第53番札所圓明寺は松山市内にある八つの寺の一番最後の霊場となります。
「和気の円明さん」として地域の人に愛され、江戸時代には弾圧されていた隠れキリシタンをあたたかく見守っていたお寺だったようです。
「和気(わけ)」という地名は、4~5世紀の大和時代に「和気氏」という豪族がこの地域に定住したことがきっかけで名づけられたようです。
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御本尊 阿弥陀如来
本尊真言 おん あみりた ていぜい からうん
ご詠歌 来迎の弥陀の光の圓明寺 照りそふ影は夜な夜なの月
本堂です。
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境内には、鐘楼・門珠堂・閻魔堂・宮殿・観音堂・弁財天・納経所が並びます。
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大師堂です。
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大師堂の上をみると天上画があり、色鮮やかでした!
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大師堂の脇にはマリア像らしきものが浮き彫りにされたキリシタン灯籠があります。
キリシタンの信仰したものだと推測されています。
キリシタン禁制の時代、この地方にはキリスト教信者が多くいて、寺では隠れ信者の礼拝を黙認していたようです。
全ての人を包み込むこのお寺の優しさを垣間見ることができます。
私はキリスト教も仏教も神道も、元を辿れば大いなる天の中心の神様に辿り着くと思っています。
その大元の大いなる神様は唯一無二だとも思っていて、その一が渦になり根源神の教えを伝えたり、根源神をお護りしたりしたりしている存在がいて、その存在も神様となって人を導いてくれている信じています。
それでも根源神は唯一無二だと思うのです。
根源神は、人間が生まれる時に、わけ御魂を授けてくれ、親神様をつけ、氏神様に預けこの地球に人を送り出してくれたのだと信じています。
そう考えると、皆んな繋がっていて、皆んな兄弟で、宗教戦争を含む争いやなんかは神様を悲しませる事なんじゃないかなと思ってます。
そして渦の中心に戻ってくる事を、過保護でない大いなる愛で見守って待っていてくださって、渦から離れる人の行動を悲しんでいるんだと。。。
空想が過ぎました。笑
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大正時代にアメリカ人巡礼者(シカゴ大学・スタール博士)によって発見された銅製の納め札は、江戸時代初期、慶安3年(1650年)の銘があり、「遍路」の文字が記されている最古の納札といわれています。
それ以前は辺路修行を意味する「辺路」を用いており、弘法大師の霊跡をたどる遍路という巡礼の旅が、江戸時代初期に始まっていたことの証にもなっています。
不動明王様がいらっしゃいます。
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お不動さんの石像の横に鳥居があり、弁財天様が祀られているようでお詣りさせていただきました。
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お不動さんの石像の横に鳥居があり、弁財天様が祀られているようでお詣りさせていただきました。
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コンパクトなお寺でありますが、宗教が歩んできた歴史を考えさせてくれるお寺でありました。
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この日は1日で8つのお寺を周りました。
近いので可能なのですが流石に頭がこんがらがります。だからこそ復習が大切です。
松山市内から少し離れるのでハードな1日でしたが、松山市内を全て終わらす事が出来て良かったです。