注ごう
涙を
その肩に
嘆きや失意
哀しみや憎しみのすべて
楽しみや喜び
愛や希望のすべてを
打ち明けよう
我等小さな者であるが
無下にされることはない
奏でよう
貧しさを
豊かさを
高いところで
御許に近いところで
想いのかぎり
闇や嵐の只中にあっても
陽は必ず射してくるように
本当にすべてを注ぐとき
それが無駄に終わることは無く
その栄光の片鱗を
必ず観る事ができる
大霊と成られた方は
我等より
遥かに寛容で
義理堅く
その肩は
無尽蔵である