ミサンガブレスレットが切れて、友人からのメールもあって
京都・清水寺の裏手にある地主神社の恋占いの石のことを思い出した。
10mほど開けておいてある二つの小さな石(恋占いの石)の間を目をつぶって歩いてゆき無事にもうひとつの石たどりつくと恋が成就するというもので、京都旅行のイベントのひとつにしていました。
友達が試したところ、途中で異様に曲がって、横で見ていた私に彼女はぶつかり「全然わからないから、どっちかナビゲートして」と言う。もうちょっと右とかあと3歩前とか私が教えて、時間がかかりながらもなんとか石に到着。「やったぁ」喜ぶ私らの目に入ったのは・・・
話がとても長いのでつづきを読む方はコメント欄へ・・・。
京都・清水寺の裏手にある地主神社の恋占いの石のことを思い出した。
10mほど開けておいてある二つの小さな石(恋占いの石)の間を目をつぶって歩いてゆき無事にもうひとつの石たどりつくと恋が成就するというもので、京都旅行のイベントのひとつにしていました。
友達が試したところ、途中で異様に曲がって、横で見ていた私に彼女はぶつかり「全然わからないから、どっちかナビゲートして」と言う。もうちょっと右とかあと3歩前とか私が教えて、時間がかかりながらもなんとか石に到着。「やったぁ」喜ぶ私らの目に入ったのは・・・
話がとても長いのでつづきを読む方はコメント欄へ・・・。
なんだか私はこのテのものはうまく出来たりするんですよ。
頭の中に石が見えたのは、なんとなく神秘的だったですけどね♪
ここ一番の集中力なのかなぁ
ではでは、白モンスターの話、
ロングメールを送ります~
なんだか、本当に当たるような気がする。
これって、占いではあるけれど、その人の日頃の物事への対し方っていうか、やり方がでるような気がするしね~。
最初からなんとなく他人をアテにしたりする人って、その一人でやりぬくって覚悟が薄い分、石までの距離を覚える感覚も鈍いような...
そんなことないですかいねぇ。
そうそう、白い化け物のお話、お暇なときにメール便希望者です
友達は「ナビゲートして」と自分で言ったにも関わらずなんだか私を睨んでいた。逆ギレだー。
・・・・恋は盲目なのです。
私は普通に目をつぶって10mも歩くなんてできない運動神経の持ち主だし、周りに見物人もいるからヤダとやる予定はなかったんだけど、彼女があまりにもムっとしているので、「見てなさいよっ」と石の恋占いにトライ。
スタート地点の石の前に立ち、目をつぶったらオドロイタ。私には見えたのだ。まぶたの裏に、10m先の石が。
あとはそこへ歩いていくだけ。カンタンじゃないかと。
「あのね、集中してちゃんとやればできるんだよ」と横で見ている彼女の方を向いて言ったかと思ったら(もちろん目はつぶったまま)、あとはスタスタとまっすぐ石へと私は歩いて行ったそうだ。
まぶたの裏にうつっている石に到着する直前に、「この真下に石があるでしょう」としゃがみ、石が膝にぶつかった。
周りからは拍手。通りがかりのオジサンが「嫁に行く日も近いな」と言った。
事実、その時にはもう結婚が決まっていたのだった。(だから占う気がなかったんだけど)
これでふたたび彼女に火がついた。「やはり当たる!集中してもう一度がんばる!」と再トライ。
恋盲目さんは、私だけでなく見ず知らずの周りの人にも「お願いだから助けないで」と言い、そこまでアンナヤツが好きなのかと私を驚かせた。
そこからは亀より遅い彼女の歩みが始まった。
遅くてもいいから絶対に成就したいのダ。アンナヤツなのに(笑)。
周りが固唾を飲み込んで見守る中、彼女は少し右に曲がり始めた。「あああああ・・・」助けたくてウズウズする観衆たち。でも助けたら逆ギレだ。ガマンガマン・・・。
しばらくそんな状態が続いた。
そこに、だ。
そこに「ワッハッハッハッハ」とデカーイ声で笑うオッサン観光客の集団が新たに登場。ぞろぞろ歩くオッサンの何人かにぶつかる彼女。あぁどうしようと思った時、オッサン集団から声が。
「おねーちゃん、ひ・だ・り。左だよー!そうそう!」
オーマイガー
結局、助けなしには君の恋は成就しないんだよ。
もしくは人との衝突があってダメになるかだね。
・・・ということなんだろうけど、言わずにおいた。
なぜなら、もう泣きそうだったのだ、彼女が。
そんなに好きなのかアンナヤツが(ひつこいぞ)。
その後、氷宇治金時で機嫌を直すまで、ずうっと泣きそうだった彼女。
結局、その恋はイマイチだった。
他の人を巻き込み、泣き、時間もだいぶ費やした。
あながち占いは間違ってなかったのかもダ。
あれからだいぶ経つが、その彼女は未だに独身で未だに男性に対しては猪突猛進型だ。
春頃にその猪突猛進のとばっちりを私と夫のダブルパンチで食らった。
そのことを忘れかけた頃に、彼女からのメール。
猪突猛進の相手と交際が始まったということだった。
今、あの占いをしたら、彼女がまっすぐ石にたどりつけるといいなと思う。
私(と夫)は横で黙って見ているさ。
とばっちり受けないように気をつけながら。