表紙の埃をはらい
そっと開くと
顔と顔から 笑顔が放たれ
命がこぼれた
寄り添い 抱かれ
眼差しは未来に注がれている
だが それも束の間・・
人は 風雨にさらされ
寒さにしおれた花
忘れられ 波に洗われ
砂にたたずむ サンダルのようだ
なぜこれほどの仕打ちを・・
一瞬 天を呪い
熱いものがこみあげる
・・・・・
でも 思い出してください
それでも人は人でよかったと
思えるときが訪れるのです
そのときの満面のほほえみは
あなたのこころをすべて照らして
くれるのです
そうです もう一度
思い出してください
あなたは それを知っており
こうして 来たのですから
*雑念恐怖症?でアルバムの整理が進みません。(笑
おくりびと
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