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サンチョパンサの憂鬱

昼下がりのサンチョパンサ(2)……直感・実感と実態に生きる時……

ワガママ、非礼に徹してブログ書かせて頂いております。
先ず、フォロー、イイネ等に対しての返礼まで一切欠いておりますこと……お詫びいたします。

備忘録として時々の自分の心理記録という原点回帰に徹しよう!とのワガママです。虚礼、儀礼でこなすことこそ、より失礼だとの考えからです。平にご容赦下さいませ……。


虚実という言葉がある様に……総てが?実態に即してというのは人間社会では無理がある。
ソレを理解した上で……それでも今の社会は余りにも『虚偽』ばかりが世渡りの方便として幅を利かせすぎていると感じる。

『国民の為に!』という言葉は我が意を押し通す為の単なる枕詞……国民の皆様の中で、それを知らぬ者は居ない。

ニューヨークダウは一晩で暴落し、その翌日には暴騰する。どこにも『経済の実態』の姿はなく、投資家達の『思惑の変化』を表すのみ。

しかし現実は、その虚構の思惑で決まったガソリン代を払いながら僕達は車を走らせ生きている。
それで『上手くいっている間』は良かったけれど……その虚構が『実際に生きている自然人』の暮らしを棄損する面が大きくなり過ぎたのが今の時代だと思う……。

何でも『証券化』され現実の需要供給の実態を離れて値は釣り上げられていく。
『権利の売買』というマネーゲームで決められたプライスを実体経済を生きる人々が払い続けることの『無理』が自然人を弱者へと、遂には死にまで追い立てている現代……。

それは何も経済的暮らしの問題だけではなく……『演技性同調』と人間本来の『情緒的同感』が判然としない社会となった。

悪貨が良貨を駆逐する様に……現実社会に紛れ込み垂れ流される『噓と虚構』が人間の基本的信頼感情を侵蝕してしまった……。

ウクライナにおける民間人、兵士達の死を悲惨過ぎる!と人は悼んで見せる。

一方でこの国ニッポンで……ウクライナのロシア兵の死者数と同じ2万人の命が……平和を装った日常の暮らしの中で『自殺』によって失われている。

ウクライナの戦争は何時かは終わる。
ニッポンの自殺者の数は一年。
放置すれば毎年のことである。
今のままなら毎年毎年、失われる命の数は積み上がっていく。

他国の『戦争の悲惨』も悲惨。
しかし戦争もない、『国民の為に!』頑張っている政府、『青少年の為に!』と日々努力してる教育界隈の人間達の努力?を他所に……人々が自分の命を自分で奪わざるを得なくなる社会ってのは悲惨じゃないのだろうか?

ニッポンの『噓・虚構が作り上げた生き地獄』は……武器も食料も支援しなくとも『嘘を止め』、本当のことを見て、本当のことを言いさえすれば解決へ向かう話だと思わないか?

上島竜兵さん、渡辺裕之さんの死を思うとき……真面目に生きてる人には『カネも名声も』自分の命の防波堤にはならないのだと思った。

『自分に対する自分の本当の気持ち』だけが自分を支え困難を超えさせるのだと感じた。
嘘がいつの間にか大きな顔して『人間の本当』を踏み躙っていく風景……『嘘』は平穏で平和な顔して静かに悲惨を実行していくのである。
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