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サンチョパンサの憂鬱

所感?・所信?……4

文意、文脈を読まず単語、短いセンテンスのみ取り上げて強く反応する風潮故、コレから書く会社やCMに何らの他意はない事をお断りしておきます……ね?

『♫……しなきゃなんて嘘さ』、『しなきゃなんて無いさ』……『らしく生きて良いのさ……♫』
と流れるCMはとても空々しく聞こえてしまうのである。(ゴメンナサイ!)

♫…払わなきゃ駄目さ、払わなきゃアウトさ♫なぁ~んて調子で50%近くの税金、社会保障費を差っ引いてしまうお代官様……。
肝心なのは残った可処分所得で何かを買うたびにまたまた10%を取り上げるという悪代官(官僚)蔓延るこのお国柄……。

子ども達は、親やセンセに早い内から空気で脅され下らない一つの失敗で押される烙印に戦々恐々としながら育つ。

大人達とくれば
♫……隣を横目でチラリと覗き自分の道を確かめる……♫(泉谷しげる 春夏秋冬の一節)
といった調子で暗黙の同調圧力で呼吸困難かのような日々を過ごしてる。

人の群れから外れるのは怖く、だから?人が落伍していくのを心待ちにしている?……そんな日々に『らしく』なんて一体何処にある……?

僕の住む地方都市。カネを配りまくって失職した国会議員がいた。彼が若い頃頼まれて演説会場に付き合った事がある。惚れ惚れするくらい演説が上手いのよぉ〜なぁ~んて異口同音にオジサン、オバサンたちが褒めそやしてた。

いざ実際、ソイツの演説を聞けば中坊の生徒会立候補演説と大差ない『キレイ綺麗なお題目』を次々に羅列しただけというお粗末極まりないものだった。

その時以来……大抵のエライ人っていうのは唐突にキレイなだけの結論を持ち出すんだなぁ?そしてまた、大の大人達はそれを歓ぶんだぁ?と認識したのだった。
僕にとっては彼のスピーチは『言語明瞭 意味皆無』だけだった。


その流れは今に至るまで。
自民党の『刷新?』と称する奴も『信頼回復に努めて参ります?』という綺麗な(本人達だけが積もり)の目標を口にして終わる。

教育委員会の反省も警察の失態のお詫びも、国民の皆様の『信頼回復に務める?』って仰る。

気付きませんか?そろそろ。

責任ある大人達が不祥事カマシといては、今度はチャントする!って言うんだけど彼等の反省にはどう演って正すのか?その『How to』が一切ないのである。

『どうやって?』を語らず『反省』という単語を口にしてチャンチャンと幕引きするスタイルはスッカリこの国の伝統芸能となってしまっている。

打ち揃って頭を下げるその『儀式』には如何ほどの意味があるのだろう……?
名古屋の教育委員会に至っては賄賂好きの悪代官そのものなんじゃね?

河村市長いわく徹底的に調査する?
そんでどうすんの?……これがね無いのよね。

何故?分数の割り算は逆数を乗するのか?
コレを考えさせないのである。
ひょっとすると?教えてる教師さえちゃんと説明出来ないかもね?

答えだけ先に教えて『そのプロセスの何故?』を教えない楽で無意味なだけの授業……。
だから『How to……』を考える力が教師にも生徒にもないのだろうなぁ?

今迄も、コレからも……物事はすべからく『プロセスにしか意味は無い』のです。
結果?……一番分かり切ってる結論は?
『皆、何時か必ず死ぬ』という結果です。

しなきゃなんて『あるのです』……。
しなきゃなんて嘘なんだけど厳然と『あるのです』……。
んじゃね?『どう演って?』その綺麗な結論に到達する為のプロセスを創るか?

ソレこそが『人間が生きて考える意味あること』なのである……。


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