サンチョパンサの憂鬱

昼下がりのサンチョパンサ(2)……もしかしたら?の仮説2

前編で『団塊の世代は自分のペルソナに支配されてた』んじゃね?……という『仮説』を書いた。

『青雲の志・高い教養目指す学士』が『搾取を許さぬ革命戦士』となり、憎き敵と騒いだ相手の資本家企業家の配下となって次は『企業戦士』。
エコノミックアニマルと揶揄されながら『資本効率アップ命!』と働いた。

経済の流れが『鈍化した?』となるや、恥ずかしげもなく有利な退職条件に血道を上げて逃げ得ゲット。
そして……リア充振りを勝ち誇り…孫に小カネを与えて満足してる?……。

皆が皆なんて言ってませんよ。当然ね?
直訳しての批判は一切受け付けておりませんので悪しからず。

ざっと俯瞰して彼等の年代の経過を書けばそんな流れである。ソコに?『一貫性はあるんか?』と見れば……見事にチグハグなモザイク模様……『首尾一貫した人格表現』が全く見えて来ないのである。

彼等は戦前までの様な『ご立派・立身出世マニュアル』がない白紙状態にいきなり投げ出されたのだから?取り敢えず『学歴なきゃね?』だけが唯一の頼りだったのかも知れない。

後は『今?何が?トレンド?』と探りを入れての『今仕様のペルソナ』を被ること、ソレが唯一頼れる生き方だったのかも知れない。

『今の若いモン』って言うけれど、若いモンはいきなり彼等の『自己責任だけ』で出来上がってはいないんじゃね?……って言いたかったのです。祖父、祖母が居て親在っての流れから今の若いモンの彼らがある……。

偏差値とか?カネとか?年収とか?数量化、可視化出来る価値。
ソレを支える『人格的地力』という点で、団塊の世代って日本の歴史上稀に見る劣化を招いた『無節度流家元世代』なのかもね?……と思った次第である。

ある程度、ペルソナは必要である。
何でも直言居士ならばそこら中諍いは絶え間なく起こる。しかし『人格の芯』までペルソナに支配されたら……何の為の人生か?自分自身が行方不明になっちゃうよね?

今の若いモン達……三十歳過ぎて本番の人生に入った時……そこから長い長い人生を走り抜けるだけの人格的地力はないかもよ?

薄っぺらいペルソナで他者目線の自己管理。
『今は皆が……』と老人の様にプライベートスペースで『傷付かないネット社会』に引き籠もる人は多い。

ソレは団塊の世代がやってきたペルソナの被り変えの生き方の延長線上の産物なのです。
団塊の世代の歴史は『脈絡なき変節漢?』を演ってきたという罪深き一面があることは否めない……。

今時……リア充なんて時代遅れです。
勇気をもって再び社会の中にお出掛けなさい。
そして昔『あなた達の親が教えてくれた常識』って奴を若いモンに話し聞かせるのが……今時の老人のトレンドなのですよ!!……そんな煽りを仕掛けてやろうかな?……と企んでる次第です。

冗談はさておき、『そんなペルソナ』を今の老人が被ったら……結構イケてる人生になると思いますよ?団塊の世代の皆さん!!

あなた達には今の若いモンという『失敗作』に対する責任があるのですから……ね?
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