そこへ至る迄の前段ってのによってその評価は全く別れるのである。
不安という奴は正体がない。そりゃ正体なんぞある訳がない。頭の中で捏ね回してる妄想が生むモノであり実体は何一つ無いのである。
そうなると……寂しくなる。とても。
後でなら分かるけれど……その時は、誰でも良い。側に誰か居て欲しいのである。そうすると、何の取り柄の無いおバカさんでも凄く頼り甲斐がある様に錯覚するのである。
そうすると、自然に相手はどんなおバカさんでも支配的で優位なメンタルを持つ様になる。何故か?理由は簡単で『自分が媚びる様になる』からである。
そんな関係は良い事も多少はあるけれど殆どがマイナス的な事ばかりが起きる。媚びる事による当然の帰結で、持ち出し過多となる。
勘違いした支配者気取りが好き勝手やる。そのマイナスを埋めるのに自分は東奔西走する羽目となる。
『志願した奴隷』の様に、自分から奴隷的役割に走り回るの図……。
リアルタイムではその原因が自分のメンタルにある事など想像も出来ないから不思議である。依存症者と共依存者の関係はそんな感じである。
日常の中にもそんな支配と被支配の関係はそこら中にある……。
流石に笑えない事ばかり起き続けるとそんなメカニズムが嫌でも見えてくる。
何故?あんなに無礼をされる?
何故落ち度ある相手が威張ってる?
何故悪い相手が謝らない?何故?何故?……と思考する内に……全ての根幹に自分のメンタルが影響している!と気付くのである。
自分が呼び込んでいる?のだと……。
結果、マイナス多く何時も不利を抱え込む。そして不安……その悪循環なのだ!と気付いたのだった。
そしてやっと『本意・本望の術開眼』となった。
少しでもメンタルがザワツキ落ち着かない、腑に落ちない事は……手を出さない。既に関わっているなら、直ちに手を引く……。
みすみすマイナスを作る位なら、何もナッシング!その結果のゼロはとても素晴らしいじゃないか!……と思った。
先回りしては連絡し、相手の不測の事態を心配しては駆け回る事を止めた。
『相手の事なのだ!』困れば自分から動くだろう?……そんなスタンスになった。能天気な相手は、分かり切ってた事を、その場になって慌てフタメク。
マイナスはその原因を作った者が引き取るという……『当たり前のルール』はこんなにも平穏をくれるのか?……自分はノープロブレム、ナッシングのゼロである。なんて心地良いのだろう……。
エントロピーは激減した。建設的に取り組んだ事がそのままプラスとしてカウントされるのは当たり前の事なのに
とても喜べるのである。
ノープロブレムのゼロ。その素晴らしさ……『無事の大切さ』が何かを稼ぐ前に、必ず頭に浮かぶ。
遅まきながら何かプラスを狙う前に……不用意なマイナスを防ぐという事の大切さを知った訳だけど……。
自分の弱さを思い知ったから……ゼロである事の素晴らしさに気付けた。
この流れは悪くない!と思った。
力の無い者も……マイナスを発生させない事なら何とか出来る。
ゼロを死守すれば、降り落ちてくるプラスは僅かでも、……必ず積もっていくという安心感……。
ゼロを嘆くも喜ぶも……人のメンタル具合によるのである……。
細心のゼロは……プラスを担保してくれる。
欲得のゼロは……未来に焦りと底無しのマイナスを呼ぶって事。
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