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サンチョパンサの憂鬱

実際の……

実際の犯罪は……別にしての話です。

人は……何かと犯人を見付けて安心をする。時として犯人を仕立て上げてまで……。

先日……『シンプル』の重要性を書いたけど……。
ベクトルが未来向きの人は、様々な要素を整理、取捨選択して単純明快な方法論を探りだす……と。

さて、この『犯人探し』ってのもシンプル?かと言えば否❗❗……全く似て非なるモノである。
深く思考することなく、安直にレッテルを貼って安心するのである。

元来、引け目とか後ろめたさなんぞ全く感じる必要が無いコロナ罹患者。
そりゃ自分だって罹患してしまえばそんな気持ちにもなるだろう?

ソコを『見抜いて攻撃開始❗❗』……の正義の凡庸者達が……コロナ全部の責任がその人にあるかの様な雰囲気を醸し出すのである。

『犯人の一丁上がり❗』である。

自民党の離党者三人組。公明党もお一人。このご時世に同伴出勤して銀座巡り
……確かに誉められた話じゃない❗

自民党、公明党の与党のチグハグな政策によって死者まで増やした事実や、如何なものか?の大御所達の夜の振る舞い……その大きな失態の全ての犯人かの如く、四人は扱われてる。

『国民の皆様の信頼を裏切り……』と誰が怒り、謝罪してんの?って話。
ワイドショーのスキャンダラスな扱いが何かをボヤカシていく……。
もっと大きな『諸悪の根源的な犯人達』はこれで枕を高くして眠る……の図。

『犯人探し』は短絡と凡庸の極みなのである。初めから的を外してる事をシンプルとは言わない。

『愚かな安直な迷走』が事の本質を『簡略化』し、深刻極まりない状況が『簡単で単純な話』となり、世の中に段落をつける流れ……。

その安直さが『小泉さんカッコ良い❗❗』……と持て囃し……『自己責任❗の新自由主義』を定着させた事実。
『三方一両損?』……という呪文一つで
『家庭に介護地獄』をもたらした流れ。

一方で官民一体のファミリー企業は復活し更に隙あらばとコロナ禍でも自己増殖……。
彼等の『損』って一体何だったのだろう?

『真犯人は何処にいる?』……そうやって過ごし来た僕達民衆は……遥か後になって
『騙された❗❗❗』と恥も外聞もなく自分にエクスキューズするのである……。


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