「虫のしわざ観察ガイド」(著者:新開 孝)という本をめくっていると、
アオバセセリの巣が紹介されていました。
食樹のアワブキが林道沿いにあるのを知っていたので、さっそく見に行きました。
アオバセセリの巣がありました。地面に落ちていた巣はもぬけの殻でした。
成虫も、「はらぺこあおむし」に似ていると言われる幼虫も、見つけられませんでした。
それでも巣を見つけられただけで大満足、
誰に教えられるでもなく一人でこんな巣を作る芋虫はすごいと思いました。
同じアワブキに何やら変わった芋虫を2種類見つけました。
帰宅して「虫のしわざガイド」で調べると、両方ともスミナガシの幼虫でした。
そして、ぼろぼろの葉はスミナガシの「カーテン巣」だと知りました。(写真撮り損ねました)
今回、図鑑から抜け出し、自分の目で確かめたことで
普段見過ごしている枯れ葉の多くが何かしらの生き物の生活の痕で、
何億年もかけて獲得してきた、延々と続く命の営みだいうことに改めて感動しました。( ;∀;)
虫が持っている能力はすごい!
(宇宙船地球号の人間!何やってんだ!・・・とも、思いました。)