天空海闊

ことば

・・・・・・

世界は、ことば、啓示、精神を求めて戦い、
人間の口びるから永遠の経験を明るく告げる。

・・・・・

ことばと音の結びつくところ、
歌のひびくところ、芸術の花ひらくところでは、
必ず世界の意味、
全存在の意味が新たにかたちづくられる。

どの歌も、どの本も、
どの絵も、みな示現であり、
命の統一を実現しようとする
新しい、千番めの試みである。
  
                ヘルマン・ヘッセ



*台風5号の風音を聴きながらテレビに見入る。
最近、新しい歌や芸術の躍動が以前ほど感じられない。
私自身の精神的怠慢なのか、時代の流れの中での
素材の枯渇なのか? 危惧している。

コメント一覧

手風
ようこそ! 笑

たしかに、現実から浮遊しすぎると危ないですね。

趣味程度なら清涼飲料水になりますよ ♪
goya
「ここも所詮バーチャルですから^^」
辻風さんのほうが正しいのでしょうね。
辻風
そうですか?
どちらも真実のような気がします。
ここも所詮バーチャルですから^^
goya
少し…大分です。
内容に偽りがあるのです。
捨てたかったけど、捨てきれなかったのが真実。
こんなこと書いて、とても後悔しています。
辻風
>実際、それに近い生活をしてたのですが
それは羨ましい・・・
私の求道的生活?時分、
風が異様に強いので台風だと分かったり、
寝袋一つで生きて行けました。
夜は星が自分に語りかけて来るような気が
したものです。
goya
この頃思うのです。

昔、画家に憧れて、
全てを捨てられると思ってたことがあります。
実際、それに近い生活をしてたのですが(懐)?

今もどこかで燻っている思い捨てきれず、
内向していく別の私がいるのですが、
でも、一度知った蜜の味
振り切るのは凄いエネルギーがいるようですね。
これが、普通の人の所以でしょうか。
豊かな社会の中、ほとんどの人は蜜の味を知っていて、
例えば、
「台風5号の風音を聴きながらテレビに見入る」ような(笑)
もがいても(それを求めない社会もあるのですが)
抜け出せないのでしょう。
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