待っているの

新作の作品
版画と手彩色
タイトルは「待っているの」
waitingforyou

窓を覗き込んで
飼い主さんの帰りを
嗅ぎとった
にゃんこさんの後ろ姿

先代猫のチハトマを
イメージしてるのです

ソウル市にあるギャラリーでお披露目します(›´ω`‹ )

新作とはいっても
版を制作したのは二年ほど前で
厚紙をニードルで引っかき
上の幕を剥がしたりして
刷ったものです
制作途中のままの状態で
どう進めようか
進めてしまうのが勿体ないような
いつまでも
未完のままで
残しておこうか
と
置いておいた作品を
引っ張り出し
思い切って仕上げました
失敗したら嫌だな...と怯んできたこと

彩色して
紙を額に合わせてカットする
そういう一つ一つの
瞬間に

これで合ってる?
と自問自答
しながら
余白のたっぷりあるサイズを
トリミングして
縦長にしました。
一つ一つの選択 肯定に勇気が必要なんだナ


これも韓国での展覧会で
新しい挑戦をする為に
必要な準備のひとつかな

これまでの自分の延長線上にしか
チャンスは来ないのだと
思います