サンチョパンサの憂鬱

富裕層の……

富裕層のグループ。年会費360万円。
その富裕層相手に……290万円のワクチンツアーを旅行会社が企画しているというニュースをみた。

ま、地獄の沙汰もカネ次第?の典型例なんだけど……。

綺麗事じゃなく……『命の問題』は基本的人権の核心。
カネもコネも抜け駆けは許さない❗というコンセンサスは最低限度の『人間の品性』だと思う……。

ツアー先の国民の接種チャンスをそれだけ奪う訳で……『おカネ様の権限拡大』にも制限かけなきゃね?……と思った。

『世も末』……という。

ソンナ、コンナの世も末の行いが横行し、蓄積していく社会の人心の荒廃は必ず……社会の一人一人に還元されていく……と何時だったか書いた。

別に仰々しく、仏教的な『因果応報』なんてのを持ち出さずとも……なにがあっても『演って良い事・悪い事』という線引きは再構築しなきゃ……悪徳の横行が際限なく蔓延し、当たり前になっていく。

昨日……僕のブログに珍しくコメントを頂いた。

読売新聞の人生相談に関する記事。
その相談者の余りにも『人間性欠如の感覚』に、その方も同じ……ショックと怒りを受けられた旨のコメントだった。

コレじゃイケないよね?ソレじゃイケないよね……と少しずつ少しずつ社会が常軌を失っていった結果の完成品見たいな人間?……そんな印象である。

カネの論理が少しずつ少しずつ『人間界の犯すべからず』を削り取って行く……。
あのアメリカさえ……今、バイデンが新自由主義の冷酷なカネの論理の修正を迫られてる。

欧州はとっくの昔に……『市場社会』にならぬ様に……舵を切った。
この国の今更の『自己責任』による市場主義経済は……完全な周回遅れ❗という実体を認知しなきゃ……江戸幕府の二の舞になるんじゃね?

人間 ∠ カネの価値観って世界じゃもう流行ってない❗のよ。
世界は市場主義経済・グローバリゼーションの終焉を見据えてその後の『ネクストシステム』の構築に走り出している。

歴史上……人間の命を越えてカネ・権力を優先させて無事に済んだ例は(人間も組織も国も)……無いのである。

富裕層さん達も……続けて、儲けて生きて行きたいなら『最低限の人間の道徳』は守った方が良いでしょう?……って話でした。
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