保険会社の補償が絡み、事故と病に因果関係なしと言われ続け、どれだけ苦しめられたことか。
自分と関係のないことに、社会はとても冷たくて、無関心で、殆ど無かったことのように切り捨てられます。
被害者になって、その世間の無関心に、たまらないほどの虚しさを覚え、悲しかったことを思い出します。
ワクチン接種後に亡くなっている人がこんなにいるんです。
色んな意見に耳を傾けないと、誰も守ってくれないし、自分や自分の大切な人が被害者にならないとも限りません。
どの人の命も尊い命なんです。
被害者にならないと気付けないのは、悲しいことです。
ワクチンを打つなとは言わないし、コロナになるのが怖くてたまらない人には、医者でもない私がワクチンの危険性を伝えたりできないけど、こんなこともあるんだよと知ることは大切だと思います。
そして、ワクチンを打ったからコロナにならない事もなく、ワクチンを打った多くの人がコロナになってます。
大切な人を守るためワクチンを打ちましょうなんて、この遺族の涙を見たら、もう言わないでほしいとさえ思いました。
お山にお詣りしている時、珍しい方から電話がありました。
かつて、脳脊髄液減少症で苦しんだ時、知り合った弟のような青年です。
彼は泣きながらワクチン被害者の話をして、脳脊のあの時の厚労省の対応と何も変わってないと声を詰まらせます。
そして、被害者が可哀想で泣けてきて、この想いを私なら共有できると思ってと話します。
何年ぶりだろう。もう7.8年ぶりかもしれない。
その珍しい電話が11月のお詣りで、お山にいる時にかかってきたから、少し驚きました。
僕は自分の子供も、子供の周りにいる子供の友達も皆んな大切で、その未来を担う子供達にまで、何も分からないまま接種させようとする社会の状況がたまらないんだと、声を詰まらせて泣くのです。
愛の反対は無関心です。
弟のように思ってる彼は、昔から愛の溢れる青年でした。
彼を淡路島の先生に繋げてあげ、その後長年通われて、ゆっくり回復して、数年前、結婚して子供が今4歳だと話してくれました。
完治とまではいかないけど、かなり回復されたようで、本当に良かったなと思います。
本当に優しい青年で、彼みたいに優しくはなれないけど、ワクチン被害者にまで想いを馳せる彼の心に泣けてきました。
自分が脳脊で苦しんだみたいに、ワクチン後遺症で苦しんでる人が沢山いるんだよ、おかしいよこれと言って電話口で泣くのです。
お山にいる時だったから、神様が繋げてくれたのかな、なんて思ったりしました。
めいいっぱい脳脊で苦しんだから、ワクチン被害者の苦しみが他人事とは思えないんだと思います。
自分の子供は自分で守らなきゃいけないから、まだ何の分別もつかない4歳の子に、私ならワクチンを打たせないから、周りに何を言われても、貴方のその感覚を大切にねと話しました。
人の行動は指図出来ないし、逆に指図されるのも嫌だから、ワクチンを打つなとも、打てとも言わないけど、このワクチン被害者遺族の涙をみて、予想だにしないまま、被害者になってしまった方への救済は、因果関係なしで切り捨てるんじゃなく、せめてしっかりしてあげて欲しいと思いました。
大切な命、尊い命を守るために、あらゆる情報を得ることは大切です。
最後に、色々書きましたが、ワクチン賛成派でも反対派でもないですから。
お山には季節はずれの桜が咲いてました。
こうしてお詣りできるのも、あの時に助けて貰った命があるからなので、この命を大切にしようと思います。