明日は夏休み

1968年生まれ夫婦(ようこちゃんと夫)がリタイア後のハッピーライフを記録するためにブログを立ち上げました。

離島100巡り 30/100 姫島

2025-02-09 21:00:00 | 日記
おはようございます。今日はいい天気になりそうです。
大分県、国東半島の先にある詩情と伝説につつまれた姫島へ行きます。
久しぶりの離島巡り、島一つで姫島村を維持しています。車海老の養殖で栄えているのかな?

道の駅くにみから伊美港へ移動してきました。

フェリー乗り場の無料駐車場に車を停めます。


伊美港


待合所の中
大人往復1,160円の乗船券を購入し、7時30分発のフェリーを待ちます。


港から姫島を臨む。
朝焼けの海が美しい。


姫島行きのフェリーです。
姫島から島の方々がたくさん降りてきました。


フェリーから見る姫島


姫島港フェリー待合所


フェリー乗り場


フェリー乗り場から北、観音崎へ進みます。


道の側に島の八十八ケ所巡りのお地蔵さんがあります。
離島あるあるですね。 
     

島の所々にトイレが設置してあります。
結構多いです。私たちが島を歩いている間に、島の方が清掃して回っていました。ありがたい。


観音崎はこの上


階段を登ります。


観音崎にある千人堂


姫島七不思議の1つ。
大晦日の夜、債鬼に追われた善人を千人かくまうことができるという伝説があります。


周りには黒曜石がたくさん


観音崎の一帯にも八十八ケ所巡りのお地蔵さんがたくさん。




戻ってきました。


姫島七不思議の2つ目、浮洲です。


沖合の小さな洲に漁業の神様、高部様を祀っており、高部様と鳥居は高潮やしけの時でも決して海水に浸かることがないという謂れがあります。


対岸に山口県がよく見えます。最高の天気です。

一旦港付近まで戻り、8時オープンのまるい商事店で自転車を借りて島を時計回りにぐるっと周ります。


姫島七不思議の3つ目、逆柳。
お姫様が使った柳の楊枝を土中に逆さまに挿したところ、芽を出したと言う伝説で、立派な柳です。


姫島七不思議の4つ目、かねつけ石。
別名おはぐろ石ともいう。お姫様がおはぐろをつける時、石の上に猪口と筆を置いたところ、その跡ができたという伝説ですが、お猪口の跡は、はっきり分かりますが、筆は良く分かりませんでした。


この石に丸い跡がついていました。


姫島七不思議の5つ目、拍子水。
お姫様が、おはぐろをつけた後、口をゆすごうとしたが水がなく、手拍子を打って祈ったところ、水が湧き出したという伝説があります。


鉄分が多いのか赤茶けた色に。


約25度の炭酸水素塩泉がこんこんと湧き出していました。


すぐ横に拍子水温泉があり、村内外の多くの人に利用されているそうです。
村外人 310円


比売語曽社の由来


比売語曽社


姫島七不思議の6つ目、浮田。

大昔、池に棲んでいた大蛇を誤って埋めてしまった為、大蛇の怒りで田が揺れるという謂れがあります。
ここから逃れた雄の大蛇は、平郡島に渡ったとの事😳 この前行った平郡島に蛇伝説ありました。凄い🤩繋がった‼️


途中の草むらで日向ぼっこをしていた猫ちゃん。


姫島七不思議の7つ目、阿弥陀牡蠣。
灯台の下の海蝕洞窟内に牡蠣が群棲し、海水に浸かることがなく、食べると腹痛を起こすといわれています。その牡蠣が阿弥陀三尊の形に似ているので、阿弥陀牡蠣と言われています。(海蝕洞窟は海からしか見ることができません)


姫島灯台の駐車場


自転車を停めて坂道を登ります。


台風により倒木したオオシマサクラを伐採したところ、ハートの切り株が現れたそうです。
これもお姫様の神秘が生み出したものであると言われています。




姫島灯台
左の建物は灯台守の住居だったようです。


かっこいい灯台です。




対岸の国東半島、連なる山々が見えます。


遠くに見えるのは四国、愛媛県でしょうか。


灯台からの景色を満喫した後は、島の南側の海岸線の「ひめしまブルーライン」を走ります。


車えびの養殖場
塩田跡地を利用して始められた車えびの養殖は沿岸漁業と並ぶ村の基幹産業で、「姫島車えび」として全国に知られているそうです。
島の食事処や旅館では予約をしておくと車えびのしゃぶしゃぶが食べられます。


大海のコンボリュートラミナ(県指定天然記念物)
地層のうねり、大地の力を感じます。


強い向かい風の中、南側の海岸沿いを自転車で走ります。
海が青い。


このあたり一帯、面白い地層がみられます。


姫島海水浴場
きれいな砂浜で、海水浴の施設が完備されているようです。

一旦港付近まで戻り、姫島庄屋古庄家に行ってみます。


姫島庄屋古庄家。門の左側は郵便局舎として使われていたそうです。


古庄家屋敷


昔使っていたお殿様が使うような食器


土間
立派なお屋敷がそのまま残っていて、無料で中を見学できます。

まるい商事に自転車をお返しして、歩いて近くの神社へ。


大帯八幡社


立派な門構えですね。


本殿でしょうか。

11時35分発のフェリーに乗りたいので、11時オープンの店で昼食を摂ることは難しそう。


すでにオープンしているハンバーガー屋さんがあったので、そこでハンバーガーを注文することにしましょう。


ザクザクバーガー 
姫島産の車えび、タコ、玉ねぎ、幻の2日ひじき、鯛が入っているようです。楽しみ💕
タコフライ串も1本頼みました。


出来上がったザクザクバーガーとタコフライ串を港近くの公園でいただきます。
左はキツネのお面(まるい商事で1000円)姫島の盆踊りで、子供たちが化粧して踊るそうで、大人気みたいです。

ザクザクバーガーは本当に具が全てザクザクでいろんな味がして👍
タコフライ串はタコがプリプリで旨味と噛みごたえがあって美味しかったです。


港の前の広場からは姫島で一番高い矢筈岳(266m)がくっきり見えます。


観光レンタカー(2人乗り)


観光案内所で借りられるようです。


待合所に戻りました。


11時35分発のフェリーに乗り込みます。

さて、これからは国東半島の中心且つ、最高峰である両子山(ふたごやま)登山です。姫島からよく見えていました。
登山口に両子寺(ふたごじ)があるので、ナビをセットして向かいます。


寒波の影響で、雪がたくさん積もっています。


道路の凍結に注意しながら山道を進みます。


無事、両子寺の駐車場に到着。


駐車場にはトイレもあります。


登山の準備をしてまずは両子寺へ向かう石段を上ります。




両子寺


護摩堂


鐘撞堂


本堂


住職さんに登山口を教えてもらいました。登山口はこの奥だそうです。


このロープを超えて進みます。


登山道はまっすぐ。


坂の雪道をひたすら進みます。


道が落下物で盛り上がったところに雪が積もっています。
トレース通りに進みます。


もうすぐ山頂なのか、ひらけてきました。


両子山山頂(721m)到着です。






おおっ、北側の海に先ほどまでいた姫島が見えます。感動です。


姫島を臨む


山頂にはテレビ塔などたくさんの建物があります。




南方向には由布岳と鶴見岳かな。


登ってきた道とは違う、お山巡りができる方へ下山。雪が深くて激下りです。


枯葉の上に雪が積もって滑ります。




大きな岩がゴツゴツしてきました。


鬼の背割
昔、千徳坊と云う大力僧がこの大岩を背で割って通路をあけたという謂れがあります。


大きな岩がパカっと割れています。


ムムッ❗️大き過ぎてびくともしません。


鬼の背割を通ると岩に沢山の観音様が。


鬼の背割から下ると登ってきた車道に出ました。
再度鬼の背割まで登り直して、百体観音を目指します。
トレースがないので、目印のリボンを探しながら進みます。


観音様があちこちに現れ始めました。


斜面は滑らないよう気をつけて。


針の耳
岩が折り重なり、その穴を通るのがあたかも針に糸を通すごとく難しいという謂れがあります。




入り口は狭い。抜けられるか。


中は斜面になっていて滑りそうだけど、無事通れました。


針の耳を通ると百体観音が。



岩の窪みに観音様


そろそろ奥の院が見えて来るかな。


これまた急な下り坂。


奥の院に到着
大岩の下の窪みに差し込む様に建てた本殿です。


左奥に扉が。


洞窟の中に千手観音と不老不死の霊水があるようです。
微かに電気が付いていたのですが、暗くて霊水はわかりませんでした。


本堂の右奥も岩にめり込んでいるような造りです。


立派な奥の院を参拝しました。


奥の院への鳥居


少し下ると大講堂があります。




大講堂


下山してきました。


国宝の仁王像を遠目で見られるところまで参道を下り、駐車場へ戻ります。

明日の由布岳登山に備えて、登山口へ向かいます。


正面は鶴見岳のようです。


別府の町から山へ向かう「やまなみハイウェイ」
坊主地獄などの名所が周りにあります。


由布岳かな。


由布岳正面登山口に到着。


頂上が夕日に照らされてかっこいい。周りも開けて雄大な景色です。
今日はこの登山口の駐車場で、車中泊です。


今日は姫島で購入したタコカレーを晩御飯でいただきまーす。

お味は・・・しっかりシーフードのテイストでカレーにコクもあったのですが、肝心のタコは探すのが大変なくらい細切れすぎでした。なんか残念な感じ😔

今日は姫島、両子山と充実した1日でした。明日の由布岳登山に備え、早めに就寝です。おやすみなさい。😴💤

【本日の会計】
乗船券     2,320円 2人分往復
レンタサイクル  600円 2時間2台
土産      1,870円
昼食代     1,100円 ザクザクバーガー タコフライ串
両子寺      600円
買物代      895円

【本日の宿泊】
場所 由布岳正面登山口駐車場
環境 景色が最高
   トイレは閉鎖中。仮設置型のトイレが男女1つずつ置いてあったのですが、ペーパー無し。
   水洗ポンプは凍結して使用不可。
   日曜日だったためか、夜遅くまで裏山で雪遊びをしていた様で騒々しかった。