岐阜人 ヨーコ です!

岐阜のおばさんです。山登り大好き。岐阜近郊の山や、岐阜の情報を自分の視点で書いていきたいです。

モーニング&ランチ【川原町屋】岐阜市北部

2013-12-03 19:24:47 | ふらっと岐阜
2013.12.3

カフェ 川原町屋は長良橋南詰の鵜飼い観覧船乗り場から情緒ある街並みを
少し歩いたところにあり、この界隈で大人気の店なんだけど
その前に

私の親友であり、山友でもある、のんちゃんがこの近所にに昔住んでいて、以前 彼女が
この生まれ育ったところをSNSに書いているのでその文をそのまま紹介させてください

~のんちゃんの日記より~

【長良川プロムナード計画
なるものによって注目されるようになった“川原町”

実際に川原町などという住所はなく

湊町 玉井町 元浜町 を昔から地元の人の通称で 川原と言います。

私は その中の玉井町の生まれで金華小学校(合併で岐阜小学校になってしまった)4年生までこの地で暮らした。

金華山にお城ができたのは 鎌倉時代のことだという
その後 斎藤道三、織田信長の時代にこのあたりに市場が開かれた。
道三が城下町を作るにあたり、長良川の上流域で豊富に産する
美濃紙、木材、お茶などや当時のブランド品であった関の刃物を川原町を中継地にし商業の拠点とした。以来 長良川舟運の基地として紙問屋や材木問屋が集積し、流通と情報 文化の拠点として栄えた。


川原町は、長良川が氾濫するたびに川の一部となり水に浸かっておりましたので

私の住む玉井町も時代とともに 紙問屋が消えていくとともに
住む人が離れて行きました。

子どもの頃に 近くの通称 “土場” と言っていたところで遊んでいた
仲間は もう一人もこの地にいません。

昭和30年代をイメージして作られた映画の世界が此処にもあり とても懐かしく思い 川原町屋 なる喫茶店に出かけたこともありましたが、経営者は 元々住んでいた 知り合いではなく 本町のお人形屋さんになっていました。


川原町屋の隣にある赤い郵便ポストも 子どもの頃には 
(丁子屋さん)の向かって右側で 私の住んでいた家の左側にありました。

鵜飼が始まると軒先に提燈をぶら下げ

花火の日には通りに縁台を置き

間口が狭く繋がっている屋根の上には火事を防ぐためにうだつがあがり

屋根の上に神様が祭られて

岐阜祭りにはお神輿や山車が出た


当時のことを知る人は少なくなっていくけれど

今も 団扇やさん と 玉井屋さん はお変わりなく

蔭ながらお店の繁栄を願っています。

祖父も祖母も 父も母も今はない

美濃のうだつの町並みが 保存され守られているように

遅まきながら 川原町も 昔の商業都市としてでなく

観光名所として 守られていくのであればそれもいい。】

本当に、昭和のムードが漂う通り

川原町通りは鵜飼い観覧船乗り場から歩くといい感じ



夏には大活躍の鵜飼船も今は静かに休んで来年の出番を待っている


そばには、無料休憩所兼案内所もある




老舗旅館「十八楼」の玄関も趣いっぱい


その向かいのレストランの庭


カフェ 川原町屋 は 赤いポストが目印



格子戸を開けると・・・


入ってすぐのお部屋はギャラリーのような感じで
可愛い和の小物など並んでいる。もちろん買うこともできる







町屋の特徴ある造りで間口はそんなに広くなく奥行きがあり
何部屋も土間でつながっていて、一番奥は 中庭をはさんでお蔵があり
改装してそこもテーブルがあり、蔵の2階はゆったりとソファー席になっている

中庭のインテリア


蔵の中


モーニングセット ブレンド ¥500



ちなみに、おもてなしツアーの時食べたランチ(要予約)¥1300
予約なしで食べられる「そばランチ」もあり


懐かしい空間で飲むコーヒーは格別
癒された~~。


岐阜市玉井町28
TEL 058-266-5144
営業時間 9:00~OS18:00
[鵜飼期間中]9:00~OS18:30
無休

広い駐車場完備

岐阜の富有柿 本巣

2013-12-01 20:54:15 | 岐阜の話題
2013.12.1

ついに12月になってしまいました。
今日は日曜日 朝はゆっくりめに大量にある柿でも食べてテレビを・・・。

岐阜の家庭ではこの時期コタツに蜜柑ではなく柿でしょ

「富有柿」はその原木が岐阜県の瑞穂市にあり、岐阜を代表する農産物の一つです。完全甘柿であるこの柿は、原木こそ岐阜県にあれどその生産高でみてみれば、福岡県・和歌山県がその上位にきており、岐阜県は全国三番目のとなっています。
しかし 富有柿の本場はやはり岐阜です。多くの岐阜人は毎年全国の親戚や知人にこの美味しい柿を送って喜んでもらっています

                                    岐大地域情報センターより

富有柿は11月が最盛期= 出荷時期で、もう柿の収穫もほとんどの農家が終わりで
本巣市(旧 糸貫町)の柿農家では
昨日 最後の収穫がされていた







柿の表面が傷つかないようすべて手作業で収穫、箱詰

大量の柿を一時期に採らなくてはいけないので
ここの農家さんではバイトさん、親戚知人、集めるだけ集めて
みんなで力を合わせて作業





そして、打ち上げですかね~~  (ただの昼ご飯タイムかしら?)
しっかり働いた後の、お握りはさぞかし美味しいでしょう




本巣の柿は農家さんから直接買うこともできるし、ネットや郵便局でも
さらに、街道沿いの販売所、畑横の無人販売、そして道の駅にも出荷している

11月中旬は朝9時前に行列ができ、箱詰めの柿を求めるお客さんでごった返す
道の駅「富有柿の里」も今日はさすがに静か
それでも、開店の時間になるとあっちからこっちから車が入ってきて、テント内の柿専用コーナーは
混み合ってきた。



農家さんがどんどん柿をおろしてます



スーパーで買うよりイメージ的に美味しそう








もぎたての富有柿の時期が終わると 次は
冷蔵柿の出番
1個1個 ポリ袋にピタッと包まれて冷蔵保管され、食感もそのままに冷蔵庫から12月から来年1~2月頃まで出荷される。

誰が研究したのかは知らないけれど
徹底的な温度管理で、一番美味しい時の柿を密閉包装で眠らせておいて
お正月に食べられるようにするなんて すごい!!

年末年始の贈り物には
是非 岐阜の柿がええでえか、みんな買いんせい (岐阜の柿が良いので皆様買ってください)

柿には様々な効能があって
ビタミン、カリウムも豊富

カリウムはナトリウム(塩分)を排泄する役割があり、高血圧に効果があるそう。
また、長時間の運動による筋肉の痙攣などを防ぐ働きもあるそうな
今度、山には柿を持って行こう。