショー時は｢ホラーで2時間20分はなぁ…｣とスルー(ひと月後に公開されたディレクターズカット版は2時間51分あったがw)。
その後の高評価に二番館(↓蛇足参照)を狙うもタイミングを逸し…配信でようやく鑑賞。
正直、あらかじめ｢ホラー映画｣だと思って鑑賞すると身構えてしまってインパクトが薄れてしまう。だいたい途中で｢アレ｣とか｢コレ｣とか想像しちゃうよね。…結果｢やっぱり…｣と思っちゃうんでちょっと損した気分になる。

じつはオープニングからかなり大胆なヒントが大写しになっていて、メッチャクチャ勘の良い人ならここでヤバい…と判る(ポスターと予告で気付くだろｗ)。

とにかく終始散々な目に遭い続けるヒロインのダニーにはフローレンス・ピュー(｢ブラック・ウィドウ｣｢ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語｣｢ファイティング・ファミリー｣｢トレイン・ミッション｣)。
本作の撮影が押したため次作｢…わたしの若草物語｣の通し稽古に間に合わなかった件は｢こちら｣でチラッと。

ダニーの彼氏クリスチャン:ジャック・レイナー(｢フリー・ファイヤー｣｢トランスフォーマー/ロストエイジ｣)。
端々の描写を見るに若干人間性がアレ←(ディレクターズカット版では更にアレになっており…)

クリスチャンの悪友①ジョシュ:ウィリアム・ジャクソン・ハーパー。勉強熱心で真面目なんだが…(それゆえ｢何か｣に真っ先に気付く描写がある)。
悪友②マーク:ウィル・ポールター(｢メイズ・ランナー:最期の迷宮｣｢メイズランナー｣)。クスリと女の子にしか興味がない…だがちょっとビビり。特徴のある目元で｢…!｣と気づいた次第。
悪友③ペレ:ヴィルヘルム・ブロングレン…スウェーデンの俳優。一見普通に見えて、実は…(一番深読みされやすいキャラ)。

同様に巻き込まれたカップル、サイモン:アーチー・マデクウィ&コニー:エローラ・トルキア。
コニーがアレするアレは念入りに三回に渡ってチラリする(この辺りも一度見たくらいではまず判らない)。
知る人ぞ知るショッキングなシーンで結構な時間メイン出演するダン:ビョルン・アンドレセン…画像検索すると少女と見まごうばかりの美少年(当時もそれで話題になった)が出てくるがもちろん過去の画像で、1955年生まれである。…日本でスクリーンに登場するのは何と49年ぶり!…でコレですかい、な役どころですハイ。


ヒロインの立場に立ってみると…あぁこうなるのもむべなるかな、という一本に仕上がっている(共感するのもどうかとは思うが)。

でもまぁ、グロい(ボカシも入るがそれはグロいからではなくてエロいから←)。
一部でオシャレっぽい番宣をした事もあって｢騙し討ち喰らった｣なんて声もある。

好きな人は好きかも知れないが…正直｢言われるほどではなかったな…｣という感想(やっぱり映画はスクリーンで見ないと…と痛感)。
○○事件をドキュメントタッチで実写映画化したら近いモノが撮れるんじゃないか、との声もあったが…もちろん邦画ではそんな事できるはずも無く。

じっくりと繰り返し見ていると(配信ならでは)｢花｣が生き物のように蠢いていたり、背景に隠し絵が仕込んであったり…とやたら細かい仕掛けが満載の映画。色々な分析をしている剛の者もいるので興味のある方はググってみるのも一興。

自己責任で。

さらには手練れのねらーをして｢掘り下げる所が残ってない｣とお手上げになるほど｢公式サイト｣の考察が深く細かいので｢必ず鑑賞後｣に｢宣誓した上で(サイトを見れば解る)｣ご覧あれ。


｢鑑賞評価:☆☆☆☆×｣

蛇足…かの｢新世界国際劇場｣公開時のコピ―が最強すぎると話題に(Twitterより)。

・た、確かにこんな内容ではあります。
・ネタバレ感が否めない…。
・まあ実際嘘は言ってないんでね
・キャッチコピーがすべての的を得て草 >RT
・これ以上でも、これ以下でもない要約ww 3行で終わった
・今まで見た煽り文句の中でもくっそレベル高いｗ＞ミッドサマー

｢名画座 on DEMANDッ!｣

鑑賞作品:｢ムーラン｣(2D･字幕版)

鑑賞環境:｢Disney+｣
鑑賞場所:自宅

(ネタバレ防止フィルター稼働中)

原題:｢MULAN｣

監督のニキ・カーロはニュージーランドの映画プロデューサー。略歴を見る限り本作にはぴったりの人選ではある。
元々アニメ版があったのは知ってる、が未見(安定のゑんぶろクオリティ)。

結構盛り上がるシーンについての解説をサイキック青年団で竹内義和だか平野秀朗だか板井昭浩だかが語ってたのを聞いた覚えが←恒例超絶激古ニッチ過ぎるネタ(平野はゲスい事を言ってただけかw)。
2020年公開直前に様々なアレ(特に香港デモのアレ)に巻き込まれ、再撮影&公開延期&再延期からの結局は世界各国で劇場公開を見送られたという残念な経緯がある…(後述)。

身体を壊した父の代わりに男装して軍に志願するヒロインのムーランにリウ・イーフェイ(｢ドラゴン・キングダム｣)

…今33歳なのかっっ!?信じられん(本作の撮影は2018年でその時点では31歳だった。アメリカ人から見たら10代の少女に見えただろう)!!
…かつて日本で歌手活動もし、TVCMにも出演している!!…らしい←
所々に挟まれる唐突なギャグが結構ギクシャク感があって逆にオモロイ(見れば判る)。
後半、腹をくくってからの覚醒は凄い。

老皇帝にジェット・リー(｢封神伝奇 バトル・オブ・ゴッド｣｢エクスペンダブルズ3 ワールドミッション｣｢エクスペンダブルズ2｣｢エクスペンダブルズ｣｢ドラゴン・キングダム｣｢ブラック・ダイヤモンド｣)。

悪役側と過去からの因縁がある。

軍の司令官ドニー・イェン(｢アイスマン 宇宙最速の戦士｣｢トリプルX:再起動｣｢捜査官X｣｢処刑剣 14 BLADES｣｢レジェンド・オブ・フィスト 怒りの鉄拳｣｢アレックス・ライダー[アクション指導のみ]｣)。

本人の超速バトルは控えめ。頑固な上司役がなかなかハマっている。

軍の同僚で何かと絡んで来るヨソン・アン(｢移動都市/モータル・エンジン｣｢MEG ザ・モンスター｣)。

…ちょっと意外だった(見れば判る)。

アニメから大きく変わった点の一つが、予告編でも暴れまくっている魔女役のコン・リー。

…とても意外だった(見れば略)。

その魔女を使役する(トータス松本にチャウ・シンチー混ぜた顔つきで味のある二枚目の)盗賊?さん:ジェイソン・スコット・リー(｢燃えよ!ピンポン｣)。バトルの腕もなかなかである。

歴戦の勇士でいつも娘:ムーランの味方のムーランパパンにツィ・マー(｢スカイスクレイパー｣｢メッセージ｣)…古田新太似←。ムーランママンにはロザリンド・チャオ。
無口な武官(妙な存在感はあるw)ロン・ユアン(｢インデペンデンス・デイ:リサージェンス｣｢エンド・オブ・ホワイトハウス｣｢レッド・ドーン｣｢ワイルド・スピードMAX｣)、コメディリリーフw仲人役のペイペイ・チャン(｢ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー｣)…and more...

英語主題歌クリスティーナ・アギレラ(｢バーレスク｣)!!…コレは驚いた!…ん?アニメ版でも主題歌歌ってたのか。


まず製作発表段階で配役の人種で揉め、ようやく確定したヒロイン:リウ・イーフェイが炎上発言を繰り返し、中国内外で反感を買う始末。
さらにプレミア配信での公開では劇場側には何の事前交渉も無かったために一部で劇場関係者が看板を壊すなどの抗議活動も頻発。
ついでに配信の視聴には｢映画チケットよりも高額な｣視聴料金が別途必要とあって色んな面で物議を醸した。
加えてロケ地｢新疆ウイグル自治区｣に関して中国側への忖度が露見しネット上で炎上、国際的な騒動にも発展。それが元で中国ではほぼ一切の宣伝活動を封印(微博:ウェイボー・Weiboでの検索もできない事態に)、当然のようにスタートダッシュで盛大にスベるという憂き目に。

政治的な思惑を含むおよそ想像でき得る全てのトラブルを抱え込んで、興行成績は大変アレな事態となっている。…おそらく2020年、ディズニー最悪の黒歴史。


…いい映画だっただけに、劇場のデカいスクリーンで見たかったよ…。


｢鑑賞評価:☆☆☆☆☆｣←!

蛇足…おっとヴィッキー・チャオ(｢処刑剣 14 BLADES｣｢少林サッカー｣)主演の実写が既にあるのか。

↑2009年の中国映画｢花木蘭～ムーラン｣↑

｢名画座 on DEMANDッ!｣

鑑賞作品:｢メガ・シャークVSメカ・シャーク｣(2D･字幕版)

鑑賞環境:｢U-NEXT｣
鑑賞場所:自宅

(ネタバレ防止フィルター稼働中)

原題:｢MEGA SHARK VERSUS MECHA SHARK｣

シリーズ第三作w

二作目っ｢メガ・シャークVSクロコザウルス｣
一作目っ｢メガ・シャークVSジャイアント・オクトパス｣

魚雷ピンポンﾜﾛｽwしかも二回www←ネタバレおつ

空母wwwww
米軍がとにかく悲惨な扱いを受ける映画ww

無鉄砲で勝気なヒロイン・ロージー:エリザベス・ローム(｢アメリカン・ハッスル｣｢ミッシングID｣)、AI｢ネロ｣搭載の｢メカ・シャーク｣のパイロット。

…の夫でメカニックのジャック:クリストファー・ジャッジ…おおおおおおマクガイバーに出てたのか!!このエピソード(物理の授業)覚えてる!!!!!

｢メカ・シャーク｣&AI｢ネロ｣は最新&最終兵器のはずが…なかなかのポンコツっぷりを存分に発揮してくれるww

二人の上官にあたるエングルバーグ提督:マット・レーガン…一作目の↓このヒトだwwwww(同じ役柄かどうかは不明)

やたらと｢標的破壊ﾄﾞﾔｧ｣と早期終結させようとする

(｢メガ・シャークVSジャイアント・オクトパス｣レビューより)

ちょいちょい電話で意見を突っ込んで来るマクニール:デボラ・ギブソン…に関しては｢メガ・シャークVSジャイアント・オクトパス｣でこまごま書いてる。同じ役柄で再登場。

まぁまぁストーリーはよくある。
だがこの…形容しがたい｢唯一無二感｣は捨てがたい(似たようなサメ映画のシリーズがもう一つあるけど)。


好きな人にはタマラない愛すべきバカ映画。


｢鑑賞評価:☆☆☆☆×｣

蛇足…シリーズはあと一本w｢メガ・シャークvsグレート・タイタン｣のみ!待ってろメガ・シャークwww…などと意味不明な事を言っており

｢名画座! 2008年(仮)｣

鑑賞作品:｢奈緒子｣

鑑賞データ:2008年3月4日(火)
｢シネ・リーブル梅田｣

(ネタバレ防止フィルター稼働中)

ヒロインの上野樹里(｢キラー・ヴァージンロード｣｢コドモのコドモ｣)がオレの知ってる上野樹里じゃないww

ひたすら走る。

なんなら他のランナーよりも走ってる。

クライマックス、奈緒子:上野樹里が叫ぶシーンは強く印象に残ってるな…つかラストシーンじゃなかったのかアレ。

主役の天才ランナー壱岐雄介:三浦春馬(｢ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ｣)…綺麗な眼、しとるなぁ…。元サッカー部だからか、走りは軽快でいかにもアスリートっぽい。

彼を中心に何度も出て来るが…ランナー目線のカメラは面白い。

監督・西浦:笑福亭鶴瓶(｢おとうと｣｢ディア・ドクター｣)。
確かこれが初見なので結構演技が上手いという印象が強い…が、｢病弱な役｣ばっかなのはちょっと…←

陸上部員…基本的にアホで陽気な子たちだが、天才肌の雄介について様々な感情を抱いている。

奥田:柄本時生(｢映画 深夜食堂｣｢麒麟の翼〜劇場版・新参者〜｣｢信さん・炭坑町のセレナーデ｣｢シーサイドモーテル｣)ドジっ子気味だが結構頑張る…こういう時に見てすぐ判るってのは役者としては素晴らしい利点だろう。
宮崎:富川一人…メガネのキャプテン。
藤本:結城洋平(｢女子ーズ｣｢食堂かたつむり｣)…中堅どころの三年生?…本大会では鼻テープしてる。
佐々木黙然:五十嵐山人…スキンヘッドでお経を唱えるw…役名からしてマジでそんな設定なのかwレース中の独り言?がおもろい。
吉崎:タモト清嵐(｢BRAVE STORM ブレイブストーム｣←おおおおおw)…坊主頭1号。ネガティブでちょっとヘタレなのでとにかく監督に始終ドヤされている。
上原:兼子舜…坊主頭2号だが眉を手入れしたちょっとオシャレ男子。｢ハイ!(監督と奈緒子は)どーいう関係ですかっ?｣クン。
五島:佐藤タケシ…モブ←
マネージャーに佐津川愛美…この娘、こういうキャラの方が絶対良いわな…どっちつかずはダメだ←｢忍道～SHINOBIDO～｣disおつ。
もしかしてキャプテンと…?

何度か登場する雄介のライバル黒田:綾野剛(｢ガッチャマン｣｢ヘルタースケルター｣｢SP THE MOTION PICTURE 野望篇｣)…髪型キモいw…喋りもめっちゃキモいww…それがバッチリとハマるのがスゴいw
つか中のヒト、箱根駅伝大好きなガチ陸上選手だったのか。

10歳の雄介には境大輝。12歳の奈緒子には藤本七海…結構似てる。でも夏帆(｢ビブリア古書堂の事件手帖｣｢劇場版 TRICK 霊能力者バトルロイヤル｣｢天然コケッコー｣)にも似てる。

奈緒子パパに光石研(｢モリのいる場所｣｢続・深夜食堂｣｢映画 深夜食堂｣｢ガッチャマン｣｢しあわせのパン｣｢ヒミズ｣｢東京オアシス｣｢信さん・炭坑町のセレナーデ｣｢マザーウォーター｣｢悪人｣｢ヒーローショー｣｢なくもんか｣｢20世紀少年 最終章 ぼくらの旗｣｢20世紀少年 第2章 最後の希望｣｢感染列島｣｢コドモのコドモ｣｢フライング☆ラビッツ｣｢20世紀少年 第1章｣｢Sweet Rain 死神の精度｣｢歓喜の歌｣｢めがね｣｢無花果の顔｣｢キャッチボール屋｣)&ママに山下容莉枝。
雄介パパ・壱岐健介:嶋尾康史&ママ:奥貫薫。

嶋田久作(｢モリのいる場所｣｢相棒-劇場版III-巨大密室!特命係 絶海の孤島へ｣｢図書館戦争｣｢洋菓子店コアンドル｣｢スープ・オペラ｣｢南極料理人｣｢感染列島｣｢K-20 怪人二十面相・伝｣｢百万円と苦虫女｣｢Sweet Rain 死神の精度｣｢図鑑に載ってない虫｣)…診療所の医師(斜め後ろ頭だけ登場した上にボソボソ喋るだけなんで…)?…もうちょっと滑舌よくしゃべって?…ボソボソ喋りでも他の映画じゃもっとハッキリ聞こえるのに…。

監督は古厩智之(ふるまやともゆき)…他に｢武士道シックスティーン｣を監督。

バッサリ。まぁ冗長になるよりはずっといい。
原作のマンガは(正続合わせて)39巻もあるので、潔く色々カットしたのは正解だと思う。

物語はサクサク進むので長く感じない←やたら走っているシーンが多いが(そりゃ駅伝が題材だからな)。

爽やかなスポ魂モノとして手に汗握り、時にホロリとする映画。


｢鑑賞評価:(当時は採点していませんでした)｣

蛇足…トップ画像のキャッチコピーみたいな事をするから邦画は自ら価値を下げてると言われるんだよ反省しろ←蛇足すぎる

｢名画座 on DEMANDッ!｣

鑑賞作品:｢ブレイド3｣(2D･字幕版)

鑑賞環境:｢U-NEXT｣
鑑賞場所:自宅

(ネタバレ防止フィルター稼働中)

原題:｢BLADE TRINTY｣

マーベルコミックス原作の実写映画、ヴァンパイア・ハンターとして生きるダークヒーローシリーズ3作目にして完結編?。

関連記事っ資料室(仮):｢MARVEL映画(NOT MCU)｣

過去作っ
｢ブレイド2｣
｢ブレイド｣

甦った元祖ドラキュラを倒すべくラストバトルに挑むブレイド。

ブレイドにはウェズリー・スナイプス(｢エクスペンダブルズ3 ワールドミッション｣｢ゲーム・オブ・デス｣｢アート・オブ・ウォー2｣)。

ウィスラー:クリス・クリストファーソンはブレイドシリーズ3作全てで相方を務める。
…の娘でアーチェリー使いのアビゲイル:ジェシカ・ビール(｢ヒッチコック｣｢トータル・リコール｣｢ニューイヤーズ・イブ｣｢特攻野郎Aチーム THE MOVIE｣｢バレンタインデー｣｢NEXT-ネクスト-｣｢幻影師アイゼンハイム｣)。

名前だけ聞いて絶対｢敵キャラ｣だ、と思ったwハンニバル・キング。
演ずるはライアン・レイノルズ(｢ワイルド・スピード/スーパーコンボ｣｢デッドプール2｣｢ライフ｣｢デッドプール｣｢ゴースト・エージェント/R.I.P.D.｣｢テッド｣｢デンジャラス・ラン｣｢グリーン・ランタン｣｢[リミット]｣｢ウルヴァリン:X-MEN ZERO｣｢スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい｣)。やってる事がまんま｢デッドプール｣だと一部で話題にw

物語のカギを握る◯◯の開発者サマーソルド:ナターシャ・リオン。

一方ますますパワーアップして来る敵方は…

やたらタフでやたらしぶとい元祖ドラキュラ?のドレイク:ドミニク・パーセル(｢キラー・エリート｣)。
ラストバトルの筋肉ボコボコはなかなかキモカッコいいシーンの一つ。

肉体派の中ボス・グリムウッド:トリプルH(吹替:蝶野正洋←)…とハンニバル・キングとのバトルは結構スゴイ…普通◯ぬよねハンニバル…。

女ボス・ダニカ:パーカー・ポージー…いや(ヴァンパイア・メイクするとなおさら)ミラ・ジョヴォヴィッチ(｢ヘルボーイ[2019年版]｣ほか)に見えるわー(役柄も何となくバイオと似てるし)。このヒトだけ最期◯◯されない(最終的には◯◯だけど)。

各種ガジェットを使った近未来テクニカルバトルも良いが、やっぱこのシリーズはウェズリー・スナイプスの徒手格闘(プラス刃物)が見せ場。超絶スピードやウルトラ破壊力は無くとも、拳を交えた戦いが一番惹き付ける。

後の｢MCU(後述)｣で言えば｢キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー｣に引き継がれた｢生身の人間(超人)による肉弾戦｣。

シリーズ通してこれがブレなかったのが嬉しかった。

他キャストは
ジェームズ・レマー(｢トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン｣｢X-MEN:ファースト・ジェネレーション｣｢RED/レッド｣｢レミーのおいしいレストラン｣｢ワイルド・スピードX2｣)、ジョン・マイケル・ヒギンズ(｢バッド・ティーチャー｣)、マーク・ベリー、カラム・キース・レニー、
マイケル・アンソニー・ローリンズ、パットン・オズワルト(｢燃えよ!ピンポン｣｢レミーのおいしいレストラン[ねずみのレミー:声優]｣)、
ロン・セルモア、クリストファー・ハイアーダール(｢トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part2｣｢トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part1｣｢ニュームーン/トワイライト・サーガ｣｢トワイライト〜初恋〜｣)…and more...


｢鑑賞評価:☆☆☆☆×｣

蛇足…マハーシャラ・アリ(｢アリータ:バトル・エンジェル｣｢ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション｣｢ハンガー・ゲーム FINAL:レジスタンス｣｢プレデターズ｣｢正義のゆくえ I.C.E.特別捜査官｣)主演でリブートされ、本家｢MCU｣に合流する予定。
　関連記事っ資料室(仮):【PHASE-2】｢MCU=MARVEL CINEMATIC UNIVERSE｣

｢名画座 on DEMANDッ!｣

鑑賞作品:｢いかレスラー｣

鑑賞環境:｢ふらっと動画｣…ネットカフェ向け動画配信サービス
鑑賞場所:ネットカフェ快活CLUB

(ネタバレ防止フィルター稼働中)

…先にwiki見て小ネタバレ喰らってしまった…orz

2004年夏公開。
河崎実(監督作品｢大怪獣モノ｣｢ギララの逆襲/洞爺湖サミット危機一発｣)は本作が劇場長編初監督!&プロデューサー:叶井俊太郎(っ偽ついった～)、監修・題字:実相寺昭雄wwwwww…スゴいの引っ張り出してきたなオイwwww

大病を患い行方不明になったプロレスラー岩田貫一&いかレスラー:西村修…は結構当時話題になったので知っていた。オープニングで歌声を披露するが…耳が耳がぁぁぁ←

だが、かつてのライバル田口浩二(超日本プロレス所属のプロレスラー)のAKIRA…は記憶に無くて驚いた(並行して役者の活動もしていたし二枚目なので実に似合っている)。そして更に途中のアレで驚いたwwwそしてストーリー的にも唐突なアレが更に輪をかけて…。

岩田の元恋人で現在は田口の婚約者でもあるヒロイン美弥子には石田香奈(女優デビュー作。レビュー見ても｢下手｣としか書かれてなくてﾜﾛﾀ)。…の姉に白石美帆(｢ジーン・ワルツ｣｢インスタント沼｣｢カフーを待ちわびて｣｢フライング☆ラビッツ｣)←え!?

超日本プロレスのクセモノ社長にルー大柴…あんまりギャグシーンはない(いかレスラーにネチャネチャ…程度かなww)。

謎の大物?にきくち英一(｢大怪獣モノ｣｢ギララの逆襲/洞爺湖サミット危機一発｣)…は帰ってきたウルトラマン・ジャックの文字通り中のヒト(物理)。スーツアクターだけでなく…｢007は二度死ぬ｣でボンド:ショーン・コネリーとバトルしている!!(調べれば調べるほどエラい経歴の持ち主だな…)。
経歴を知ってから改めて振り返ると…なるほど｢この役柄｣に持って来いだ←見れば解る。
…と何やら因縁在りそうな(ヒロイン美弥子の父でなんかエラい人←)に中田博久(｢ギララの逆襲/洞爺湖サミット危機一発｣)。

解説席にシレッと座るターザン山本、南部虎弾、テリー伊藤(｢マレフィセント｣吹替版声優←←←←(;ﾟДﾟ)ｪｪｪｴｴｴエエエ!!…ちなみに農民1)&吉田豪…何てマニアックな人選だwww

チラリ…
なべやかん(｢大怪獣モノ｣｢デスカッパ｣｢GOEMON｣｢ギララの逆襲/洞爺湖サミット危機一発｣)、高山善廣、船越英一郎(｢県庁おもてなし課｣)、若手レスラーにリ・コウジww…19時女子プロレスの解説以外ではほぼ初めて見る(役者としては初見かも)。なんか無駄に良いガタイしてるからメッチャハマってる。


キン肉マンで見たなこの展開wwwwww

なので(?)あんまり細かい事にツッコんじゃいけません、な映画。
そして無心に楽しむべき映画。こういうの好き。

例え興行としては成功でなかった←としてもこういうのも立派な映画。


｢鑑賞評価:☆☆☆☆×｣

蛇足…前売特典｢扇ぐといか臭いウチワ｣wwwwwwwww

｢名画座ッ! STAGE2007｣

鑑賞作品:｢図鑑に載ってない虫｣

鑑賞データ:2007年7月3日(火)
｢テアトル梅田｣

(ネタバレ防止フィルター稼働中)

↑ノベライズ↑

↑おそらく｢前売特典｣のレーザーポインター(多分←)↑

確か…菊地凛子(｢パシフィック・リム:アップライジング｣｢パシフィック・リム｣｢アサルトガールズ ASSAULT GIRLS｣｢ナイト・トーキョー・デイ｣｢スカイ・クロラ The Sky Crawlers｣)、仕事選べよ…と思った記憶(超絶余計なお世話)。
｢バベル｣でブレイクして次に公開されたのが本作、その次が｢スカイ・クロラ｣で声優、そして｢ナイト・トーキョー・デイ｣に｢ASSAULT GIRLS｣だ…｢パシリム｣が来るまでは他人事ながら先行きが心配だったわ←まさに他人事

主人公で｢今話題のヒト｣www『俺』に伊勢谷友介(｢翔んで埼玉｣｢ブラインドネス｣｢CASSHERN｣)。
売れない雑誌ライターで編集長(後述)の無茶振りに振り回される。
…の腐れ縁の友人で指折りの変人←エンドー:松尾スズキ(｢まほろ駅前狂騒曲｣｢まほろ駅前多田便利軒｣｢悪人｣｢ロボゲイシャ｣)。
｢コンタクト｣の件は忘れられないww←笑えない

で、ヒロイン?サヨコに菊地凛子。SMの女王様:片桐はいり(｢繕い裁つ人｣｢なくもんか｣｢相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿｣)と一緒にとんでもないキャラで登場wそしてある意味、重要キャラでもある。

独特の世界感、シュールな展開、対応に困るギャグ、そして意外にも?鮮やかなエンディング。
鑑賞しながら｢コレは見る人をモノ凄く選ぶ作品｣だと思った(まだこの頃はオレもスレてないし、闇雲に本数を見ていた時代だから受け入れ態勢もしっかりしていない)。
おそらく手練れの映画マニアなら｢救急車｣のシーンでオチに気付くんだろう。

…こういう映画もあるんだ、と良い経験をした(決してホメていない件)。

美人編集長:水野美紀(｢あん｣)…えっ?あれ水野美紀だったのっ!!??すっげー下品でゲスなキャラだったけどww
途中からチームに加わる?目玉のおっちゃん:岩松了(｢ステップ｣｢森崎書店の日々｣｢空気人形｣｢ディア・ドクター｣｢インスタント沼｣｢無花果の顔｣)。
カギを握る男?真島:松重豊(｢探偵はBARにいる3｣｢続・深夜食堂｣｢深夜食堂｣｢探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点｣｢麒麟の翼〜劇場版・新参者〜｣｢探偵はBARにいる｣｢インスタント沼｣｢ディア・ドクター｣｢K-20 怪人二十面相・伝｣｢しゃべれどもしゃべれども｣｢キャッチボール屋｣)。
何でも屋?チョロリ:ふせえり(｢インスタント沼｣)。またオモロいチョイ役見つけて…ん?…監督の嫁やんけw

黒幕の男(目玉のおっちゃんの親分に当たる):マメ山田(｢ヘルタースケルター｣｢ゼブラーマン -ゼブラシティの逆襲-｣｢東京残酷警察｣)、その部下:嶋田久作(｢モリのいる場所｣｢相棒-劇場版III-巨大密室!特命係 絶海の孤島へ｣｢図書館戦争｣｢洋菓子店コアンドル｣｢スープ・オペラ｣｢南極料理人｣｢感染列島｣｢K-20 怪人二十面相・伝｣｢百万円と苦虫女｣｢Sweet Rain 死神の精度｣｢奈緒子｣)の二人がもう怪しさ全開でwww
何故か皆が集うモツ煮込み屋の親父:笹野高史(｢青天の霹靂｣｢テルマエ・ロマエII｣｢綱引いちゃった!｣｢テルマエ・ロマエ｣｢プリンセス・トヨトミ｣｢おとうと｣｢ディア・ドクター｣｢インスタント沼｣｢ハッピーフライト｣｢おくりびと｣｢百万円と苦虫女｣｢犬と私の10の約束｣｢歓喜の歌｣｢魍魎の匣｣)。

その他大物から有象無象まで一気掲載っ
三谷昇(｢姑獲鳥の夏｣)、志賀勝(｢フラガール｣)、園子温(監督作品｢ヒミズ｣｢冷たい熱帯魚｣)、田中哲司(｢真夏の方程式｣｢ストロベリーナイト｣｢八日目の蝉｣｢食堂かたつむり｣｢ハッピーフライト｣｢真木栗ノ穴｣｢Sweet Rain 死神の精度｣｢歓喜の歌｣｢ドルフィンブルー フジ、もういちど宙へ｣)、
つぐみ、森下能幸、松利史、渡辺裕之、高橋惠子、山崎一、佐々木すみ江、新屋英子、播田美保、いか八朗、コハ・ラ・スマート、廣川三憲、ノゾエ征爾、海島雪、呉キリコ、たかみざわはな、高田郁恵、ペ・ジョンミン、キタノ・ラニー・パギリナン、菅登未男、田島大志、清水萌々子、吉原拓弥…(Wikipediaキャスト大杉w)。

監督は三木聡(｢インスタント沼｣監督・脚本)。

｢鑑賞評価:(当時は採点していませんでした)｣

蛇足…改めて見直して、｢ノベライズ｣の方でどう表現してあるのか気になるシーンがやたら多いわww