サンチョパンサの憂鬱

サンチョパンサの食卓 (73)何故?……今迄、悪事は千里を走らなかったか?

財務省のXに非難轟々のリプライが殺到してるとスマートニュースにあった。

そんな財務省を筆頭に官僚達の税金還流の話はとっくの昔から気の利いた人間なら『知っていた』けれど……何故?今迄?その噂は『千里を走らなかったのか?』……。

市井の庶民達にとって、そんなの喧々諤々演ってる暇があれば?面倒を避け私事に専念した方が利得が見込めたからなんだと思う。
何より楽だしね。

散々書いて来たけれど、ここ十二年で38%だった税金、社会保障費が今や48%にまで増えたこと……。
昔で言う所の五公五民の比率になった事が大きいのである。

江戸時代、五公五民になると全國各地で一揆が頻発した。当時は一揆何ぞやればそれは即打ち首だった。それなのに百姓達は立ち上がった。
五公五民の比率は家族が飢え、死が日常化したからなのである。

どうせ死ぬなら?『言うべきを言って抗議した方が未だ望みかある?』……生活が継続不能のラインだったからである。

今回の衆院選前の16倍のリプライが財務省のXに殺到しているのは『死活ラインギリ』まで追い詰められた人々の怨嗟の抗議なんである?

江戸幕府の体制側のおバカ家老達がそうだった様に、現政府、官僚諸君は昨日までそうだった様に明日からもソレが続けられる?という誤解の中を彷徨っているんだと思う……。

改革改善の政策に対抗する方法論は一ミリも変わらない。変われない。
何時もながらの『財源はどうする?』である。
流石にこの読み違えは……観てて滑稽でイタイだけなのである。

『人間性の異常』をベースにした生き方、方法論はこうやって必ず限界を迎えるんだなぁ?……という実証実験そのもの……。
人間は歴史に学べないと哲学者の誰かが言ったとか?
歴史から学べる事はただ一つ。人間は歴史から何一つ学ばないということだ……と。

『時代の空気』って奴は学歴なんぞでは分からないのである。
自分の鋭敏な『感性で感じ取るしかない』からである。鋭敏な感性は自然流の生き方による素直さがなきゃ働かない。
だから官僚諸君は『イタく間違えちゃう』んだと思う……。

守旧派達の相も変わらぬ悪巧みのプロパガンダもその愚かさがあっという間に千里を走っちゃうのは、限界にある庶民の暮らしという時代背景があるからである。

チャッカリ、アカラサマに国民の懐に手を突っ込む事ばかり、それしか知らぬ芸風の成れの果て……となっちゃった。

ナンチャラ経済研究所の誰彼が?コンサルの誰彼が?総務省、財務省初めとする官庁の意向を汲んで、103万円の壁撤廃は暴挙?税収が足らなくなるぞぉ!なぁ〜んて出来レースのプロパガンダ演ったって無駄なのよね?もう。

国民の大多数の財政は本物のピンチ。
底をついてるのですからね?
お先棒担いでる首長さん達も、待ったナシの地方情勢に目を向ける事ですね?

それで無くても、人口よりサル、イノシシ、鹿や熊の数の方が多くなってるんだから、官僚さんのお先棒担いでる暇なんてないでしょって話なのです。

さも事情通を気取った方が、石破の次は茂木?なぁ〜んて書いてたけれど、矢継ぎ早に大老や将軍様を挿げ替えたって結局、江戸幕府は終わり維新の世の中になっちゃったでしよ?
問題は…そんな些末な話じゃないのよ。もう。

批判しながらも僕はそれでも学歴って奴を評価もしてた……。
しかし、ここ迄世の中が見えなくなってる官僚さんを観てると……おバカになる為にお勉強したんだとしか思えなくなっちまったのです。

もしかしたら?政府、官僚達の悪事なんて?とっくの昔に時代遅れになってたんじゃね?
面白くも何ともないから『噂する価値もなかった』んだろう……。

しかしね?ここに至って未だ調子こいてるから
『おイタと戯言は大概にしとけよ!』って本気で世の中の怒りを買ったのである。
この期に及んでの守旧派の能天気なハズし振りは……マリー・アントワネットに勝るとも劣らないレベルだと感じる。

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