サンチョパンサの憂鬱

昼下がりのサンチョパンサ(2)……もしかしたら!の仮説

良くも悪くも……団塊の世代は、日本の思考や文化やファッション、ライフスタイルの潮流を次々作った年代……そしてとても『頑張り屋さん達』でもあった。

今、チラホラ世の中に出始めた世代は団塊ジュニア・ジュニアの人達である。
団塊ジュニアの世代は、一般教養的な基礎学力に???となる側面を持ち……『何故?』を考えなくなった創始者の年代かも知れない。

初代『友達見たいな親子関係』を推し進め完成させたのがジュニア世代。
ペルソナのみで出来た親子関係はスタンダードとなってしまった。

そしてジュニア・ジュニアの年代で『何故の要らない』、』結果と答のみ重宝』という結果大好き指向は完成を見た感あり……。

だからね……ジュニア・ジュニアの人達の意見にはその形成プロセスはない。
『ただ何となく、皆そんな空気だもん』……的な意見というより感覚という趣が強い。

様々な『不寛容』を考えていて……ふと思った?

気付いた?のは……団塊の世代の『国との闘い』、様々なセクトのアジテーション演説、安田講堂の立て籠もり闘争、赤軍派の浅間山荘事件……その逃走途中での『総括』と称するリンチ殺人……。

総て彼等の『ペルソナの仕業』だったんじゃないか?……と。

彼等の本音は全く違うところにあった気がする。セクトが『ブチブル』と批判した小市民的平和主義?そんなイメージのモノ……?
彼等は強迫観念を以てソレをひた隠し続けてたんじゃないか?……と。

ミュージックシーンもまた彼等が今の基礎を作ったけれど……。
音楽の力?とか音楽が奏でる愛と平和……なんてものにもいつも付いて回った『何処か?ぎこちないニュアンス』……ともすれば『こうあるべき!』的な…教条主義的な…ニオイ。

本意、本気、本心で『愛と平和・人権尊重、公平な民主主義』……そんなの彼等が信じ演じ生き抜いてきたのなら……『逃げ得』的に職場から呆気なく逃亡なのか?脱出なのか?、振り返りもせず、後は野となれ山となれ的に老後にヒタ走って閉じ籠もるなんてことする訳ないよね……?

友達見たいな関係?の子供達。フランクな関係の親子をペルソナで演じはしたが?
その年代の子供の心の孤独を本気で思いやったか?
その子達の食育知識とか?マナーとかの稚拙さを本気で叱ってやったか?……と様々問うて見れば、なんて冷たい『友達みたいな関係』なんだろう……?

ジュニアの子供のジュニア・ジュニア世代は『他者に真情を語れない』まま、三代目で『ペルソナ命教』を完成の域に到達させている。
彼等は実のところ絶えず怯えている。ペルソナが暴かれる事を…一番恐れているのである。

自分のホントの気持ち、ホントの夢、ホントの未来なんて見てる暇はないかの様である。
ひたすら『ペルソナ仕様に整える』事にばかり腐心する彼等……。

団塊の世代の皆様方……オジイチャン、オバアチャンとなった今……リア充ばかりに夢中にならずにね?暇を見つけたらお孫さんの年代に語り掛けて上げて下さいな……。

『そんなに心配いらないよ!』って。
実はね?……『私達もとても怖かったんだよ!』って。

『プチブル?……それって私の本心そのものじゃないの?!!』……怖くて堪らないからしらばっくれて仲間の一人や二人を責めても見せた……。
バレない様にバレない様にってそれはそれは怯えたもんさ!……ってね?
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